エアロビクスというスポーツには競技部門も有りますが、
通常は一般の人が運動をする為のスポーツです。
けれどそれにもレベル分けが有って、レベルが高いのが上級者という事になります。
ではレベルが高いとは何を指すのでしょうか。
今現在のスポーツクラブではなんとなく、
難しいステップが出来る人が上級者だと思われてしまっている様な風潮が有ります。
けれど、エアロビクスは運動をする為の運動です。
高い運動強度で運動が出来る人ほど上級者なのではないでしょうか。
運動強度が高い動きというのは、スキルが高い動き、ということです。
そして、体力が有るからこそ高いスキルを持てるのです。
体力とは、筋力、持久力、柔軟性の事を言います。
基本動作を正しいフォームで、大きく、美しく、動き続けられる、というのが上級者です。
基本動作なら簡単じゃん、と思う人も居るかもしれませんが、これが実に奥が深く、
上級者になるのは長い道のりで、何年もかかる事だと思います。
スキルアップを目指してやっていると、
いつもいつも一年中ずっと基本動作しかやらなくても、飽きるヒマなど有りません。
体力をつけてスキルをアップするのですが、
同時に、高スキルを目指す事によって体力をつけていく、という事でも有ります。
という訳で、自分はインストラクターとしてレッスンで殆ど基本動作しかやりません。
そして、基本動作ばかりで飽きる、という事も有りません。
高いスキルを得るのは本当に長い道のりです。
例えば体操選手の美しい動きや、バレエでの美しい動きは、
体力(筋力、持久力、柔軟性)の裏付けが有って出来る事です。
他人から見て美しいと思われるような動きをするのは、大変な事です。
そういう訳で、本当の上級者というのは、
正しいフォームで、大きく、美しく、動き続けられる人の事、ということです。
具体的にどんな事なのか、サンプルがポンコツではありますが、動画で見てみてください。
あまり上手すぎる人のお手本を見るよりもずっと参考になると思います。
【動画】基本動作の解説
【動画】基本ルーティンのダメ出し動画
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