かわいひでとし日記
令和6年8月1日      日本の大切なもの      大事にしたい文化
  
自分はアホな都立高校卒業だ。

高校に入学してから久しぶりに中学の同級生に会った時、

「オマエ、何コース?」と聞かれた。

あの頃、文系コース、理系コース、とか、就職コース、進学コース、

などとコースが分かれている学校が多かったのだ。

「え?俺? 剣道コース」と答えると、「なんだそれ」と言われた。

自分の学校は柔道コースと剣道コースに分かれていたのだった。

どちらも競技経験は無く、どちらを選ぼうかと考えるとやっぱり剣道だと思った。

剣道はとても面白かった。そして、礼に始まり礼に終わる武道を経験出来たのも嬉しかった。

正座して手ぬぐいを頭に巻いているとサムライになった様な気分だった。

考えて見ると、柔道も剣道もやった経験は無かったのだけれど、昭和の子供はみんな、

チャンバラごっこや相撲をやっていたので、なんとなくうっすらと競技経験が有るのだった。


さて、大人になってからテレビで全日本や国際大会の剣道を見ると、もう速すぎてなんだかわからない、、、。

それに比べて柔道は見ていてとても面白い。

こうやって引かれたからこうやって押す、と言う様な身体の使い方が、

見ていて良く解る。

なので、相撲も見ていて面白いと思う。


オリンピックはいつも、サッカー、バレー、体操、柔道は必ず見ている。

それぞれ全然違う競技だし、価値観も違うとは思う。

ところで、剣道はなぜオリンピック競技にならないのかというと、

これは全日本剣道連盟が反対しているからだそうだ。

オリンピック競技にすると得点を取る為のスポーツになってしまって、

武道ではなくなってしまうから、というのが理由だそうだ。

こういう事はオリンピックの柔道を見ていると感じる事が良く有る。

柔道なのに組まないでボクシングみたいに腕を動かし続ける選手などを見ていると、

ちょっと残念な気持ちになってしまう。

けれど柔道は今では世界で行われており、すっかり国際的なスポーツになった。

柔道の競技人口が多い国は日本に次いで第2位がフランスなのだそうだ。

そういえば、組もうとせずに見ていてイライラする選手は

フランスの選手が多い印象が有る。

けれど多くの選手はきちんと礼儀を守っていて、

中には日本人よりずっと礼儀正しい人までいる。

優勝しても畳を出るまではガッツポーズなどせずに居る選手を見ていると、

本当にうれしくなる思いだ。


卑怯な事はしない、相手を尊重する、礼儀を守る、

という価値観が一定程度柔道を通じて世界に広まってゆくのはとても嬉しい事だ。


柔道男子81キロ級で金メダルを取った永瀬貴規選手、

そして66キロ級の阿部一二三選手は素晴らしかったですね。

本当に強かったし、控えめな態度が素晴らしく、心底嬉しくなりました。


日本人は日本の素晴らしさを随分失ってしまっていると思います。

日本文化が海外で評価されてみて初めて気が付いたりもします。

学校で柔道や剣道を教えるのは良い事だと思います。

昔、ほんとに、何十年も昔の話ですが、日本人がアメリカで生活するとき、

当時はまだまだ日本について知られておらず、差別意識も激しかった時代、

クルマのリアウインドウの所に柔道着を置いておくと、乱暴なマネはされない、

と言われていた事が有りました。

そんな感じなので、日本人なら一応、柔道とか剣道とか、

少しだけでも経験しておくべきなのだと思います。

さらに日本人が忘れてしまった貴重なものとして、そろばん が有ります。

海外ではそろばんの教育を熱心にしている所も有ると言います。

学校でそろばんを教えるべきだとも思ったりします。

そして、こんなに素敵な国旗と国歌が有る事を誇りに思います。





柔道と言えば、忘れられない大好きな動画が有ります。

これです。
https://www.youtube.com/watch?v=FvKc0E07Nao





アメリカ人好み      日本の良さ

学校の先生と親は必ず


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