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| 令和8年9月27日 国際社会での日本のジレンマ いつになったら安心できるのか |
| 注目されていた米中首脳会談が行われた。 そしてその直前に日米首脳会談、そして国連演説。 色々な意味で興味深く見ていたが、なかなか難しい。 米中が接近したのか、しなかったのか、 そして日本の首相としてはかなり久しぶりに敵国条項削除を訴えた。 中国は米中会談でも国連演説でも日本の「軍国主義」を主張した。 しかしまあ、それこそ「どの口が言う」というやつだ。 どんどん軍事力を増強して周辺国を侵略し、脅威を与え続けている中国が、 日本の「軍国主義」を批難するのだから、呆れてしまうけれど、 これが国際社会というものだ。 自分の事は棚に上げて堂々と他人を非難する。 米中会談などについての評価は識者によって色々だ。 米中首脳会談の後、共同記者会見も開かれず、共同声明も出されなかった。 合意出来たのは一部AIの事などだけで政治的な事は無かった様だ。 中国は、アメリカが台湾問題に関与しないように主張したと言う。 アメリカも本気なのか、おあいそなのか、米中は同盟国で日本と戦ったと述べた。 中国は国内の経済が深刻な状況に有り、さらに 人民解放軍をコントロールするのにも苦労している様に見受けられる状態だ。 そして、軍事力では一目置かざるを得ない米軍が台湾に関与するのを非常に嫌がっている。 さらに米軍が関与した場合に自衛隊が後方支援を行う事も注視している様だ。 それは、先ごろアメリカの研究書が発表した台湾有事に関するシュミレーション の結果を見れば明らかだ。 24通りのシュミレーションを行い、米軍が負けるのは1パターンのみ。 その1パターンは自衛隊が後方支援しなかった場合なのだ。 一般の日本国民は自衛隊ってそんなに強くないでしょ? くらいに思っている人も多いと思うし、 軍事大国に比べれば継戦能力に疑問も有り、人員不足も心配の種だが、 そうは言っても、それなりの装備を持っていて、 吹けば飛ぶほど弱っちいという訳でも無い。 だからと言ってド左翼の人達が「日本は中国を侵略するな」という謎の主張には 全く信ぴょう性が無い。 自衛隊が中国を侵略出来るわけねーだろ。 兵隊が100万人、200万人必要だし、どこにそんな金が有るというのか。 さらに中国を侵略したところで日本は何も得るものは無いだろう。 国連に未だに敵国条項が有り、アメリカと中国は 旧敵国である日本と戦った歴史を謳歌した、という現状をどう見るべきか。 アメリカは中国を信頼しきったりはしないだろう、 アメリカは中国を最大の脅威と捉えているだろう、 というのもその通りだろうと思う一方、だからと言って、 アメリカが積極的に中国と対立する事はせず、なるべく穏便に、 そしてアメリカの顧客として大事に思っているのも事実だろう。 米中会談では結局、目立った合意は無かったと思われる。 台湾への武器輸出はやめろという中国に対して同意はしなかったのだろう。 また、以前の話になるが、もし中国が台湾進攻をしたら北京を爆撃する、 とトランプが言った事が有る。 それも半分以上は本気だろう。 要するに、輸出先としての市場として重視するが、 軍事的には脅威と見ている事に変わりは無いのだろうと思う。 トランプは中間選挙を控えており、とにかく成果を出したいと思っている。 中国にも多くの物を買わせて成果にしたいだろう。 そしてトランプは、まずベネズエラを攻撃し、素早く成果を上げた。 それで調子に乗ってしまったのかどうか、 イランにも手を出したがこれがなかなかうまく行かず、 既に半年経っても未だに収束できていない。 これが上手く行っていれば、中国への無言の圧力になっただろうが、それでも、 イランが敷いていた中国製の防空システムがあまり機能しなかった事は、 中国への圧力になったと思う。 ベネズエラを押さえて、イランを黙らせ、さらにロシアとウクライナの戦いを収束させ、 強いアメリカという成果を出して中間選挙に臨みたかったのだろう。 米中会談によってタカイチは梯子を外された、という人も居るが、 そこまで米中が接近した訳ではないだろうと思う。 米中会談の直前に行われた日米会談の内容も詳しくは明らかにされていないが、 日本側からは中国の脅威を強調したのだろうと思われる。 トランプという人はあまり歴史には詳しくない様で、 安倍首相から色々教えられたという話が残っている。 日本は昔、ロシアと戦争した事が有るのか、とトランプが安倍氏に聞いたそうだ。 日本が勝ちましたよ、と聞いて驚いていたそうだし、 そもそも第2次世界大戦についての認識も、あまり深くは無い様だ。 今回中国が主張していた日本の軍国主義についてだが、 中国大陸で日本と戦ったのは中華人民共和国ではなく、中華民国であって、 中国共産党は関係無い上に、彼らは戦勝国でも無い。 しかし、その部分だけに限定すれば、まあ同じ「China」なのだが、 そこを曖昧にすると今度は中華人民共和国が国連の常任理事国なのか、 という部分で齟齬が生まれる。 本来は中華民国が戦勝国であり、常任理事国なはずだ。 そして、日本では「国際連合」などと呼んでいるが、「United Nations」であって、 これは「連合国」、つまり昔日本が戦った相手なのだ。 