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令和6年7月13日 医療について思うこと 身体の弱い人々 |
昭和の人間なので、「風邪をひいた」という意識はあまり持った事が無い。 だいたい風邪は、知らないうちにひいて、忙しくしていると知らないうちに治っているものだからだ。 今まで何十年も生きてきた。 その中で5年に一度くらいだろうか、風邪をひいたりする事が有る。 自分は昭和の人間なので、「風邪をひいたくらいで会社を休む」のは 「良くない事」という認識が有るので、「風邪くらいどうって事は無い」と、 自然と無視する事が良く有る。 けれど、2,3日経っても一向に回復せず、どんどんひどくなってくる。 そうするとまずは薬を買いに行く事になる。 医者に行くという選択肢は自分には殆ど無かった。 それは「平日の昼間に仕事を休んで医者に行く」事が無いからだ。 これはどういう事かと言うと、別に風邪くらいで医者に行くなど大げさな、 という思いが有って、だからそんな下らない理由で会社を休むのはよろしくない事、 という認識が有るからなのだろうと思う。 薬屋で普通に買える薬を飲んだところで、大して効きはしない。 さらに2,3日たっていよいよ症状が重くなってきて、これはもうダメだ、 と思った時点でやっと医者に行く決心をしたりする。 だいたいは市販薬をガバガバ飲んで食ったり寝たりして治るのを待ってしまうので、 病院へ行こうと思うほど悪化する事は非常に稀な事だ。 毎回こんな感じなので、 風邪をひく、というのは知らないうちになって知らないうちに治るものか、 又は重くなってから仕方が無く医者に行く、という事になるかのどちらかだ。 だからほとんどの場合は知らないうちになって、知らないうちに治っている事になる。 そんな訳で自分の人生を振り返ると、殆ど病院という所に行った事が無いのだった。 けれど、5年前に入院する病気をしてしまってから時々病院に行く様になった。 病院へ行って思う事が色々と有る。 大きな病院へ行くと物凄い人数が押し寄せていて、 受付をしてから診察するまで3時間待ち、なんてのがザラだったりする。 本当にびっくりだ。見回すと高齢者ばかりで、 若い人はだいたい松葉づえをついていて、 スポーツで骨折したか何かな外科受診の人だけだ。 良く言われる冗談が有る。 病院の待合室で高齢者同士が話している。 今日はあの人来てませんね、具合でも悪いのかしら、、、。 なんて、本当にどうかしている。 自分は街中を歩いていて高齢者を観察するクセが有る。 見ているとだいたい、男性の場合は脳梗塞でもやったのだろうかと思える様な、 歩行困難の人を良く見る。 女性の高齢者に多いのは膝などをやってしまったと思われる歩行困難の人が多い。 結局みんな、脚に来てしまっている。 こういうのを見ていると、日本は医療業界が商売熱心すぎて、 予防医療には全く関心が無いのだな、とつくづく思う。 さて、病院に行って思う事。 若い先生などに多いのが一度も患者の顔を見ない人が居る。 ずっとパソコンの画面を見たまま質問して、一度も顔を見ない。 一回くらい顔を見たほうが良いと思いますよ。 それから看護師さんたちに多いのだけれど、高齢者などに対して、 まるで赤ちゃんに話す様な話し方をする人が多い。 高齢者の場合、大きな声で話さなければならないなどの事情も有るが、 赤ちゃんに対する様な話し方って、一見優しく話している様で 実は恐ろしく上から目線で人を馬鹿にしている様にも思えてしまう。 特に笑顔も無く、お愛想も言わず、淡々と正面から普通の口調で話す人のほうが 自分はずっと好感度が高く感じるがどうだろうか。 ただ、見ていると本当に大変な仕事だなあとつくづく思う。 ちょっと訳わかんなくなってしまった高齢者を扱うのは本当に大変だ。 場合によっては強制したり無視したりしなければならない場面も有る。 老人ホームなどで介護職が虐待したというニュースを見る事が有るが、 ちょっと介護職の人に同情してしまう感じもする。 手が付けられない様な患者ってのも居る訳で、本当に大変だと思う。 という訳で、医療や福祉、特に高齢者に対するものを見ていて、 つくづく感じるのは、予防医療で病人を減らす必要性だ。 また、ちょっとした事でいちいち病院へ行かない様にする必要性も感じる。 子供の頃から身体を強くする心掛けが必要だと思う。 なるべくバイキンやら発がん物質やらを身体に入れる様にして、 免疫力を鍛えておく必要が有るのではないだろうか。 時々は日光に当たって、ビタミンDを作って抵抗力を高くする心掛けも必要だ。 若い時は強めの運動をして持久力や心肺機能や循環器系を鍛えておくのも必要だ。 脚を鍛える事も重要だ。四頭筋を鍛えておくと膝への負担をカバーできる。 若いうちは通勤電車でいちいち座らないで立っていたほうが良い。 なるべく階段を使ったほうが良い。 歳とってから鍛えようと持っても出来るものではない。 昔、日本がまだ貧しかった頃、「3秒ルール」というのが有った。 食べ物を床に落としてしまっても、3秒以内に拾えば食べられる、という謎のルールだ。 それくらいの事はやって、ちゃんとバイキンを身体に入れて、 抵抗力の有る身体にしていたほうが良いのだと思う。 年取ってからそういう事をやると返って病気になってしまうのだから、 子供の時からもう少し逞しく育つ必要が有ると思う。 そしてそろそろ、無理な延命治療などの見直しも必要だと思う。 その辺のところ、よろしくお願いします。
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