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令和3年5月2日 妻の鏡 男のエゴではない |
25歳の女性が、J.P. モルガン社長あてに「お金持ちと結婚するにはどうすればいいですか?」というメールを出したのだそうだ。 その答えが、 お金持ちは今後さらにお金持ちになっていく しかしあなたの持つ価値(美貌)は今後確実に減っていく したがって、長期保有する意味がなく、短期保有するか、レンタルで充分 との事だった。 この返答が話題になっているという事だが、 むしろ、25歳の女性のメール内容に注目した。 どうしてお金持ちの奥さんって見た目がフツーな人が多いんですか? はっきり言ってフツー以下の人もいる。 お金持ちと知り合うには何処に行けばいいですか?住所も教えて下さい。 などと書いている事だ。 恐ろしく考えが狭く偏っている、というか、脳が欠損しているかのようだ。 今、総理をしている菅義偉さんの奥さんを見た事が有るでしょうか。 非常に地味な印象の方です。 しかし、彼女を知っている人たちの言によれば、「非常に良く出来た人格の持ち主」との事だ。 総理にだけはならないでね、と言われていたと菅総理自身が言っているが、 総理になった今、彼女は内心はイヤイヤでもきっちりと総理夫人としてサポートに回っている。 非常に率直でフェアな人だということだ。 こういう話をすると、「男にかしずく女性を良いというのは男のエゴ」という批判をする人が居る。 これは勘違いだと思う。 男とか女とかの問題ではなく、自分のパートナーをサポートしてあげようという無私の心が理解出来ない人が言う批判なのではないだろうか。 自分の愛するパートナーが、難しい仕事をする事になった。 本当はそんな仕事はして欲しく無かった。 けれども、やったからにはサポートしてあげたい。 彼が失敗する姿は見たくない。 だから嫌だけど、全力でサポートしてあげよう。 愛する人に対する態度として、人として、とても正しい態度だと思います。 さて、さきほどの25歳の女性ですが、こういう事がすっぽり抜け落ちてしまっているという事です。 「てめぇ、人間じゃねえ」みたいなレベルです。 こんな女ともし、結婚でもしようものなら、保険もかけられた上で毒を盛られる心配をしなくてはなりません。 そして最後に言いたいのは、お金持ちになるとシアワセなのでしょうか。 そう思い込んでしまっている人は、何かがすっぽり抜け落ちている、脳が欠損している、人間じゃねぇ、状態の人です。 ブランド品を持って自慢に思ってしまう人、高い物を買って自慢に思ってしまう人、 良い服を着て自慢に思ってしまう人、みんな脳が欠損状態です。 お金以外にもっと幅広く興味を持ちましょう。 人生は限られた年数しか有りません。 「本当に大切なものはお金なんかじゃない」というのは貧乏人の強がりでも、 建前論でも有りません。 それが解らない人は、あなた自身が毒を盛って捕まってしまうか、毒を盛られて死んでしまう人なのです。 もっと広い世界に目を向けなければ本当にもったいない。 ちなみに、歌舞伎の演目には、こういう「良く出来た女房」が良く登場します。 気骨が有って、正義感が有って、愛情が深く、愛する人の為なら自分の命さえ投げ出す。 こういうものを、「男のエゴ」と見るのではなく、その女房の気持ちになって、ぜひ見て欲しいと思います。 これを「男のエゴ」と批判する人も脳が欠損しています。 男とか女とかには関係無く、本人の心の問題です。 これは演劇なので、そういう事をするのが女性であるほうが健気に見えて、より観客を感動させるだろうという理由で女性になっているだけのことです。 死がふたりを分かつまで 信頼 子供を手放すこと エデンの東 |
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