2005.08.04 たまにはこういう日も有るっす
あの映画観たいんだよね、あれ、
なに?
柳楽優弥のやつ。
ああ、「象になった少年」
違うって、
あ、違った、「象に乗った少年」だった。
違うっつーの。
という訳で、「星になった少年」観て来ました。
タイトルバックを観て不安がよぎり、その不安が的中してしまいましたねぇ、、、。
ちょっとひどいでしょう、あれは、、、。
なんでもただ作れば良いってもんじゃないんだし、原作を時系列のまま撮って繋げばいいってもんじゃないんだし、と、文句が山の様に出てきてしまいましたが、まあ、文句言うのはここまででやめときましょ。
相変わらず柳楽優弥君は良い顔、良い目してんのに、もったいない。
柳楽優弥君の次作に期待しましょうか。
その映画を観た二日前、海外組のいないA代表の北朝鮮戦、どんな戦い方をしてくれるかちょっと楽しみにしていたんですけどね、、、、。
見終わって、怒る気もせず無感動、無感想、ちょっと気が遠くなってただただテレビのスイッチを切ったのでありました。
たまにはこういう日も有る、とジーコが言っていたが、まあ、そうだわな。
そういう事にでもしておくしかないわなぁ。
んで、今日の中国戦。
田中達也の気迫は前から大好きだったので、彼には満足したけれど、試合中にパス練習しないよーに、宮本君、みんなに言っておいてね。
まあ、2回続けてこういう日も有るわなぁ、、、。
明後日に、ある舞台を観に行くんだけど、なんだか不安、、、。
2005.07.23 さらば勘九郎
俺はどうしてこんなにすぐ感激してしまうんだろうか。
芝居を観ては感激して夜も眠れず、映画を観ては感動して口もきけず、本を読んでは興奮して夜も眠れず、、、、。
ちょっとおかしいんじゃないの?つか、おかしいです、はい。
出版された時にすぐ買おうと思っていて忘れていた本をやっと買った。
「さらば勘九郎」(小松成美 幻冬舎)
読み始めたら興奮してきて、どんどんどんどん興奮してきて、朝まで眠れなくなってしまった。とうとう朝まで読み続けてしまった、、、。
ニューヨークでの興奮、ベビーギャングと言われ、生意気な役者と言われていた頃のこと、七之助の事件、、、。
歌舞伎好きな人間はご贔屓の役者を家族か親戚の様に思っている様な所が有って、「おじいさんにそっくりになって来たねぇ」なんて言っては目を細めたりするものです。
そんな気持ちが有るからでしょう、密着取材して書かれたこの本を読んでいて、手に取るように目に浮かんで来ては夢中になって興奮してしまうんだろうなぁ、、、。
勘九郎は常々、今生きている作家に書いて貰った歌舞伎を上演する事にこだわっているけれど、五代目中村勘九郎が生きていたこの時代に自分も生きて歌舞伎を観られた事を感謝する気持ちになってしまいました。
勘九郎(十八代目勘三郎)が好きな人ならお勧めの本です。
2005.07.19 江戸を歩く
散歩って結構好きなんですよね。
夜中に頭が煮詰まった時に、ちょこっと品川まで散歩してみたり、誰かの家に遊びに行った帰りに、知らない町をず~っと歩いてみたり、、、、。
夜中に品川を歩きながら、JRの線路の向こうは江戸時代は海だったんだなんて事を思うと、目の前の高層ビルが夜の闇に溶けてゆき、真っ黒な江戸前が姿を現して、広重の浮世絵「品川宿」の構図が目の前に開けて来ます。
歩くと脳が働き出すんですね。歩き出すと色々な思い、考え、思い出、妄想、想像が駆けめぐったりする訳です。自分の身体は町の中を歩いているけれど、実は脳の中を散歩しているのだとも言える気がします。
落語の「黄金餅」。
「下谷の山崎町を出まして」から始まって、上野~神田~新橋~飯倉を通って「麻布絶江、釜無村の木蓮寺についた時はみんな随分くたぶれた。喋った私もくたぶれた」
ってのが有りますが、江戸の町は歩いてみると意外と狭い。
そういえば、「タイガー&ドラゴン」のワンシーンで、竜二が一人で黄金餅をぶつぶつ言いながら歩くシーンが有りましたっけ。
え?あそこまで行くのにわざわざ地下鉄乗んのかよ!?みたいに思う事も良く有りますねぇ。
時間を計ったら地下鉄のほうが早い事も多いのだけれど、ついそこまで行くのにわざわざ階段で地下まで降りて電車を待って乗って降りて階段を上るというのもばかばかしい気がして来るのです。
というか、癪なんですね。俺はあそこへ行きてーのに、なんで下へおりなきゃならねーんでい、みたいな、、、。そういうわけで、ついほんの先、あのビルの向こう側じゃねーか、歩いたほうが早えーや、っと歩いてしまう事も良く有ります。やっぱり江戸の町は歩いたほうがいいですね~。
(地下鉄のほうが早かったりするのがまた癪だったりしますが)
江戸と言っても、そうですね、山の手通りから外側くらいの郊外になって来ると、町と町の距離がだんだん間延びして来まして、意外と遠かったりする事が有ります。
先日世田谷方面に行った時に歩いてみたら大汗かいてずぶ濡れになってしまいました。
やはり歩くなら、せめて山の手通りより内側がよろしい様で。
2005.07.11 サッカー
サッカーって、小学生の時にやっていた記憶が有るのだけれど、それ以来自分ではサッカーはやっていない。
小学生の時自分がやっていたサッカーというのは草サッカーで、学校のグラウンドで上級生と試合をしていた記憶が有る。
ホントにいい加減なサッカーで、上級生が都合が悪くなるとその場で新しいルールを作ってしまうというひどいサッカーだった。
ボールを股に挟んだら3メートル以上離れなければいけない、などというわけのわからんルールを作られてやりたい放題やられていた記憶が有る。というか、具体的に記憶しているのは6年生がボールを股に挟んで離れろ、って言っている所だけだったりする、、、。
サッカーはねぇ、好きなんですよ。
ただ、Jリーグは観ない奴なんですよね、ホント、これは申し訳なく思ってます。
A代表しか観ない奴なんですね、、、。
A代表にハマったきっかけは、かの有名な「ドーハの悲劇」の時でした。
ボールを股に挟むと3メートル離れるサッカーしか知らない自分は、ワールドカップって何?という状態で観ていたのだったし、ロスタイムで点を入れられるなどとは夢にも思っていなかったのでした。
あれ以来、A代表の試合は欠かさず見続けて来ました。
フランス大会の初戦、アルゼンチンとの試合はとてつもなく緊張したものでした。
なんで日本でTVを観ている自分がここまで緊張してワナワナ震えていなければならないのかというくらい、ガチガチに緊張して観ていましたね。
名波がトラップミスをしてバティにゴールされたシーンは今でも鮮明に目に焼き付いています。
今でもペナルティエリア付近でクリアミスなんかしたひにゃあもう、ドキーーーーッとしてしまいます。
あの頃までは先制されると「あ~もう負ける~」と思ってしまったし、選手もそうだった。
それが去年のアジアカップでどんどん逞しくなって来ました。
ブーイングが心地よく、先制されても必ず追いつき追い越す。
そして今年のコンフェデ杯。
ブラジル戦は感動しました。
ワールドカップまであと1年かー、、、、。