かわいひでとし日記
令和3年3月28日.     自分は正常か      ケーキの切れない非行少年たち
 


この本を読んでみて、今まで思っていた事が少し覆ったのを感じます。

犯罪まで行かないけれども、何かやらかしたり、なんだあいつ、と思う様な事をする人を何人も見て来たけれど、

そういう時、「わがままに育ってしまったのだな」とか「親の顔が見てみたい」とか思って来たけれど、

それ以前に脳に問題が有る、というケースが非常に多いということだ。

例えば殺人を犯した少年に何をさせるかというと、「反省」させていたりする。

けれども、そうではなくて、それ以前に人を殺せばどうなるか、

考える力が不足していたという事が多々有るということだ。

この本は主に少年について書かれているけれど、

その少年が見過ごされてそのまま成人してしまった人がたくさん居るのではないだろうか。

こう書いていると自分は正常だと思って書いている様に思われるかもしれないが、

自分がうまく出来ない事、お金の計算がうまくなくて経済的にうまく行かなかった事など、

考えて見ると自分にも脳力が足りない部分が有った事が解る。

そういう事のテストを受けて、80点以上なら問題なしと判定されるとして、

では、80点や81点だったらどうなのだろうか、問題無し、にしてもかなり危なっかしい、

自分にも足りない所が有るのではないだろうか、と考えてみる必要が有る。

そして、そういう能力と学力、知能指数は関係ない事も有るということ。

一流大学を出てエリートコースを進んでいる人であっても、

変な事をしてしまう人が居たりするわけだ。

親や学校の先生はもちろん、自分は正常だと思っている大人も、

この本を読んで自分を顧みてみる必要を感じます。


ビョーキな人々

人間には欠陥が有る

対人スキル

学校の先生と親は必ず




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