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令和7年4月11日 破廉恥で厚顔無恥な人々 自分の為ではなく国家の為に |
昔、司馬遼太郎さんの本を読んでいて、ブフッと笑ってしまった事が有った。 記憶が定かでは無いのだけれど、坂の上の雲だったか、別の本だったか、、、。 明治に活躍した人の話だった。 主人公が子供時代はまだ江戸時代で、息子が、役人である父親の前に出るシーン。 おもてを上げよ、そのほう、名は何と申す、と父親が言うシーンだ。 自分の息子なんだから名前なんか知ってるだろう、何言ってんだこいつ、と。 けれど、父親はとても厳格な人で、自分の息子であろうと、他の人と同様に扱う、 という思いからそういう風にしたのだった。 日本人ならそのお父さんの気持ちは解りますよね。とても立派なお父さんですね。 昔の日本人って、みんなそんな感じだった様に思う。 例えば、何かを決める時に、自分に有利になるかどうかよりも、 どちらが正しいかを考えて、自分が不利になる様な決定でもする、というような。 何かのスポーツでの国際試合では、審判は第3国の人が勤めるのが普通だ。 けれど昔の日本人の感覚で言うと、日本対アメリカの試合で日本人が審判を勤めたって、 きちんと公平に審判するだろう、という感覚が有る。 むしろどちらかというと日本に厳しい判定をするくらいだったりする。 安倍晋三さんが総理だった時、防衛大臣には弟の岸信夫さんが適任だ という意見が多かったが、安倍さんは岸さんを任命しなかった。 理由は「兄弟だから」と言っていたのだと言う。 こういう古き良き日本人の感覚というものが、だんだん薄れて来ている様に感じる。 日本以外の国の殆どでは、嘘を言うのが悪いのではなく、騙される方がマヌケなのであり、 モノを盗むのが悪いのではなく、盗まれるほうが悪い、そんな感覚が有る様に思う。 自分が何か悪い事をして他人に注意されても、素直に認めて謝るのではなく、 あれこれ屁理屈をこねて相手が悪いという主張をする。 さらにそれだけにはとどまらず、さらに上を行くものも有る。 例えば他人から食べ物を貰ったとする。 ありがとうございます、おいしかったです、ではないのだ。 あいつがくれた物を食べたら気持ち悪くなった、弁償しろ、などと言い出す。 古き良き日本人からすると、とてもじゃないが付き合いきれない。 明治時代、日本人は外国と本格的にお付き合いする様になった。 その時、道徳観の違いにびっくりした様だ。 福沢諭吉の脱亜論の中で、日本は朝鮮と付き合っても何も良い事は無いと断じている。 それは平気でウソを言うとか約束を守らないとかの世界に触れたという事なのだろう。 ただ世界を俯瞰して見ると、嘘を言うのは悪い事と思っている日本人と、 騙される方がマヌケなのだと思っている世界とでは、どちらが正しいのかというと、 世界標準では後者が正しいと思わなくてはいけない様に感じる。 結局、車が来ないのに赤信号を守っている日本人は、「ばかじゃねーの?」 と思われている、又は思われる可能性が有る、という事だろうと思う。 そうは言っても、やっぱり嘘を言うのは良く無いのだし、 自分の事ではなく正しいと思う事を選択するべきだと思うわけだ。 日本はこの正論を世界に広める道徳大国であるべきだ。 けれど今の日本を見ていると、古き良き感覚は既に消え去ってしまっている様に見える。 政府が何か政策を決める為の「有識者会議」などが有るが、これも酷いものだ。 再エネについての有識者会議に、太陽光パネルの業者が出席して、 どんどん太陽光パネルを設置するべきだという様な意見を述べる。 よくもまあ、そんな破廉恥な事が出来るものだ。 ある有名な学者さんの話によると、 学問の世界でも賄賂の様な金のやりとりが横行していて、 ある業者に有利な研究論文を出して金を貰っている学者がたくさん居るのだという。 そういう賄賂の様な補助金などを隠語で「青虫」と言うのだそうだ。 こう言う事は色々な所で行われていて、マスコミがやっていたり、 役人が天下りの為にやっていたり、そして政治家や国会議員もそのように見える。 国会議員たちが、何でそんな事をするのか不思議になる様な事をしている。 今、トランプさんが世界に喧嘩を売っている最中だ。 高い関税を吹っ掛けてそれを材料にして有利な交渉結果を得ようとしている。 トランプさんは日本が交渉役を派遣する事に関して述べた中で、 「問題は中国だ」と言っている。 要するに関税戦争の本当の目的は中国共産党の孤立化の様だ。 世界が中国との付き合いを見直して経済的に痛めつけ、孤立化を図るという事だろう。 それをやって確かに中国経済には大打撃になって中国の体力を奪う事にはなるだろう。 けれど、それって「あれと同じ」だなと思えて来る。 80年くらい前、ABCD包囲網とか石油の禁輸などで日本を干上がらせようとした。 