令和のこの世の中に生きている人が、この映画を観たところで、
なんだか暗い気持ちになるだけだろう。
昭和生まれの自分だから最後まで観られたのだと思う。
都会育ちの人間が良く勘違いするのは、地方に住む人たちは心が綺麗で純粋で良い人だ、という思い込み。
なかなかどうして、地方のドロドロした人間関係、とてもとても都会の人間が馴染めるものではないだろう。
昭和のチンピラはまだ、どこかに素朴な心を持っていたのだろう。
都会から来た若い男が次第にその土地に溶け込むところが、なんだか救われる。
昭和のイケメン 織田あきらさんが出演。
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