かわいひでとし日記
令和6年11月23日      政治の方向性      マスコミからの脱却
  
前回の衆院選の結果は自民党が650万票減らし、

その票が、国民民主、参政党、日本保守党へと保守政党へ流れた。

大幅に議席を増やした立憲民主は得票数は僅か6万票しか増えていなかった。

相手が減らしてくれたので勝ってしまっただけ、という状態だ。

これは良い傾向だ。

世論はまともな保守政党を欲している。

自民党は既に保守政党ではなくなってしまっている。

憲法改正が党是だと言いながら何十年も放置している。

マスコミも一貫して左派擁護だ。

共産党や社民党の主張がまるで多数派であるかの様な錯覚を国民に与えてきた。

しかし、保守政党の獲得する票のほうが圧倒的に多いのが現実だ。

そしてそのマスコミも漸く化けの皮がはがれてきた。

自民党総裁選、衆院選、アメリカ大統領選、兵庫県知事選、これらの報道で、

左派を支持し、左派が有利だと報道したがことごとく結果は違っていた。

世論はナショナリズムが抬頭し始めている。

行き過ぎたポリコレや左傾化にうんざりしているのだ。

また、国民はマスコミの偏向報道にも嫌気がさし始めている。

このまま順調にこの傾向が進めば良いのだけれど、なかなかそうも行かないのだろう。

けれど時間をかけて着実に進んでいきたいものだ。

そして何十年か後、今度は行き過ぎたナショナリズムや右傾化を

修正する時も来るのだろうと思う。

けれど今はあと10年かけて、ポリコレと左傾化を排除していくべき時だ。

あと10年というと、現在70歳台の団塊の世代が減っていく、という事でも有る。

根っから左翼思想に犯されている段階の世代(もちろんそうでない人も居る)の人数が減っていく。


さて、保守政党というとどこの党だろうか。

自民党はすっかりリベラル政党になってしまっていてる。

党内には清和会(旧安倍派)などの保守本流傾向のグループと、

宏池会(岸田派)などのリベラルで財務省寄りのグループとが有る。

今回の選挙で清和会は、岸田、石破によって半減させられてしまった。

自民党が保守政党になるのかリベラル政党になるのかは、党内の抗争によるのだろう。

高市を推す人達が巻き返せるかどうかにかかっていると思う。

ここで言う保守派とは、反財務省で積極財政派であり、減税推進であり、

移民の抑制であり、反脱酸素、反再エネ、憲法改正、などを主張する人達の事だ。

こういった主張の多くが実はトランプが主張している事とほぼ同じだ。

世界は今、リベラル政策にうんざりしている。

野放図な移民受け入れで国内は混乱し、疲弊している。

確たる科学的根拠の無い「脱炭素」も実は利権の為であり、

太陽光パネルや電気自動車などの再エネも非現実的な妄想であり、利権でもある。

中国共産党は明らかに脅威であり、抑え込む必要が有る。

減税などによって経済を上向かせる事による税の自然増収を目指すには財務省と戦う必要が有る。

不必要な利権目的の政策をやめ、減税や防衛費の増額をして経済も軍事力も強くする事を目指す。

これらの事はどう考えても当たり前の事で、これを阻止しようとするリベラル派とは一体

何を目的としているのか、共産主義革命方向の思想や、利権目的、単なるアホ、

などのミックスによると思われる。

中国方面から賄賂などの便宜を図られて活動している国会議員たちは、

結局左翼マスコミに守られてしまっている。

アメリカの調査で中国から賄賂などを受けている日本の国会議員の名前が出て来ている。

こう言う事を日本のマスコミは報道してくれない。

なので、トランプ政権が色々明らかにしたり、日本に圧力をかけてくるのを期待したいものだ。



イタリアでメローニ政権が出来た様に、アメリカでトランプが当選した様に、

世界の流れは保守に向かおうとしている。

しかし、リベラル派の力はまだまだ大きい。

マスコミの殆どが味方をしているからだ。

彼らの主張がまるで世論の大多数を占めているかの様な印象を流布している。


日本で保守本流、積極財政などの主張をする政党は今のところ、

国民民主党、日本保守党、参政党、あたりになる。

次の衆議院選挙は予算が上がる3月頃かもしれないと言われている。

或いは7月に衆参同時選挙かもしれない。

(ということは、それまで石破総理が続くという事か、、)

