令和5年6月11日 男らしさ、ここ一番 純粋な心 |
「男らしい」という言葉はどういう意味だろうと考える。 考えて見ると、「高潔な正義感に基づいた切符の良さ」とでも言えば良いだろうか。 最近ではこれを「オトコマエ」と言ったりもする。 これは、生物学的男女に関わらない。 彼女は男前な性格だ、などと言ったりする。 これを他の言葉で言おうとすると、○○で○○で○○な性格、というように、 ちょっと羅列しないと表現しきれない。 一言で色々なニュアンスを含む良い言葉だと思う。 「人間力」という言い方も同様にいくつかの要素を含んだ言葉だと思う。 ネットで世の中を見ていると、時々男らしいと思う人が居る。 ただ、これは簡単な事ではない。 というのは、いくら精神が立派でも実行できる力が伴わないといけないからだ。 以前、高須クリニックの高須医院長を見ていて、これがそれなんだな、 と思った事が有った。 高須院長 お金は愛情をカタチにする為にある http://www.kawaihidetoshi.cafelatte.me/diary/0523.html 正義感から行動を起こす。 行動を起こすには、実は金が必要になるのだ。 正義感も有って、良識も有って、お金を稼ぐ力も有る、それが本当の男なんだな、 と、強く思ったものだった。 いくら正しい事を言っても、それを実行する力が無ければ意味が無い。 高須医院長はチョー金持ちだ。 だから何かを実行する力が有る。 正義感に燃えて何か行動を起こす事が出来る。 さらにそれは私利私欲の為ではない。 正しい正義感と、教養と、切符の良さと、金が有って初めて、 男らしさを実現できるのだな、とつくづく思う。 世の中に金をたくさん稼ぐ人は多い。 けれど、その多くが金を稼ぐ為に金を稼いでいる。 そして不利益を回避する為に良心に目をつぶる。 そうではなくて、せっかく汗水たらして稼いだ金を、 ここ一番、やらねばならぬ、と思った時に惜しんだりせずに使って実行する人が、 本当の男らしい人なのではないだろうか。 自分は正義感は有るつもりだし、 私利私欲で正義を曲げる様な事はしないつもりで生きている。 けれど、金を持っていないのだ。 これはかなり致命的な事だと思う。 そういうわけで、以下の動画を見て、ぴんと心に響いた。 百田さん、人生最後のご奉公ですね。 ていうか、百田さんは随分長生きしそうなので全然「最後の」では無いと思うけれど、 この動画は、真っすぐな心で喋っているのだと強く感じます。 もしLGBT法案が通って、こりゃダメだ、という事になれば、 きっと実行してくれる事と思います。 うまくいくかどうかは分かりませんが、 少なくとも「ネトウヨ」からは熱い支持を得られるのではないでしょうか。 自分も応援、と言っても、投票するくらいの力しか無いけれど、します。 金はいくら稼いでも、棺桶の中に持って行かれないんです。 ここ一番、と言う時にぱっと使える度量が人生には少なくとも1度は必要ですね。 悲しい事に世の中には、純粋な正義感を信じない人も居ます。 口ではああ言っているが金目当てなんだろう、と疑う人が居る。 その良い例が安倍さんに関する事だったと思う。 安倍さんがやろうとした事を「どうせ金目当てなんだろう」と疑う人達を見ていて、 自分が何でも金目当てで生きているからそう思ってしまうのだろうな、と思った。 普段の言動を見ていれば、それが本当に純粋な心からのものなのかどうか、 解っても良さそうな気がするのに、悲しい事だと思った。 「お江戸みやげ」という芝居が有ります。 お辻さんというおばはんが、汗水たらしてかせいだ13両という大金を、 ぱっと人にあげてしまう、というお話です。 この芝居をちょっと連想しました。 それについてはこちらを読んでみてください。 お辻さんの決断 腹を決めるとき http://www.kawaihidetoshi.cafelatte.me/diary/0348.html 決意表明です「LGBT法案が成立したら、私は保守政党を立ち上げます」 https://www.youtube.com/watch?v=HfzGOht3yBA お辻ばあさんを演じる故中村富十郎 |
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