かわいひでとし日記
令和4年8月5日      日本の美徳      世界が驚いた日本
  
自分は野球はあまり好きではない。でも、大谷翔平くんの試合を見るのは楽しい。

それはまるでマンガみたいだから。

アメリカでも大谷の評価は物凄く高い。

その誉め言葉の中にいつも入っているのは、謙虚、礼儀正しい、チャーミングということ。

ただ野球が上手いだけではなく、人格を評価されているのが素晴らしい。


でも、考えてみると、これはどこかで見た事(読んだ事)が有る光景だ。

例えば、約2000年前の魏志倭人伝には、倭人は争いごとを好まない、盗みをしない、

と驚きを持って書かれている。

また、中世に日本にやってきたスペインの宣教師たちも、

驚きを持って本国に報告している。この国を植民地にするのは困難だ、と。


幕末に日本を訪れた外国人も、色々な事に驚いている。

まず、子供たちが遊んでいる、ということ。

日本に来る前に見てきたアジアの国では、子供は物売りをしたり盗みをしていたが、

日本では子供はみんな外で遊んでいる、そして、読み書きができる事を非常に驚いている。

ペリーは、日本の職人たちを見て、日本人が西洋の技術を学んだら強力なライバルになるだろうと言っている。

町にゴミ一つ落ちていない事は、幕末も、この令和の時代でも共通して外国人が驚く事の一つだ。

そして、日本の遣米使節団を迎え入れたアメリカの人達。

最初は「星からの珍客」と書いていたニューヨークタイムズが、

日本人を評して「世界で最も洗練された人々」と書いた。


アメリカへ渡った小栗忠順が、金の交換レートの交渉の時に、

日本から持ち込んだ天秤を使って計り、算盤を使って計算した時の、

その正確さと速さが非常に驚かれた。

自分は数学は全然得意ではないのだけれど、つくづく思うのは、

小中学校では算盤は必修にするべき、ということ。

算盤をやっている人は脳みその出来が全然違うのだ。


漁船が難破してアメリカの捕鯨船に助けられた14歳のジョン万次郎は、

その利発さや誠実さ(チャーミングさも多分有ったのだろう)を買われ、

船長の養子になり、高等学校へ通い、なんと、主席で卒業したという。

その後捕鯨船に乗り組んだ時には船長を決める選挙で同数一位になったという。

これは、能力の高さ、誠実さ、謙虚さ、そしてチャーミングな所が有ったからこそだろうと思う。

いくら能力が有っても、応援してあげたくなるような人柄の良さ、

チャーミングさが無ければあまり評価はしてもらえないものだ。


現在アメリカで驚かれている大谷翔平はまさにこれだ。


さて、みなさん、英語が得意で海外に出て仕事をするみなさん、どうか、どうか、

日本の文化を良く勉強しておいてください。

そして、日本の道徳観を身に着けておいてください。

ただ単に何かが得意とか、技術的に能力が有るとか、だけではなく、

人柄も賞賛されてこそ、はじめて評価されるのだと思います。

いい奴だ、応援してあげたい、と思われなくてはいくら能力が高くても評価しては貰えない。


「グローバル」な世界で活躍する日本人は、

欧米では、とか、海外では、という前に、

日本ではどうなのか、良く身に着けておくべきです。

欧米に合わせるのではなく、日本の美徳を持っていれば、驚きとともに賞賛される事でしょう。

それが有って初めて、能力についても評価されるのだと思います。




正しく日本の事を知っておくのは、外国人と付き合う上でも非常に大事な事です。


13という数字を縁起が悪いと言います。日本人が。

でもこれはキリスト教文化圏での事で、日本では2で割れない奇数は縁起が良い数字です。

なぜ日本に天皇が居るのか、答えられない日本人が居ます。

日本という国を定義するとしたら、天皇が居る国、ではないでしょうか。

天皇が居たからこそ、2000年も分裂せずに一つの国としてやってこられた。

これは非常に大きな事です。

天皇の存在が無ければ、徳川と豊臣で国を二分して別の国になっていたかもしれません。

国力が半分になってしまうのです。


国歌斉唱の時に胸に手を当てるのが正しいマナー、ではない。

これをやるのは世界でもアメリカなど一握りの国で、日本では直立する敬礼をするべき。

ズボンの縫い目に手の中指を当てる。


日本では死んだ人はみんな神様や仏様になるので、生前悪い事をした人であっても、

死後はその人を鞭打つような事はしません。

逆に、大陸や半島では、墓を暴いて死体に鞭打つ文化が有り、

世界と日本では随分違うという事を認識しておく必要が有ります。

外国ではお金などを盗まれた時、盗んだ人が悪いというよりは、盗まれたほうが悪いと思われます。

日本では他人に迷惑をかけてはいけません、自分の事は自分でやりなさい、と教えられます。

自分で使った教室は自分たちで掃除します。

他人に対する敬意を持っていれば、回り回ってこちらも評価して貰えます。

外国では日本とは事情が違う事も考慮に入れなければなりませんが、

芯にしっかり日本の道徳観を持っているべきです。


大谷翔平が「謙虚」であると言って賞賛されています。

アメリカ人にです。

海外に行ったら、遠慮していないで「自分が自分が」と主張しなくては評価されない、

という事も一面では有るかもしれませんが、アメリカ人でも「謙虚さ」を評価するのです。

「正しい日本人」として外国人と接するべきではないでしょうか。

日本の文化、歴史、道徳を学んでおきましょう。

お父さん、お母さん、学校の先生、よろしくお願いします。

日本の文化や歴史、道徳を身に着けてから海外に行きましょう。

 

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