観ようと思って観逃がして忘れていた。
佐藤蛾次郎さんとあき竹城さんが立て続けに亡くなったというニュースを見て、
突然思い出して観る事にした。
この映画はねぇ、寅さんが大好きだった人じゃなければなんだか良く解らないだろう。
というか、1本の独立した映画としてはなんだかなぁ、なのだと思う。
けれど、ずっとずっと寅さんを観て、寅さんたちが大好きな人にとっては、
2時間ずっと泣きっぱなしです。
満男が小説家になっていて、
三丁目の夕日と頭がごっちゃになってしまう出だしで始まり、
とらやさんのあの懐かしい茶の間や台所を見るだけで涙がこみあげてくる。
満男と、さくらさん、博さん、あけみちゃん、リリーさん、源ちゃん。
みんな死んじゃって残っているのはこれだけになってしまった。
たくさんの懐かしいシーンがちりばめられている。
本当に懐かしい名場面の数々。
それこそセリフを全部暗記しているくらいの懐かしい名場面。
出てきた回想シーンは、マジで全部セリフを覚えていたのだった。
寅さんの50作目であり、50周年記念でもあるこの映画。
寅さんファンは必見の映画です。
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