かわいひでとし日記
令和8年7月17日.     人生の可動域      前頭葉
 
昔さんざん競技エアロビクスをやっていたので、

身体の動かし方、動作には結構こだわっている。

正しいフォームで、大きく、美しく動き続ける、

というのが非常に大事な事だ。

これは別に競技でなくても、普段のトレーニングとしてやる時も同じだ。

大きく動くほど運動強度は高くなる。

ヘタクソで小さく動いている人と、大きく美しく動いている人とでは、

運動強度は3倍違ってくる。

なので、可動域を大きくする為に柔軟性も重要な体力の要素だ。


この、可動域とか柔軟性というのは身体だけの事では無いと思う。

メンタルの面でも非常に重要なのではないだろうか。

可動域が狭いメンタルというとこんなものが有る。

ねえ、これやってみれば? と言うと、

無理無理ムリムリムリムリムリムリ とか言う女が居るが、

そういう人の事だ。

別に大した事無いのに、やればいいじゃん、と思うのだが、

絶対にやらないのだ。

まあ人には色々と違いが有るので仕方が無いとも言えるのだけれど、

うん、じゃあやってみようかな、と言う人だって居る訳だ。

やる人とやらない人の違いは仕方が無い部分も有るものの、

やはり大きな違いだろうと思う。

こういう積極性の違いというのは元々の性格や育ち方などなのだろうけれど、

その他に若さ、という要素も有ると思う。

若い時は結構積極的に色々な事にチャレンジ出来たりするものだ。

考えて見ると自分も若かった頃はものすごく色々な事をどんどんやったものだった。

今考えると、良くあんな事出来たな、なんて思うほどだ。

そういえば、自分が生まれて初めてエアロビクスをやったのもそういうきっかけだった。

ジムで筋トレをしていたら館内アナウンスで、

「これからエアロビクスを行います、参加希望の方は〇〇に集まってください」

と言うのだけれど、「エアロビクスって、なに?」と思ったのだ。

何のことかさっぱりわからず、全然知らないのだった。

けれど、これが驚くべき事に、何だか分からないのに参加しようと思ったのだった。

ちょっとびっくりする。

よくもまあ、何だか分からないのに参加しようと思ったものだ。

アホなの? という感じだ。

けれど、参加してみて、非常に、非常に驚いたのを良く覚えている。

これ、本当にいい運動になるな、凄いな、と思ったのだった。

汗びっしょりになって、しきりに感心してしまったのだった。

それがきっかけでエアロビクスをやる様になった。

なので若さはバカさでもあるという部分も幸いしたのだろうとは思うけれど、

やってみて本当に良かったのだった。


人生での積極性というのは尊いものだ。人生の広さが違ってくる。

そして、気になる点が一つ有る。それは、前頭葉だ。

年を取ると何かを思い出せなくなったりするものだが、

特に危険なのが、怒りっぽくなったり感情をコントロール出来なくなったりする事だ。

よく、店員に怒鳴り散らしたりしている高齢者を見かけるが、

これはきっと前頭葉の委縮によるものではないかと疑う。

年齢とともに前頭葉が委縮してゆき、

それによって記憶や感情コントロールが出来なくなってゆくのだそうだ。

それを予防するには色々な方法が有るとされるが、

運動をする、頭を使うなどで、要するにこれは積極性が無いと出来ない事なのだ。

そういう意味では自分がやっているエアロビクスは頭を使いながら運動をするので、

非常に良いと思う。

特にエアロビクスのインストラクターをしていると、

非常に色々考えながらレッスンを進めるので、かなり効果的ではないだろうか。

今やっている事と違う事を考えながら動くからだ。

動きながら、次は何をやるか考えたり、

あの人はきちんと出来ていないからもう少しレベルを下げようかと考えたり、

動きながらグルグル脳が回っている。

なので、ヒマが有る人は是非エアロビクスのインストラクターをやりましょう(笑)