その時保守政党がどれだけ議席を増やせるだろうか。


今回の選挙の様に、リベラルが大きく減らせば保守がぐんと伸びる様だ。

国民民主党は当選者が多すぎて、比例名簿の全員を使い切ってしまったのだ。

このままこの流れが続いてくれるとすれば、国民民主党が50議席くらい取っても不思議は無い。

さらに日本保守党が30議席取っても不思議は無い。参政党もそれくらい増やせば80議席から100議席くらいになるのだ。

自民党内の保守派が抬頭してそれと連携すれば、反財務省、積極財政、反再エネ、

憲法改正という政策を推進出来るのだが、さて、議席を増やせるかどうか、、、。



衆議院選挙が終わったけれど、次の選挙、地方選挙などの為に、

ちょっと整理しておきたいと思う。

選挙の前になると色々な政党を支持する色々な人が、

色々な意見を言うのを聞く事になる。

それらの意見には、「は?」というものから、

一部は正解だが一部は不正解、という様なものや、

そもそも勘違いしている、というものや、

悪意が有るのにタテマエでは良さげな事を言っている、というものまで、

実に様々だ。

自分には勿論自分なりの政治信条というものが有る。

けれど、自分と違う意見を聞いた時に頭から否定するのもなんだか良くないと思うので、

一応考えて見たりする。

考えて見ると、どっちが正しいのか分からなくなる様な事も有る。

なので、選挙などの時に出て来る論点を普段から整理しておくのは大事な事だ。


それらの項目を検討する前に確認すべき事が有る。

それは、言葉に騙される、という事だ。

例えば「軍拡反対」とか、「戦争ではなく話し合いで解決」とか、

「あいつは裏金議員だ」とか、「統一教会だ」とか、

「差別主義者だ」とか「世襲議員だ」とか、「軍国主義者だ」とか、

こういう簡単な言葉を言われて、「なんとなく納得」してしまう。



戦争ではなく話し合いで解決、などと言われて、そりゃそうだ、と思うのは、

実は単純過ぎる話で、そんな簡単な話ではない。

戦争が起こるのは軍事バランスが崩れた時だ。

一方が強くて一方が弱いと戦争が起こる事が多い。

両方が有る程度軍事力が拮抗している場合、

ちょっとプロレス的な戦闘が行われる事が有る。

あっちがやってきたからこっちも報復する、

という事を暗にお互い認めていてやりあうのだけれど、

双方とも全面戦争にならない様に注意したりしている。

要するに負けるのは大変なリスクだからだ。

なので、もし戦闘をして万一負けたら大変だ、と双方が思う事が戦争防止に繋がる。

だから戦争を防ぐ為に軍拡してバランスを取る、という、いわゆる「抑止力」が重要になる。

また、話し合いで解決などと言うが、そんな事は言う必要が無いくらい当たり前の事だ。

どの戦争でも戦争の前には話し合いがされているのだ。

話し合いで合意できないから戦争になるのであって、時系列が違っている。

話し合いをすることと、もし戦争になった時の備えや抑止力とは別の話だ。

という様に、様々な問題には様々な側面が有るのに、一言で言ってしまって、

それをなんとなく納得してしまうのは危険な事だ。

また、明らかな嘘を言う人も居る。

あまりにも正々堂々と嘘を言うので、本当なのかと信じてしまったりする。

また、一部は事実だが一部は嘘、という場合も騙されやすい。


そのような、一言で言ってしまって、なんとなく納得してしまう様な

危険なワードを色々と思い出してみると、色々と有る、


軍拡反対 マイナカード反対 マイナ保険証反対

原発反対 再エネ推進 地球温暖化

コロナ パンデミック 軍隊を無くして平和を

憲法改悪反対 防衛力、緊急事態条項 核兵器廃絶

統一教会 日本会議 裏金議員、、、、。

これらのワードの殆どが実は一言では言えないものだ。

色々な側面が有る、賛否両論ある、そもそも本当なのか、などなど、

色々に考えられる事ばかりだ。

原発即時廃止、などと簡単に言うけれど、

原発を即時に無くしてしまうのは乱暴過ぎるのだし、

今これだけ電気代が高いのは要するに原発の多くが止まっているからなのだし、

かといって未来永劫原発を使いたい訳ではないのだ。


核兵器を無くすなんて事は全く非現実的な事なのだ。

核保有国がそんな事に同意する訳が無いのだ。

もし核兵器を削減するというのであれば、

まず日本が中国に向けて何千発もの核ミサイルを配備して、

それでやっと話し合いという事が出来る様になるのだ。

要するに、なんとなくのイメージだけで全く中身が無い話という事だ。

この様に耳当たりだけ良くて実は無意味な主張をする人達に騙されない様にするべきだ。


自分は数年前から確信している事が有る。

それは、思想的に左に寄っている人いうのは3種類くらい有って、

まずは根っからの共産主義者、そして2番目はマネトラハニトラなどに堕ちた人、

そして3番目がそれらに騙されてしまっている人だ。

