令和5年6月21日. ちゃんと仕事をするということ 責任感 |
マイナカードの誤登録が問題になっている。 はぁ? という感じがする。 これだけ「個人情報」とやらを騒いでいるのに、 これ、ミスったら大変だな、と思うだろうに。 というか、「個人情報」とか言い過ぎてるのも気になる。 名前だの住所だのは他人に伝える為に有るわけで、 自分1人の世界なら要らないものだと思っているが、その話は置いといて、、。 ミスったら大変だ、と思うだろうになぜミスるのか。 役所は作業を民間に出す、というか丸投げすると言ったほうが良い。 その企業は下請けに出す。これも丸投げ。 その下請けはバイトを使って作業する。 それも短期採用のバイトで。 という事自体なんだかなあという気がするが、ミスったら大変だ、 な作業をする時はダブルチェックをする様に仕事を設計しておくのが当たり前。 完全手作業であろうが、半分ソフトウェアを使ってやろうが、 チェックする工程を入れておくのは当たり前すぎる事。 なんというか、無責任体質というのか、なんでそんな作業もちゃんと出来ないのだ、 と、つくづく思う。 一般の民間企業などの場合だと自社と契約している顧客だけが対象で、 マイナカードは全国民が対象で、人数が圧倒的に多い。 しかし多かろうが少なかろうが、最低限ミスを防ぐ工程を入れて作業するのは 当たり前のこと。 さらに酷い事に、ミスが発覚しても報告しない事例が有ると言う。 怒られるのがイヤだから黙っている、という。 ここまで来るともう無責任すぎるし、どうせ辞めるからテキトウでいいと思っているのか、 と思えてくる。 このニュースを見ていて、 もう日本人はまともに仕事も出来ない人たちになってしまったのか、 と、つくづく思った。 今後、アナログをデジタルに変換する作業は役所などを中心にもっと増えるだろう。 デジタルにする最初の作業はスキャンでもしない限り手作業で入力するところから始まる。 スキャンするにしても間違いが出るからチェックする必要が有る。 手作業でやる場合でも必ずチェックをする必要が有る。 チェックはしてます、などと言うが間違いが出るのならチェックしている事にはならない。 間違わない様にやらないといけない、と思う責任感が無いのだろうか。 間違いを防ぐ工程を入れるのは当たり前すぎる基本中の基本ではないのか。 これ、間違ったら大変だな、とすら思わないということなのか、、、。 10年、20年前から、なんだか日本人全体が上の空で仕事をしているような、 というか、仕事をしているフリをしている様な気がしていた。 それってスマホのせいかな、と思った事が有った。 仕事中だろうが人と合っている最中だろうが、スマホを見るというのは、 そもそも異常な事なのだ。 そんな事をしているから何をやっても上の空なのではないだろうか。 仕事をするというのは、これってどうしたらいいかなぁ、と集中して考えて、 帰宅してからもずっと考えてしまうくらい集中してやるものだったと思う。 経済成長していた時代は少なくともそうだった。 何かの課題を突破しようと思ったら、それくらい集中して考えないと出来ないと思う。 5時になったらああしよう、こうしよう、 とかスマホを見ながら上の空になり過ぎているのではないのだろうか。 これ、間違ったらヤバいから、間違った時に解る様にしておかないといけないな、 と思わないというのは本当にヤバい事だと思う。 あと10年もすれば、日本は経済大国でも先進国でもなんでもなくなるのだろうと思う。 ノーベル賞受賞者も日本から出なくなるだろう。 みんなが上の空で仕事をしていればそうなって、自分の生活にも影響が出る。 仕事を一生懸命やる人を「社畜」とか言ってないで、ちゃんと仕事をしたほうが良い。 だからねえ、いわゆる「終身雇用制」の良さというものが有ると思うのですよ。 勿論短所も有るのだけれど、「労働の流動化」などと言って、 政府は今、それを破壊しようとしている。 国をダメにするリーダーたち 受験勉強の弊害 ビジネス、起業の道 中身のない高学歴 理論だけでは塀は立たない 仕事をして安定する ブルーカラーのすすめ 仕事をするということ 働き方改革ってなんなの 精神の風が粘土の上を吹いてこそ、人間は創られる |
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