人間の土地
サン・テグジュペリ サン・テグジュペリ |
||
ningennototi.jpg |
サン・テグジュペリ 「人間の土地」 自分にとって、一番大切な本、 男の生き方の教科書の様な本です。 サン・テグジュペリの代表作といえば「星の王子様」だと思われているが、それよりも何よりも、この「人間の土地」ではないだろうか。 非常に読みにくい本だとは思うが、ぜひおすすめしたい本です。 人間にとって大切なのは、知識を得ることよりも、思う事。 自分や、自分たちを具体的に考え、それをさらに抽象的に考える事ではないだろうか。
とてもとっつきにくい本なんで、なかなか読めないみたいなんですが、130ページくらいのところの「砂漠のまんなかで」という章から読むと、世界に入り込みやすいと思います。 この本から抜粋した、カワイ制作の動画が有ります ぜひどうぞ 砂漠の真ん中で (quicca.com) カワイが書いた関連する文章はこちら サン・テグジュペリの「美質」 ダイバーらしい仕事&なんでダイバーがこんな仕事するんだよな仕事 たちの悪い嵐 『精神の風が粘土の上を吹いてこそ、人間は創られる』 実年齢? 永遠の一瞬 航空機事故 新しい世界へ踏み出す若い人へ 彼がサハラ砂漠に不時着して、水も食料も無く、これはもう助からないと思いながら砂漠をさまよった時の事について書いていた言葉だ。 「ぼくは、絶望のどん底に達したと信じていた、ことろが、一度諦めてしまうと、ぼくは、平和を知った。どうやら、あのような危急存亡の時機に、人は己の真の姿を見いだし、また自分自身の友になるものらしい。ぼくらの中に、それまで知られずにあった、何とも知れないある本質的な欲求をみたしてくれる、あの充実感には、何ものもまさりえまい。(中略)
新潮文庫 堀口大学 訳 「人間の土地」 |
ツイート |