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令和3年11月1日 土台の無い人々 仁義 |
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今の時代の大企業のサラリーマン社長たちにも、 起業したベンチャービジネスの若い社長たちにも、 国を動かしている官僚たちにも、 精神的な土台が無い。 金儲けの才能が有るというだけで商売をしていたり、 経済的に安定しているという理由で仕事をしていたりしている。 自分の任期中に何事も起こらなければそれで良いと思って仕事をしている。 利益が出る事だけを考えて商売をしている。 考え方の大元になる精神が無いのだ。 例えばあなたが何かモノを作る会社を始めたとしよう。 モノを作ってそれを売る卸売りをしたとしよう。 小売業の会社に営業をして買ってもらうとしよう。 さらに利益を上げたいと思って、今度は自社の通販サイトを立ち上げる。 実はこれは、人の道に反する事だというのが解るだろうか。 当然の事だと思っていないだろうか。 あなたはモノを作って、これを売ってくださいと小売業に営業をした。 そしてさらに、自分でも小売りを始めてしまった。 お客の商売の邪魔をしてしまった、ということだ。 これは仁義に反する事、というのが解るだろうか。 売ってくださいと品物を卸したその店の隣に、同じものを売る店を開いてしまった、ということ。 仁義というのは、こういうことで、生きていく上でどうしても必要なこと。 こういうことが解らないまま商売をして良いのだろうか。 心のどこかで、この考え方を保持して生きて欲しいと思う。 レストランなどの店へ行って、自分で買って来た食べ物を出して食う、 というのが、え? なんで? 何が悪いの? という、何の土台も無い人にならないようにしましょう。 明治維新の頃の指導者たちはみんな 江戸時代までの価値観を知っていた。 算盤だけでなく、論語も知っていたということだ。 だからこそ出来た大きな仕事なのだと思う。 精神の風が粘土の上を吹いてこそ、人間は創られる ラッキー! 学力が有っても教養の無い人々 金とエロと? |
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