原作マンガを読んだので、見たいと思っていた映画だけれど、
聞こえてくるのは悪評ばかり。
一番多かった文句は、敵国が中国ではなく架空の国だったこと。
まあねえ、そりゃあ映画やし、目つぶっといてや、ってことで、、、。
映画の中では中国も含めた常任理事国5カ国がこっち側についてくれたりしていた、、、
まあ、映画だから、ってことで。汗
良いセリフ、というか勉強になるセリフが随所に出てきた。
そうかなあ、実際にはどうなんだろう、ということや、
なるほど、そうなのか、ということなど、
見ながら考える事が山のようにあって、勉強になったかもしれません。
けど、この映画の様に、総理大臣が躊躇したりしていていいんだろうか、 とか、
敵兵の人名を損なう事に躊躇したりしていていいんだろうか、そんな余裕有るんやろか、とか、 なんで外務大臣が強行派なんじゃろか、 とか、
ミサイルってこんなに当たるもんなんやろか、 とか、 敵潜水艦を撃沈できるのに、体当たりするなんて、そんなバカな、 とか、
けど、実際の場面ではどうなるんだろう とか、 実際の自衛隊ではどうなんだろう とか、
しかしまあ、戦闘はするが戦争はしない為の自衛隊なのだな、 とか
とにかく見ながら頭の中でぐるぐる考えが湧いてきて大変でした。
そして最後に、中井貴一さんは一体なんだったのか、、、。
そうだねぇ、あれは「用心棒」の藤原鎌足さん的な、戦闘が行われている一方日本本土ではクソ平和だった的な?
女性記者の父親だったりもしないので謎と言えば謎なのだけれど、
あの中井貴一さんのシーンが全く無かったら、血管浮き出た演技ばかりのなんだか間抜け感が漂う映画になってしまっていたかもしれない、とも思えました。
そういう意味では西島秀俊さんの演技が抑えになって良かったですね。
西島秀俊さんの演技はとても良かったと思います。
映像は結構迫力有りましたよ。 |