令和3年3月6日. 学校の先生と親は必ず
対人スキル
読んでほしい本です。
認知能力が低いから少年院に入るのだ、
ではなく、その予備軍がたくさん居る事を考えたほうが良い。
一見「普通な」人に見える人でも、一流会社の社員でも、官庁に勤める公務員でも、
社会的地位とは関係なく、「予備軍」が存在すると思う。
実は自分は色々な、そういう人を見てきた。
どうしてそうなってしまったのだろうと思う時、ワガママに育ってしまったのかな、と思っていたけれど、認知能力、対人スキルの低さなのかもしれないのだ。
普段はマトモに仕事をしているけれど、プライベートな時間になると、あるいは、仕事でイレギュラーが有ると、別人格を覗かせることが有ると思う。
学校の先生や親は、この子は手がかかる子だ、で済ませずに真剣に考えてみる必要が有ると思う。
「子」だけでなく、ふつーの社会人でも、だ。
昔、良く「今どきの若者」というくくりでこんな事が言われていた事が有った。
新人の社員が同僚と打ち解けられる様にと思って、仕事後に飲みに誘う。
すると、「これって残業手当は出るんですか?」と聞いてくる、と。
今どきの若者ということで片付けないで、対人スキルの低さ、認知能力の低さから疑う必要が有るのかもしれない。
別に自分が酒を飲みたいから誘っているわけではない、彼の為にと思ってやっている事。
それに対して、行きたくない、だから行かない。
自分の為を思ってやってくれているのだろう、行くのはめんどくさいけど付き合わないといけないかな、と、考えられないのだろうか、と。
この本に書かれていた少年院に送られる少年たちの特徴。
感情コントロールが苦手ですぐカっとなる
人とのコミュニケーションがうまくいかない
集団行動ができない
忘れ物が多い
集中できない
勉強のやる気がない
やりたくないことをしない
嘘をつく
人のせいにする
じっと座っていられない
身体の使い方が不器用
自信がない
先生の注意が聞けない
その場に応じた対応ができない
嫌なことから逃げる
漢字がなかなか覚えられない
計算が苦手
どうでしょうか、自分は予備軍ではないでしょうか。
あるいは、あの同僚、あの友達は予備軍ではないでしょうか。
どうしてこうなるのか、、、。
直接人に会わずにネット経由、という事がすぐに思い浮かびますね、、、。
人間には欠陥が有る
対人スキル
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