昼近く、朝寝坊しているとパソコンから音声が聞こえて目を覚ましました。
予約した「誰も知らない」が始まっていました。
監督のインタビューなどをやっているうちに起き出して、ぼーっとしながら観ていたら映画が始まり、始まったら夢中で見入っていました。
起承転結で言えば転にさしかかった頃、別系統で予約してあったサッカーの録画予約が始まって、明とユキがモノレールを見上げるシーンで「誰も知らない」が途切れてしまった、、、。
あちゃーダブルブッキングだったのね、、、。
途中までしか見られなかったけれど、途中まででも充分心に残って、頭の中が映画の事で一杯になってしまいました。
ふと、夜中に時間が有ると、途中まで録画した「誰も知らない」を観てしまいます。
5回は観たなぁ、、、なんでこんなにハマってしまったのか、、。
それはまあ、何と言っても柳楽優弥の目に悩殺されてしまったからなんだと思うけれど、それだけでも無いと思う。
タテタカコのCDと一緒に届いたのは、「誰も知らない」、「誰も知らないができるまで」のDVD。
DVDが届くまでの間に、巣鴨で実際に起きた子供置き去り事件について、インターネットで読みました。
この映画では、最後はどうなるのだろう、福祉事務所の人が来るのだろうか、警官が来るのだろうか、、、、。
タテタカコは良い味出してるなあ、、。
そんな事を考えながら、途中からではなく、また最初から「誰も知らない」を最後まで観ました。
福祉事務所の人も警官も来る事は無く、子供達はいつもの様に水を汲みに行き、おにぎりを貰ってこの映画は終わります。
真夜中の空に問いかけてみても
ただ星が輝くだけ
氷のように枯れた瞳で
僕は大きくなってゆく(タテタカコ 宝石)