かわいひでとし日記
令和5年4月29日.     人間を構成する色々なパーツ      学校で規律を学ぶ
 


時々、卵サンドを作る事が有る。

作る時に頭に思い浮かぶのが、なんと、

何十年も前、小学校4年生くらいの時の家庭科の授業。

倉田先生が卵サンドの作り方を教えてくれた。

脳みそって凄いなあと思う。かなり具体的に記憶している。


考えて見ると、学校に家庭科や工作や音楽や体育の授業が有るのは

本当に有意義だと思う。

高校生くらいまでの間に、いわゆる教科だけでなく、

美術や書道や社会勉強の様な授業が有るのは本当に有意義だ。

そして教室を自分たちで掃除して、給食は当番が配食する、というのも、

本当に有意義だと思う。

運動会で行進曲に合わせて行進するのだって、あれは軍隊式だからダメだ、

などといちゃもんをつけずに、音に合わせて歩く、規律を保つ、

という事を学習できるのだ。


外国では音楽の授業など無い国もたくさん有るし、掃除は自分たちでやらないし、

昼食はカフェテリアで食ったりする。


この差は大きいと思う。

しなくてはいけない事をがまんしてする、

責任を感じて清潔に公平に給食を配食する、

人前で歌を歌う、走ったり投げたりする、

他の人と協力して何かをする、

こういう細かい事の積み重ねで人間が出来上がる。

日本の社会に規律が有るのも、犯罪が少ないのも、

みんな子供の頃の教育のせいだろうと思う。


外国の映像を見ていると、女性がただ歩いているだけで、

後ろから近付いてきた男が首からネックレスを引きちぎって奪っていく、

と言う様な映像がたくさん有る。

事故や災害や興奮した群衆が居ると略奪が起こる。

他人の物を盗んだり、他人を殺したりする。

外国から来た人たちが口をそろえて言うのは、日本は安全清潔だということ。

これは一定の規律が保たれているからだろうと思う。

行き過ぎれば欠点は有るだろうが、人間は社会を作って生きて行く動物だ。

社会に適合して規律を守らなければ成り立たなくなってしまう。


子供に掃除をさせるなど無駄な事だ、そんな時間が有るなら勉強をしたほうが良い、

という人が居るが、一見無駄に見えるのかも知れないが、

一人の人間として成長する上で、社会の一員として成長する上で、

とても有意義な事だ。

運動が苦手な子が居たり、音楽が苦手な子も居る。

けれど、授業でやるのは競技ではなく、基本的な事を覚えるという程度の事だ。

誰でもみんなが受けるべきだと強く思う。

特に体育などは、食事と同じ位必要な運動をするのだから、全員がやるべきことだ。

人間が生物として生きて行く上で、食事をとらなくてはならないし、

身体を動かして成長しなくてはならない必須の事だ。

頭脳を生かした知的な仕事をする様になる人でも、

身体が健康で強くなければ仕事をやり通せなくなってしまう。

音楽なり、体育なりが苦手で好きじゃない子が居ても、

別にそれを職業にしろという訳でもなく、上達しろという訳でもなく、

ごく基本的な事を身に着けるのは大事な事で、

それが身体の一部になって一人の人間が出来上がるのだ。

嫌がるのならやらせなくても良いと考えるのではなく、

高度な事までしなくて良いのだから、自分に有意義な事だと考えて一緒にやりなさい、

と指導して欲しいと思う。

親と先生たちに

進路を迷っている人に


若いからわからない事



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