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令和7年9月27日 愚かなおじさん達 歴史の転換点 |
歴史を学んでいる時に、どうしてそんな事をしてしまったのだろう、 と思う事が有る。 そうではなくて、こうすれば良かったのに、と。 けれどこれは、その結果を知っている後世の我々だからそう思うのであって、 当時、リアルタイムで事に当っていた人達には先行きも結果も見えていない中での行動だった。 この先どうなるのか全く解らない中で、何が正しいのか判断するのは難しい事だ。 そして、その時の成り行きや、その時の常識や、 その時の空気感から抜け出せない為に取った行動でも有っただろう。 さて、今の世の中、なんだか歴史の転換点の様な感じがする。 第二次世界大戦が終わってからの80年を経て、世の中が大きく変わろうとしている様に思う。 けれど、世の中のリーダー達は今までの常識や思い込みから脱する事が出来ず、 新しい世界へ一歩踏み出す事が出来ないでいる様にも思う。 戦後の世の中は左派が主導権を取って来た。 と言ってもそれは、約半数くらいの勢力の事だ。 例えば国会に右派と左派が居て、左派が半数くらいの議席数を持っているとすれば、 それはかなり強い勢力で、主導権を取る事が出来てしまう。 戦後の世の中は10%から50%くらいの左派が空気感を作って来た。 それは、人権とか環境などという、一見正しい事の様に思える言葉を使って主導権を握ったのだった。 けれど、ここに来てそれらが欺瞞であり、偽善であり、隠された目的が有る事が少しずつ解ってきている。 例えばこうだ。共産主義の思想は人間はみな貧富の差は無く平等であろうとする。 けれど実際の人間たちにとって、それは非常に困難な事であり、 違う考えの人間を大量虐殺でもしないと成り立たないものなのだ。 そうして共産主義は失敗した。 けれどそれが形を変え、人権や環境やグローバリズムという言葉で世界を誘導した。 先日、トランプが国連で演説をした。 気候変動対策を「世界史上最大の詐欺」と呼んだ。 「グリーン詐欺から手を引かなければあなたたちの国は破綻する」と言った。 人間が出す二酸化炭素によって地球が温暖化し、気候変動が起きている、などと言われて来た。 そして脱炭素へと世界が傾斜してしまった。 けれど、それは本当なのか、という疑問が持たれる様になり、 再生可能エネルギーは正しい道なのかどうか、疑問を持つ人が増えてきている。 そして、あれは結局は利権の為であり、欺瞞であると思う人も増えてきた。 トランプはその考えに自信を持って主張をしている1人だ。 太陽光発電などやめて、シェールオイルを掘って掘って掘りまくれ、と言っている。 昔、ビジネス誌などで盛んに使われていた単語に「トレンド」が有った。 バスに乗り遅れるな、なのだろう。 けれど、そのトレンドなるもの自体が特定の勢力によって作られたもので、 それを信じた、或いは共謀したマスコミが大声で広めたものではないのか。 利害関係も無く、金目当てでもない学者は、気候変動や脱炭素というものに疑問を呈している。 再生可能エネルギーとして太陽光パネルを敷き詰めて自然破壊をし、 性的少数者に理解を示すと言っては幼い子供たちにまでその教育をし、 性的少数者の講師が多額の講師料を受け取っている。 これは本当に正しい事なのか、単なる利権の為なのか、疑問に思わざるを得ない。 日本の性的少数者たちの多くが、自分は日本で差別などされた事は無い、 LGBTの運動は欺瞞だと言っている。 多文化共生などと言ってどんどん移民を入れて国が大混乱になっている。 国境を無くす、人類は皆兄弟だ、などという崇高な理想を掲げても、 現実はそうはいかない。 文化風習の違う人間が混ざる事でヨーロッパの国々はとんでもない混乱状態だ。 国境を無くして人類皆兄弟になるというのであれば、まず先にやらなくてはならないのは、 価値観の統一ではないのか。 金が無ければ奪えば良いと思っている人が多い犯罪率の高い国から人間が入ってくれば、 犯罪の少ない国は大混乱になる。 そして残念な事に、価値観の統一など出来ないのだ。 イスラム教は異教を認めない。法とはシャーリア法の事であって他国の法律など守らない。 これではとても共生して兄弟になるのは無理が有る。 毎日のニュースを見ていると、日本で指導的立場に有るおじさん達の愚かさが目立つ。 今までの価値観から抜け出せないおじさん達、 トレンドに乗ってしまってそれが良いと思い込んでいるおじさん達、 今の世の中がこれからもずっと続くと思い込んでいるおじさん達。 会社の社長やら団体の会長やら、政治家やら、それらのおじさん達は、 グローバルだの脱炭素だの多文化共生だのが正しいと思い込んでいる。 