娼年      2018年 日本  #人間の性
脚本 監督 三浦大輔
原作 石田衣良

松坂桃李 
真飛聖
冨手麻妙
猪塚健太
 

実は自分は若い頃、人間のセックスについてあれこれ考え、色々な話を聞いたり、

自分でやったりした経験が有る。

娼婦(娼夫)の話を色々聞いた。

この映画を見て、これは実話を元にしていると感じた。

娼婦(娼夫)は身体を売っているのではない。

時間や幸せを売っている、という言い分は、売春が違法で有る事の言い訳で言っている訳ではない、と思う。

そもそもセックスとは何かというと、生物学的には子孫を残す為の生殖行為だけれど、

人間のセックスはもっと幅が広い。

例えばおしっこをしているところを見て貰いたい、とか、首を絞めて貰いたいとか、

身体を傷つけて貰いたいとか、実に幅が広い。

昼間の世界に住む人は、愛情の無いセックスなんて汚い、と言うけれど、

欲望や性欲や愛情は、実はもっともっと幅が広いものだ。

娼婦(娼夫)たちはそれなりのプライドを持っている。

その区切られた時間の中では確かに幸せを売っているのだと思う。


この映画は随分出来が良い映画だと思う。

演技の良し悪しは別として、セリフが嘘くさくない。

昼間の世界のみなさん、たまにはこういう映画もどうでしょうか。


予告編
https://eiga.com/movie/88008/


 


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