それによって日本は戦争する選択肢しか残されなくなってしまった。 中国が戦争するしか無くなる様な事にはならないようにうまくコントロールしないといけない。 けれど、中国が弱くなれば世界が平和に近づくのは確かだと思う。 トランプさんが真の敵は中国だと言っているその最中、 日本の国会議員が次々と中国訪問をするのだ。 総理大臣の親書を持って訪中する予定の党まで有る。 今このタイミングで一体何を考えているのだろうか。 そこまで中国が大好きなのか、本当に驚くべき人達だ。 さて、夏の選挙が近づいて来た今、各党が選挙対策の様な政策を次々と言い出している。 自民党は例によって給付金の話が出ている様だ。 そんな事をしないで減税するべきだ、という意見はとても多い。 けれど、彼らは「財務省の論理」から決して抜け出す事は無いのだろう。 一度減税するとまた上げるのが大変だ、減税するには色々手続きに時間がかかる、 などと屁理屈をこねて、結局全部財務省様の手のひらの中でしか物事を行わない。 金を配るくらいなら最初から税金を取らなければ良いのだが、 彼らは必ず一度集めて、それを自分達が「配ってやる」のでなくてはならないのだ。 そして国会議員が全く財務省の言いなりになっている。 減税をする事で経済を上向きにして自然増収、という考えは一切取らない。 自然増収を充てにするのは安定的財源ではない、という屁理屈だ。 議員たちはどうしてここまで財務省の言いなりになっているのだろうか。 本当に不思議だ。 さらに、議員たちの再エネに対する情熱のすさまじさにも驚かされる。 太陽光パネルは殆どが中国製であり、ウイグルで強制労働で作られていると言われる。 太陽光パネルは効率が悪く、夜や天候が悪い時には発電せず、 常に火力発電などのバックアップが必要になる。 誰も使っていない様な広大な砂漠が有る訳ではない日本では、 パネルを設置する為に山林を伐採するなどの酷い自然破壊が行われている。 パネルの寿命は短く、有害物質が含まれていて廃棄方法も確立されていない。 どうしてこんなものを必死になって設置しているのか。 そしてこれを推進する為に再エネ付加金というものを国民から取っている。 この金は何処へ行くのか。太陽光発電の業者と中国に行くだけなのだ。 このとんでもない事をどんどん進めようとする業者と議員の酷さに呆れるしかない。 先日さらに、高速道路ののり面にパネルを設置する法律を作ってしまった。 結局は正しい事をしようというのではなく、自分達が儲かる事をしようとしているのだ。 太陽光パネルを設置する為に国民から金を取ったり、 殆どが中国製の電気自動車に高額な補助金を出したり、 ここまで破廉恥な事を当たり前の様にやっているのだから、 厚顔無恥と言う他無い。 国会議員が国や国民の為に仕事をしない、自分が儲かる事をやる、 というのは、良心のかけらも無いと言っていい。 さて、トランプさんが大統領になったが、実に素晴らしい。 世界のビョーキを直そうとしているかの様だ。 性別は男と女の二つしか無い、という当たり前の事をはっきり言う。 真の敵は中国だとはっきり狙いを定める。 再エネなどをやらずに、シェールオイルを掘って掘って掘りまくれと言う。 石炭は無尽蔵にある安定したエネルギーだからどんどん活用するべきだ、と言う。 「火力発電などで出るCo2で地球が温暖化している」という話が嘘であることを はっきり解っている。 ポリティカルコレクトネスなどという狂気が間違っていた事をはっきりさせる。 自分の利権の為ではなく、当たり前の事を当たり前だと言う政治家は本当に頼もしい。 トランプさんは大統領としての給料も、年に1ドルだけしか貰っていない。 こういう人が国のリーダーになるべきなのだ。 日本には最新技術の高効率で殆どCo2を出さない石炭火力発電の技術が有るのに、 国民に高い負担をさせながら再エネで中国を儲けさせている議員は全員クビだ。 自分の利益の為ではなく、国家(国家とは国民、領土、主権の事を言う)の為に、 たとえそれが自分に不利益であっても、国家の為になるならそれをやる、 そういう政治家だけが必要なのだ。 次の選挙では、減税を否定する議員、中国大好きな議員、再エネ命な議員、 スパイ防止法に反対する議員、夫婦別姓を強く推す議員、 外国人参政権を進めようとする議員、能力の無い世襲議員、 外国の為に仕事をする議員、日本を弱く貧しくしようとする議員、 そういう人たちを全員落選させたいものだ。 自分は貧乏人なので、給付金をくれるなら凄く嬉しい。 けれど、自分が給付金を貰う事よりも、日本を救う選択を、 次の選挙でもしないといけない。
![]() 次の選挙で変わらないと 媚中無能無策 相当ヤバい事になっている 日本政府ってなに? 洗脳から解けない思考停止 国ヲ売ル奴ラ れいわを支持してしまう人々 国家感の欠如 |
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