そのうちの何割かはそれは正しくないと気が付いているが、それでも金の為に知らん顔をしている。 安倍政権でずっと官房長官を務めていた菅義偉さん、実に有能な人だと思っていた。 総理になってからも携帯料金の値下げを強力に進めたり、実際に効果が有るのかどうかは別として、 ワクチンを強力に推し進めたりしているのを見て、有能な人だと思っていた。 けれど、良く見ていると、アイヌ利権に騙されたり、脱炭素に騙されたり、 次の総理候補に何も解っていない若すぎる小泉を押したり、 結局、菅さんも愚かなおじさんだったのか、とがっかりする。 今、自民党の総裁選が行われているが、見ていると自民党の人達は、 今後もずっと自民党政権の世の中が続くと思っている様にしか見えない。 それどころか、若くて好感度の高い進次郎を総理にすれば選挙に勝てるだろう、 という一体何の為に政治をやっているのか解らない様な、愚かさを感じる。 小泉進次郎がトランプやプーチンや習近平とまともに対峙できるのだろうか。 なんだこいつ、バカじゃん、と思われたらもう、対等な信頼関係など無理な話だ。 一体日本をどうしようと思っているのだろうか。 日本などどうでも良く、次の選挙で当選したいだけにしか見えない。 政治家だけでなく、ニュースに出て来る会社の経営者やら、経団連の会長やら、 JICAの理事長やら、指導的立場に有るはずのおじさん達の愚かさばかりが目立つ。 日本人を働かせない様にしておいて、労働力不足だから外国人を入れる、などと言っているおじさん達。 結局は安い労働力が欲しいだけではないか、などと言われている。 いつも感じる事だが、これらの事は結局、人材を獲得したり供給したりする業者たちの影響を感じざるを得ない。 岸田文雄の親族が人材派遣会社をやっている、とか、竹中平蔵が人材派遣会社をやっているとか、 どうしてもそういう事を連想してしまう。 事故が多発してヨーロッパでは禁止になった電動キックボードを、日本では警察が認め、 その会社には元警視総監が天下りをしたりしている。 金が儲かれば世の中や国がどうなっても良いと思っている人達が国の指導的立場を占めているのだ。 さて、これから先、歴史は転換していくのだろうと思う。 具体的には左派の欺瞞が暴かれて、徐々に世の中が右傾化する兆しが見える。 外国人にはもううんざりだ、と言う日本人が増えて参政党が大きく議席を伸ばした。 移民の様な政策をしようとするとすぐに大量の苦情が役所に寄せられる様になった。 多文化共生など現実には無理だと気が付く人も増えてきた。 環境に良いだの、人権を保護するだのと言ってもその内実は単に利権なのだと気が付く人が増えた。 日本の人口が減っている、これは大変だ、外国人で穴埋めしなければならない、 などと言っているが、本当にそうだろうか。 別に人口8000万ならそれなりにやれば良いとは考えられないのだろうか。 バスやタクシーの運転手が足りない、トラックドライバーが足りないなどと言っているが、 アメリカでは既に自動運転のタクシーが実用化されている。 バスやタクシーを無人運転にする方向で考えられないのだろうか。 太陽光発電などという恐ろしく効率の悪いものをベースロード電源にせず、 小型モジュール原子炉や高効率の最新式火力発電を使えば良いのではないのか。 愚かなおじさん達にはそれが解らない様に見える。 だからと言って若者がリーダーになるのもかなり無理を感じる。 要するに、年齢は関係無く、教養が有って頭の良い人がリーダーにならなくてはいけないのだ。 女性議員を増やすだの女性重役を増やすだの言っていないで、 性別に関係無く有能な人がリーダーにならなくてはいけないのだ。 有能な人を育てるにはどうしたら良いかと言えば教育しか無い。 もういい加減、受験勉強をして大学に行くのをやめるべきだ。 不要な大学は全部廃止するべきだ。 高校を卒業したら、勉強が得意でなければ作業服や制服を着てエッセンシャルワーカーになるべきなのだ。 さて、自民党の総裁選だが、誰が総裁になるのか全く解らない。 自民党最後の希望である高市早苗さんは当選出来るのだろうか。 もしかしたら当選するかもしれないし、或いは高市さんは今後ずっと自民党の総裁になる事は無いのかもしれない。 それどころか、自民党はもう二度と政権与党にはならないのかもしれない。 世の中が変わろうとしているのに、それについていけないリーダー達。 国会議員の給料を大幅に下げて、金目当ての議員が寄って来ない様にでもしない事には、 日本には明るい未来はやって来ないのではないだろうか。
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