自分は今、サークルでエアロビクスをしているのだが、

目標やモチベーションにする為に、1年に1回、エアロビック技能検定をみんなで受ける事にしている。

これは5級から1級、特級まで有り、5級を受けて合格したら次は4級、というようにレベルアップしてゆくのだ。

これはとても良い目標になる。

検定は、審査員の見ている前で規定動作を行って採点される、というものだ。

けれど、エアロビクスを始めたばかりのメンバーは、検定を受けるのを、

「怖いからヤダ」と言ったりする。

恐い審査員の前でエアロビクスをやってみせる、なんて、恥ずかしいし恐ろしいし、

とてもじゃないけど出来ない、と思う訳だ。

けれど、エアロビクスを続けてゆくうちに、だんだん度胸がついてきて、

検定も平気で受けられる様になってしまう。

人に見られながらダンスの様な事をする、というのは内気な人には物凄く恥ずかしい事なのだけれど、

やっているうちにどんどん度胸がついて来るし、社交的、外向的なメンタルが育ってくるのだ。

この効果は大きい。エアロをやっている人はみんな明るくて若々しいのだ。

そしてさらに、エアロビクスのレッスンではその場で動きを作ってゆき、

それを覚えながら進めるので、頭を使いながら身体を動かす事になる。

身体だけでなく、頭も使うのだからとても良いのだ。


現在、スポーツクラブでやっているエアロビクスは、

すっかりオバサマ専用スポーツみたいになってしまっているが、

本来エアロビクスはもっと幅が広いものだ。

最近のスポーツクラブでは殆どやらなくなってしまったが、

ハイインパクトエアロビクスと言って、走ったり跳んだりするものが有る。

これは身体を鍛えたい人にはとても良い、かなりキツい内容なのだが、

年齢が高くない男子にはとても向いている。

自分のサークルではこれをやっている。

エアロビクスのクラスは、自分1人で走ったりするのと比べると驚くほどたくさん動けるものだ。

それは音楽に合わせて動く楽しさも有るが、インストラクターが心拍数を管理しながら進めるからだ。

何か計測機器を使う訳では無く、どうすれば心拍数が上がるかイントラが解ってやっているのだ。

これだと徐々に強度を上げてゆき、無理なく走り続ける事が出来る。

徐々に強度をあげてゆき、最後にまた徐々に強度をさげてゆく。

心拍数のグラフが台形の様になる構成になっている。これをベルカーブという。



この画像は、受けているメンバーがアップルウォッチで自分の心拍数を計測したものだ。

この画像の1時間21分までがエアロビクスで、その後は筋トレの時間だ。

こんなふうにインストラクターがリードするので無理なく運動が出来るし、

やっている間中ずっとみんな笑顔になっている。

本当に楽しくキツい運動が出来るし、さらに、ただ走るだけではなく、

全身の筋肉を満遍なく使う事が出来るので本当におススメなスポーツだ。

ただしこれはある程度体力が有る若い人向けで、体力が落ちた年齢が高めの人であれば、

現在スポーツクラブでやっているような軽い運動で良い。

運動していない人はぜひ、やりましょう。


さて、人生の可動域を広くするにはやはり何と言っても積極的なメンタルだ。

人生の最大の敵は「めんどくさい」だろうと思う。

恥ずかしいからヤダ、そんなのやった事無いからヤダ、めんどくさいからヤダ、

など、やらない理由の数々が人生の最大の敵ではないだろうか。

めんどくさくてもやったほうが良いならやるべきだし、

出来なさそうでもやってみたら簡単だった、なんて事も有る。

特に若い人は若いバカさの力で色々な事にチャレンジするべきだ。

そして、年齢が高くなった人はとにかく、めんどくさいと思わず、

やったほうが良い事はやる習慣を維持するべきだ。

人生を深く楽しくする為に、そして前頭葉の委縮を予防する為にも、

ぜひ可動域を広げましょう。



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