60歳とか70歳の人を見ていると、同じ年齢でも物凄く個人差が大きい事に気が付きます。
病気がちで弱々しい人も居れば、スタスタ歩いて元気に生きている人も居ます。
これは平たく言うと「身体が丈夫」かどうかの違いです。
あまり病気をしない丈夫な身体を持っているかどうか、
これは若い時から運動をしっかりしていたかどうかで随分違うものです。
さて、今、筋トレブームですね。
筋トレをするのは良い事です。
が、筋肉質になる、マッチョになる、かっこいい身体になる、
というのは素敵な事なので、どんどんやれば良いと思うのですが、
筋肥大だけにしか興味が無い、見た目だけにしか興味が無い筋トレをするのは、
とてももったいない事です。
肥大した筋肉は、トレーニングを止めるとどんどん落ちてゆきます。
いわゆる、多すぎる余分な筋肉は不要なので落ちてゆきます。
でも筋トレをするのは別に悪い事ではありません。
でも、せっかくやるのですから、一時的な見た目だけでなく、
丈夫な身体を作るという事も考えるべきです。
筋量だけでなく、筋力、筋持久力、筋肉の柔軟性も鍛えましょう。
トレーニングは、筋トレも有酸素運動もストレッチも、バランスよく行う必要が有ります。
こういうトレーニングをして出来た丈夫な身体は、一時的な筋肥大と違って一生モノです。
50歳を過ぎてもずっと若々しくいられるためにも、
病気をしても打ち勝つ丈夫さを得る為にも、
年齢が進んでも活動的でいられる為にも、
総合的なトレーニングをしておく必要が有ります。
せっかくジムに行っているのなら、筋トレも有酸素もストレッチもしましょう。
見た目だけでなく自分の身体の質を高めるべきです。
筋トレはやっただけ見た目が良くなりますが、
有酸素とストレッチはやっても見た目的にはあまり良く解りません。
だからやらないというのは間違っています。愚かです。
自分の身体です。鍛えるべきです。
体力というのは、筋力、持久力、柔軟性の事を言います。
どれも必要な事です。
バランス良く鍛えるべきです。
せっかくジムに行っているのですから。
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