かわいひでとし日記
令和4年3月7日      責任者の話し方      何を言っているのか
 
昭和から考えると、最近は外国人が日本語を話すのをよく聞くようになった

それも本当にちゃんとした、ネイティブの様な日本語を話す外国人も多い。


逆に、とても外国語訛りの強い、聞き取りにくい日本語を聞く機会も増えた。

なので、コンビニの店員さんに何か言われても3回くらい聞き返すなんて事も有る。

けれど、それは仕方が無いので根気よく聞き取ってあげないといけない。



ケントギルバートさんが言っていたけれど、何かを考える時、頭の中で英語で考えるのと、

日本語で考えるのとでは、結論が違ってきたりする事が有ると言う。

そうかもしれない。

日本語を使う様になって、自分がとても上品になったと思うという外国人も居た。

というか、英語ネイティブの人が思考するとき日本語で出来るって事自体凄いですね、、。

それと、日本人の思考と欧米の思考が、はっきり違う事にも気づかされる。

日本人はウソを言うのはいけないことです、と言い、外国人はウソを言われて騙されたほうが悪い、と言う。

日韓で教科書などの歴史問題を学者同士が議論した時、歴史についての話で、

韓国側が「なんでそんなに事実にこだわるんだ」と言ったので唖然としたと言っていた学者が居た。



外国人が日本語で論じているのを聞いていると、とても論点がしっかりしているのに気が付く事が有る。

それは英語的な思考をしているからだと思う。

日本の政治家などが、

「それについては、今後慎重に検討し、適切に対処していきたい」だの

「なんとか頑張って目標を達成したい」とか、

日本語的思考から出てくる言葉は中身が無い事が多い。

やるのかやらないのか、何をどう頑張るのか、はっきりしてもらいたい。


「それについては、それを確実に行います。行った場合の問題点を検討しながらやる必要も有るので、それをしながら行っていく」

とか

「これをやって30%達成し、さらにこれもやって60%達成し、さらに新しい方法を考えて80%達成していく」

という様に中身の有る言葉をしゃべらなければならない場面では英語にしても意味が通じる様に話さなければならないと思う。



北朝鮮がミサイルを撃つたびに、「遺憾」という政府。

外務省の基準が有るのだそうだ。

断固として非難する
非難する
極めて遺憾
遺憾
深く憂慮する
憂慮する
強く懸念する
懸念する

遺憾は上から4番目の言葉、下から5番目の言葉なのだそうだ。

じゃあ割と強い表現なんじゃないか、、。でも、ちっとも強く感じない、、、、。


政治家が声音や表情や付け足した言葉などで強弱をつけて欲しいものだ。

今の外務大臣がロシア大使に対して抗議を行った場面をニュースで見たが、ずっとメモを読んでいるだけだった。

ちっとも抗議している様には見えない。

ちゃんと表現をして、中身のある話をしてくれないと困ります。

政治家だけでなく、財界人も。

ご心配、ご迷惑をおかけいたしました。大変申し訳ございませんでした。

という場面を良く見るが、

というか、そういう場面を良く見る事自体おかしいのだが、

自分の言葉で心に響く話をできる中身が有る人がリーダーになっていて欲しいものだ。

政治家や社長さんやリーダーの様な人はその点考えた方が良いと思う。

麻生太郎さんなんか、ズケズケと言うけれどそれなりの教養が有るからうるさいマスコミも追い詰める事が出来ない。

実に爽快だ。


岸田くんの場合、 ○○考えてゆかねばならない ばっかしで、

それに比べて高市さんの話は格段に内容が有る。

次の総理は高市さん希望。


逆に、特に責任の無い楽しい会話はたっぷり日本語のあいまいさを楽しんで話したい。



大統領の未亡人

住めば都はるみ

Un Giapponese parla inglese.

英語、えーご、悪戦苦闘

文字を読まない人々




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