かわいひでとし日記
令和5年6月13日      政治の難しさ      良い方法は無いものか
  
選挙でどこに投票しようか、という時、

まさか共産党とかれいわとか、社民とか立憲民主党に入れるわけにもいかないので、

そうなると残るは自民と維新と国民と参政党。

それぞれ良い所も有るが、かなりギモンに思う点も有る。

なんだかんだで、結局自民党に入れる以外無かったりする。

そうやって自民党を消極的支持をして来たわけだが、ここへ来て、

こりゃあもう、自民もダメだこりゃ、という事になった。

中国ロシアべったりな感じの有る維新にするか、

かなり真っ当な事を言っているが議席数が足りない国民にするか、

参政党もあまりにも少数すぎるし、、、、。


けれど、もう自民党にはガマンならないという事になった。

多少の違和感が有っても、維新か国民に入れるしかなさそうだ。


政治というものはシロウトが考えるほど簡単ではない。

理想に燃えて国会議員になっても、色々なルールが有ってガチガチにされていて、

思った通りの活動など、なかなか出来るものではないようだ。

総理大臣すら官僚に逆らうのが難しいらしい。

なんじゃそりゃ、という感じだけれど、霞が関の官僚たちのほうが、実質的な権力を握っている様だ。

なので、やりたい事をきっちり出来るわけではなく、一歩前進とか、そこそこで妥協とか、

それが現実の様だ。

そんな感じだから「誰が総理をやっても同じ」などと言われてしまう。

日本の政治は、業界の圧力、官僚の圧力、そしてアメリカの圧力に忖度しなければやって行けないようだ。

もう少しきっちり政治が出来る様にならないものか、と考えると、

選挙というものが大きく立ちはだかる。

とにかく選挙に勝たなければ議員として仕事が出来ない。

選挙に勝つためには圧力に迎合しなければならない。

そうやってどんどん選挙の為だけに政治をやる様になってしまう。

これは何処の政党の議員も同じで、特にひどいのが野党の議員だ。

国会で邪魔をして目立ちたいだけ、という醜態を晒している。

権力側の議員は投票してくれる団体などに忖度してばかりで、まともに政治が出来ていない。

圧力とか利益誘導とか組織票とかから抜け出して本当に正しいと思った事が出来る様になるにはどうしたら良いのだろうか。

選挙というものをもっとシンプルに出来たら良いのに、と思う。

自宅からネット投票して投票率が9割になる様にしたらどうなるだろう。

政界地図がガラっと変わるのだろうか。

投票方法も、当選させたい人と落選させたい人を投票する様にしたらどうなのだろう。

そして、最高裁判事だけでなく、霞が関の官僚にも審査投票できる様にしたらどうなのだろう。

けれどそれを投票するには一定の勉強が必要になる。

そんな風に考えると、一般庶民が政治をコントロールするのは、かなり無理が有る事だと気が付く。

昔の貴族院みたいに、一定の見識が有り、お金には困っていないので利益誘導には負けない、

ハイソサエティな人が議員をやらなければ無理なのではないだろうか、と思う。

なぜかというと、「戦争反対! だから自衛隊反対」というような、

表面上だけの短絡的な言説に騙されて投票してしまう、勉強不足な国民が多いからだ。

さらに、「なんとなく良さそうだから」とか、「テレビで見た人だから」とか、

イケメン、美女だから、とか、もう、、ちょっと無理ではなかろうか。

民主主義というのはやはり衆愚政治になってしまうということか、、。


百田さんが保守政党を立ち上げる、という話題が出ている。

期待もするが、やはりかなり難しいのだろうとも思う。

そうは言っても、やっぱりそれにすがるしか無い状況だ。

純粋に合理的に正しい事だけをする政治というのは人類には無理なのだろうか。




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