理由に関わらず、左寄りの思想を持つ人というのは、結局人間性の問題なのだ。

そう確信している。

どういう事かと言うと、要するにワガママジコチューなのだ。

そして、日本以外の世界ではワガママジコチューが標準なのだ。

例えば先日、ある記事を読んだのだが、筆者が新幹線に乗って、

自分の指定席に行ったところ、外国人女性が座っていたのだと言う。

そこは私の席です、というと、彼女は何と答えたか、、、、

ワタシは窓際の席が好きなんです。

いや、そうじゃなくて、あなたの席はここでは無いのです。

ところが、そういう理屈が通じないのがワガママジコチューな人達なのだ。

指定席券を買って座席が指定されているにも関わらず、私は窓際の方が好き、

という理由を正当な理由として他人に押し付けて来る。

これが左派の考え方であり、世界の考え方なのだ。

また、彼らは感謝の気持ちが無い人達でも有る。

2000年もの間保たれて来た、自分を育てて守ってくれた自分の国に感謝の気持ちを持つのは自然な事だと思うのだが、

そうではない人達なのだ。

自国の歴史で、これは失敗だった、と思う点が有った時、

感謝の気持ちを持っている人であれば、まるで自分が失敗したかの様に、

まずいことしちゃったなぁ、という風に思うものだ。

けれど感謝の気持ちが無い人だと、他人事のように、ひでぇ奴らだ、としか思わない。

反日思想というものの根っこはこういう所なのだろうと思う。

それが、日本は悪い国だ、天皇なんか要らない、などの主張に繋がってゆく。


自分の権利ばかりを主張する人たちの話を聞いていると、

その多くの場合、全部ではなく、多くの場合、内容が半分しか無い。

半分が欠落しているのだ。

例えばフェミニスト。その言い分を聞くと、

要するに突き詰めると「男なんて死ねばいいのよ」という話だ。

女性を差別するな、女性の権利を守れ、と言いながら男性差別している。

或いは女性の社会進出を主張しつつ、能力に関係無く女性の人数を増やす事ばかり主張している。

こういう事は、人権、権利、差別、環境、平和、などを言う人たちに共通している。

権利を言うなら義務や責任についても併せて考えなければならない。

平和を求めるならまず軍事について勉強でもしたほうが良い。

なぜ戦争が起こるのか。それは軍事バランスが崩れた時に起きている。

ウクライナがロシアに攻められているのはなぜなのか。

それはNATOという集団的自衛に加盟していなかったから、

核兵器を放棄したからだ。

環境を語るなら人類の生存も語らなければならない。

全ての原子力、化石燃料をただちにゼロにしたらどうなるのか。

地球がきれいになる前にたくさんの餓死者が出るのだ。


緊急事態条項に反対するという人が居る。

緊急事態に個人の権利が制限されるのは当たり前ではないだろうか。

緊急車両が来たら道を譲るものだ。

緊急事態に備える法整備が無い国なんて、欠陥国家ではないだろうか。

国が火事場泥棒するとでも言うのだろうか。


今でも時々「欧米では」という出羽守が居るけれど、

欧米は今、本当に酷い事になっている。

そもそも、と言う事を言えば、欧米がアフリカ、アジアを

略奪型の植民地にしたのが大元の原因なのだろう。

現地の人間を捕まえて奴隷にする、という、

今考えると信じられない様な事をしたのだった。

その結果、現在の欧米の混乱が有るのだろうと思うけれど、

しかし、それにしても酷すぎる。


こういう世界の混乱に対抗しようとするナショナリズムの政治勢力が力を増してきている。

来年1月アメリカでトランプ政権が誕生すれば、かなりインパクトの大きい動きが出るのではないだろうか。

しかし日本では依然として利権最優先のどうでも良い人達が政治家をやっている。

自分達の利権の為に民意を捻じ曲げて高市政権の誕生を阻止して、

あり得ない程酷い石破内閣を作ってしまった。

今、「日本の恥」などと言われている石破総理は一体いつまで続けるのだろうか。


次の選挙が有ったら、反リベラル、反財務省の政党を選んで日本を前に進めるべきだと思う。

共産党、社民党、れいわ新選組などの極左勢力を減らし、

利権まみれで国をどうするかに関心の無い政党を減らし、

立憲民主党の様な左寄りではなく、

国民民主党、日本保守党、参政党などの、

まともな保守政党の議席を増やすべきだろう。


その為には嘘ばかり言うマスコミからの脱却をしないといけない。

テレビを見ているのは後期高齢者だけだ、などと言われる。

あと10年かけて、新聞やテレビなどのオールドメディアを衰退させた方が良い。





コメントなどはツイッターやメールでお願いします



@kawaihidetoshi をフォロー

 

日記のトップへ戻る

かわいひでとしホームページ

 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 倫理・道徳へ
にほんブログ村