だからこそ旧敵国条項なるものが有った訳だ。 ただし、この条項は既に死文化しているという事になっているが、 未だに削除はされていない。 そもそも常任理事国にロシアと中国が居る事が問題なのだが、 それを覆す事は出来ないのだろう。 今の国連は利権と左翼活動家の巣窟でも有り、 米中ロの言いなりにならざるを得ないもので、 全く新しい組織を作る以外に改革の方法は見当たらない。 こうやって流れを見ていると、彼らの本心までは解らないが、 そもそも日本が戦争に負けたのが原因になっている。 それは日本が戦争をしたのが原因とも言えるのだけれど、 しかしあの戦争は日本が突然真珠湾攻撃をして始まった訳ではない。 アメリカが日本の首を絞めて来て、どうにもならずに戦争に追い込まれた、 と言える状況であって、あの時誰が指導者であっても 上手く解決出来なかったのではないかと思われる。 そもそも日本が戦争をしたのが悪いなどと言うのはあまりにも単純な見方だ。 あの当時は戦争する事はまだ悪ではなかった時代だ。 そして、欧米各国は力任せにアフリカやアジアを植民地支配していた帝国主義の時代だ。 今の価値観で戦争をしたから悪だと言い切る事は出来ない。 けれど、今の日本のジレンマは全て戦争に負けた事から来ている。 日本が戦争犯罪をしたとされ、一見裁判の様に見える茶番劇を経て日本人が処刑され、 日本が全て悪かった事にされてしまったのは、結局は日本が負けたからだ。 アメリカの戦争犯罪は一切無かった事にされ、日本だけが糾弾されたのだ。 それでもサンフランシスコ平和条約で日本が再独立をするに当って、 東京裁判の結果を尊重すると言わされているのだ。 戦後80年経っても未だに何も変わっていないし、変える事が出来ないでいるのだ。 それは戦争に負けた事が原因だ。 戦後の国際社会では、1971年に中華人民共和国が唯一の合法政府であるとして、 台湾から中共に代表権が移ってしまった。 さらにその後、中共と国交を結ぶに当たり、「一つの中国」を曖昧に合意してしまった。 要するに台湾は中共の一部であり、中国は中華人民共和国の事である、ということを、 「ほとんど」認めてしまったのは大きな失敗だったと思う。 台湾が中共の一部だと認めたのではなく、そういう主張をしている事を理解、尊重する、 という非常に解りにくい、あいまいな事を決めてしまったという事だ。 そしてさらに、中共も経済的に豊かになれば民主化が進み西側と同様な国になるのではないか、 という甘い予測によって、経済援助、技術援助をして、どんどん中共を肥えさせてしまった。 中共は民主化するどころか、どんどん軍事力を高め、今や軍事大国となってしまっている。 今の日本のジレンマは全て、戦争に負けたことと、 中華人民共和国をおだてて肥えさせてしまった事が原因になっている。 経済的にも軍事的にも中国に圧迫され、 表立って目に見えない形で侵略されつつ有り、 アメリカと同盟を組んで頼ろうとしても、アメリカにはアメリカの立場が有り、 国連に頼ろうとしても、ロシアも中国も常任理事国である国連では何も決められない。 あと何年後になるのか解らないけれど、 もし中国共産党が崩壊して普通な民主国家になってくれたら、 そして、ロシアも民主的な政権が生まれて自由な国になったら、、、。 北朝鮮は孤立して崩壊するのだろうし、 そうなったら日本は防衛費も縮小出来る。 日米安保も不要になるのかもしれない。 そうなればそれこそ日本国憲法を今のまま違憲せずに放置していても 現実的な問題は起こらない状況になるかもしれない。(改憲してきちんとするべきだが) じゃあとても平和になるのだろうか、、、。 いやいや、今度は技術力、経済力の熾烈な競争の世界になるのかもしれない。 日本の国内問題も深刻だ。労働力不足、高い国民負担率による労働意欲の低下、 平和ボケして勤労意欲が低下した国民、 それによってどんどん経済力、技術力も他国に追い抜かれてゆくのだろう。 さらに、日本の逆三角形の人口ピラミッドが落ち着くのは 団塊の世代、そして第二次ベビーブームの人達が亡くなる約50年後になるのだろう。 その頃には既に、軍事力よりもAIなどの技術力で力の支配、 力による現状変更が行われる国際社会になるのかもしれない。 先日、中国成立77周年レセプションが開催されたそうだ。 このパーティに出席した国会議員は、 鳩山由紀夫、岩屋毅、森山裕、石井啓一、田村智子、福島みずほなどだそうだ。 まあ一応波風立てずに友好的なフリをしておこう、というのなら良いが、 本気になってゴマすりに行く人間が国会議員をやっているのは大いに問題だ。 結局、いつまで経っても、「これでひと安心」という訳には行かないのだろう。 全く持って、気が重い話だ。 若い皆さん、危機感を持って頑張ってください。 「中国」「中国人」とは分けて考える必要が有るのが「中国共産党」です。 中国共産党がヤクザなのは間違いないのです。 ![]() 事実はひとつではない 大東亜戦争の評価 日中緊張の雑感 眠れる獅子はハリボテか トランプと日本 安倍さんの業績 |
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