かわいひでとし日記
令和3年9月17日      モヤモヤ感      うまく説明できませんが
  

また変な事を書きますが、

理屈で言えばそうだが、心情的にはあまり同意できないが、

でもやっぱり理屈で言えばそうだろうから一応同意します、的な話。

子供の頃、ストライキで電車が動いていないと聞いて、ストライキってなに?

と大人から説明を聞いた時思った事。

給料上げて欲しいんならもっと働けばいいじゃん。

電車動かさなかったら儲からないから給料上がらないじゃん。

大人になった今でも、心情的には子供だった自分に同意します。

でもまあ労働者の権利、ということで、ストライキをダメだと言うわけにもいきません。

でもやっぱり気持ち的にはちょっとモヤモヤはします。

会社が利益を上げられる様に仕事を一生懸命やるだの、提案するだのしたほうが良いと自分は思う。

でも、そんなことは経営側がやる事で、俺たちは給料上げてくれればいいんだ、っていう事の様だ。

自分はなんだか好きではない。

これに似ている感じがするのが選択的夫婦別姓。

これも本人がそうしたいというならやればいいじゃんとしか言いようがないので、

選択的夫婦別姓に賛成するか反対するかと聞かれれば賛成します。

現行では、結婚するとき、夫の姓にならなければいけないわけではなく、どちらかの姓になれば良いそうです。

反対派と言われている高市早苗さんの政策では、通称使用の制限を無くす、と言っています。

通称使用の制限が無ければ結婚してもそのままの姓で生活出来、役所の手続きなども旧姓で出来る、

戸籍は夫の姓になっているが併記もされている、という事の様です。

通称使用の制限が無くなるのならそれで良さそうなものだけれど、賛成派の人はそうでもないようです。

結婚するというのは、二人が一つのチームになって、財布も一緒になって、子供を育てる事なのだと思っていたので、

ひとつの姓になるのは当たり前の様に思っていました。

でもそれがイヤだというなら、じゃあ別にいいですよ、選択的夫婦別姓に賛成しますよ、ということになる。

なるけれど、心はちょっとモヤモヤしたままです。

欧米の人は結婚しても貯金は別々にしていたりするようですし、海外の例を見ると色々ですから、

別にやりたい様にやれば良いと思います。

日本の文化を守りたいから、と言うとそれにも色々反論が有るようで、

じゃあやっぱり本人の好きにしてくださいとしか言いようが無い。

日本の狭い家に住むあまり豊かでも無い夫婦だと、小さい子供と3人で川の字になって寝る、

という事が多い様ですが、欧米の人はそれを嫌いますね。

夫婦の寝室と子供を寝かせる部屋は別にしないとイヤだと言います。

子供が心配にならないのですか? いえ、そんな事はありません、などという論争を聞いた事が有りますが、

心情的には子供が心配だから傍に寝かせたいと思う人のほうがなんだか好きだったりします。

要するに、理屈で言うと、そうしたいならそうしてくださいとしか言いようが無いけれど、

実はちょっとモヤモヤする、という事でしょうか。

なので、意見として述べる事でもない、ちょっと一人でぶつぶつ言う程度の事なんでしょうが、モヤモヤするのは事実です。


よく、年齢を重ねると人柄が丸くなる、なんて事を言います。

若い時は「自分が自分が」と言っていたけど、

年齢を重ねると自分はどうでもいいからあなたが幸せになってください的な事を言う様になったりします。

若い時、とてもとんがっている人って居ますよね、夫婦別姓を主張する人はそういう人なのかなと思ったりもします。

明治時代に西洋のものがもてはやされて、なんでも西洋のものが良く、日本のものはダメだ、

という風潮になった時、歌舞伎界でもその波が押し寄せました。

若い俳優たちは、古典をやらず、西洋演劇の翻訳劇をやるようになりました。

しかし、その俳優たちも、年齢を重ねてみると日本の古くからの歌舞伎の良さが解って、

結局日本の古典をやる様になったそうです。

現在の歌舞伎も、新作もどんどん上演していますが、中心はやはり江戸時代の古典です。

それらがうまくミックスされて少しずつゆっくり変わってゆくようです。

変革を主張する人はどこかとんがっているなあと感じる事が良く有ります。

若い時は「論理的」が一番正しいと思っているけれど、年齢を重ねて経験を積むと、

もっと感覚的な、あなり論理的ではない思考を重んじる様になったりします。

「学力」や「知識」と、「教養」というものが別のものであるのと同じ様な感じです。


結婚するんだから、二人で一つのチームになって子供を立派に育てましょう、という感じがやっぱり好きです。

でもまあ、自分としてはモヤモヤするものの、反対する理由を述べる事も出来ないので、賛成します。

ということで、理屈で言えば賛成しますが、ちょっと心はモヤモヤします、という話でした。



変な事を言いますが


KAZUYAさんのツイッター、このレスを読むと興味深いです
ここでは反対派の意見ばかりですが、賛成派のこういう声も聴いてみたいですね
https://twitter.com/kazuyahkd2/status/1438424929804775426

こんな動画が有りました

https://www.youtube.com/watch?v=OARxu_P5aEw


コメントなどはツイッターやメールでお願いします



@kawaihidetoshi をフォロー

 

日記のトップへ戻る

かわいひでとしホームページ