かわいひでとし日記

 

 

 

 

 

 


 

令和3年1月24日      修行の機会      人生のアクセント

 

人間、死ぬまで勉強、死ぬまで修行だと言います。

人生は困難にぶち当たって切り抜けたり、全力を出して乗り越えたりすることで、

自分を成長させてゆくものではないでしょうか。

ここ一番というところで全力を出し切れるかどうか、力を出す為のスキルを身に着けているかどうか、

スキルを出せる精神力が強いかどうか、その力を出す訓練、修行の機会が有れば成長してゆくものだと思います。

学生時代は部活などで大事な試合に望んだり、一世一代の告白をしたり、

緊張する面接を受けたり、何かと修行する機会が有るものですが、

だんだん年齢を重ねてゆくうちに、そういう機会も減ってくるものです。


自分の人生を思い返してみて、良い修行だったなあと思う事はいくつか有ります。

お金が無くなってしまって家賃も払えないピンチになった時など、

ああ、どうしよう、と思ってテンションが下がりきってしまった時など、

いや、このままではダメだ、と火事場の馬鹿力を出した経験などを思い出します。

そんないくつかの経験の中で、ほんとに良い修行だったなあと思うのは、エアロビクスのインストラクターになった事でした。

まだ養成コースに通っていた時に、先生から代行の仕事をやらされて、

生まれて初めてスポーツクラブのスタジオで、会員さんがぎっしり満員のスタジオで前に立ってレッスンを行った時、心臓が口から飛び出しそうになりながらやったレッスンの思い出。

養成コースを卒業して、スポーツクラブでオーディションを受けた時の地獄の様な経験。

担当者がつまらなそうな怖い顔をして眺めている前で、

1人で「みなさん、こんにちわーー!」と明るいインストラクターを演じて見せなければならないあのオーディションは本当に、文字通り地獄の経験だったと思います。

自分が立っている床に穴が開いて、地球の底まで落ちて行けばいいのに、と思ったものでした。

自分は普段、口数が少なく、あまり明るくもなく、ボソボソ喋る寡黙な人間ですが、インストラクターをやったことは、本当に良い修行になったと思います。



しかし、年齢が進むにつれて、そういう修行の機会は減ってゆきます。

というわけで、もし何か機会が有れば自分にとっての修行になる事をしたいものだ、と思うのです。

特にやりたい訳ではないけれど、修行になるからやろう、と思ったりするのです。

恥ずかしがり屋の自分をムチ打つ様な経験。

つまらないことだけれど、カラオケに行って、踊りながら熱唱する、なんていうのも、自分にとってはちょっとした修行のひとつです。

64歳になった今、修行としての貴重な機会がまた一つ出来ました。

エアロビック検定を受けることです。

審査員の先生の前で規定動作をやって見せる検定は、緊張の中、明るく大きく美しく笑顔で動いて見せるわけで、これは自分にとって、良い修行だと思います。

ただ、インストラクターをしていたので、スタジオの中で人前で動いて見せるのには慣れてはいるのですが、少しでも修行の機会になれば、と思って検定を受けることにしました。

去年は2月に4級の検定を受けましたが、その後コロナの為に検定会が開催されず、

締切日1日前に検定が有る事を知り、大慌てで申し込んで、大慌てで練習をしているところです。



みなさんも、あまり気が進まないことでも、別にやりたくない事でも、

やったって意味無いじゃん、という事でも、自分の修行になるだろう、という理由でやってみたらどうでしょうか。

せっかく生きているのだから、貴重な経験をしたほうが良いですよね。




エアロビック検定(日本エアロビック連盟)

東京都エアロビック連盟


 


泣いて嫌がるものを無理やり

適合する



 
 


 

 




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