令和2年9月23日 貴重な映像
死蔵されたまま出てこない映像
Youtubeを見ていると、昔のテレビの映像とか、色々と貴重な映像を見る事ができます。
ああ、良く録画して残しておいてくれたなあ、と、ありがたく思ったりします。
で、こういう映像、テレビ局のほうにはちゃんと保管されているかというと、保管されていなかったりします。
特に民放テレビなどは、どういうわけか、ちゃんと残していない事が多い様に思います。
NHKでは「NHKアーカイブ」ということをしていますが、民法は殆ど出来ていないように思います。
有料でも、見たい人がちゃんと見られる様にしてくれれば、と思うのですが、手間や予算が無いのでしょうか、、、。
なので、法的には負けですが、自分なりの屁理屈としては、「出してくれないから、こっちで勝手に残すのだ」という感じでしょうか。
さらに、もっと昔、ビデオテープが貴重品だった時代は、何度も使いまわしをして、古い映像はどんどん失われてしまっていたそうですね。
さて、自分の部屋の本棚にはたくさんのDVDが有ります。
その中には歌舞伎を録画したものがたくさんあります。
松竹が作った子会社で、伝統文化放送というものがありました。
そこの会社の歌舞伎チャンネルをCSで見ていたもので、録画がたくさん残っています。
このたくさんのDVDを見ながら、良く思います。
俺が死んだら誰かが見てくれるのだろうか、、、。
いや、そんな事は無いと思います。
昔、「徹子の部屋」で、中村メイコご夫妻がお話になっていましたが、
「こんなジジーとババーの写真なんか残したって、誰が見るんだよ」と。
それで、終活ということで、持ち物を殆ど処分なさり、少し小さな家に引っ越しをなさったのだそうです。
そうですよね、死んだら、ポイポイ捨てられるだけでしょう。
録画したものをYoutubeにアップするのは違法ですが、このまま捨ててしまうのもなんだか惜しく、
一応アップして、お咎めを受けるようならやめよう、と思い、アップしています。
伝統文化放送という会社は何年か前に解散しています。
そこが解散したからと言って、元々は松竹が興行した歌舞伎公演ですから、まずいのでしょうが、
もう亡くなった俳優さんの芝居を、どこかに死蔵されたまま世の中に出てこない映像を、
どこかに残しておいてやろうと、そんな気持ちでアップしています。
今のところ、著作権の警告などは受けておらず、このままずっと、俺が死んでも残ってくれたら、なんて思っています。
こういうものばかりアップしているので、もちろん収益化はできませんし、
宣伝するつもりもありませんが、
ああ懐かしいなあと思って見てくれる、「見たい人」たちに届けば、と思っています。
1000年も前の文献などは非常に貴重で、古文書から新しい事実が発見されたりしていますが、
さて、後世の人たちはどう思うでしょうか、、。
膨大な量の資料が残されていて、多すぎて何がなんだかわからないのではないでしょうか。
ただ、デジタルの資料というのは、1000年後にも残っているのでしょうか。
紙の文書は1000年前のものが残っていますが、HDDやDVDは100年後、200年後まで残れるのでしょうか、、、。
これらのメディアはまだ、出来てから100年経っていません。100年以上残るものなのかどうか、、、。
もし、このチャンネルが、ある日突然、無くなっていたら、ああ、そうなのか、とお察しください。
伝える順番
歌舞伎の演目
血が騒ぐ
はいそれまでよ
海外公演
お辰さん、女の心意気
さらば勘九郎
Japanese Jidaigeki の有る幸せ
日本の宝
ゆっくり味わう
サマーフェスティバル in 大阪
仏壇の小引き出しの中に
江戸時代の人のセンスが良すぎる件
でかしゃった、でかしゃった、政岡の慟哭
お辻さんの決断
今けーったよ
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