令和元年88月10日 国際化すると、、、、
古き良き体操
25年位前、競技エアロビクスをやりまくっていたのだけれど、
その頃、「協会」が二つ有った。
現在も有る「日本エアロビック連盟(JAF)」と、
「日本エアロビックフィットネス協会(JAFA)」(現、日本フィットネス協会)。
そのうち、山岡有美先生率いるJAFAの大会のほうが好きだった。
山岡先生は、日本で初めてエアロビクスを行った、原宿のスタジオNAFAから続く伝統を持った人たちだ。
その頃の競技会における、「規定動作」は、
JAFAが ハイキック、バランス、プッシュアップ、シットアップの4つだった。
一方、JAFの競技会では、エイトカウントコンビネーション、ハイキック、アブドミナルカール、プッシュアップ だっけ?、忘れた。
なんだか「芸風」の違いが有るのだった。
自分は、JAFAの、しっかり体操する芸風が好きだったのだ。
それから年月が経ち、現在では競技会を行っているのは、JAFのみとなった。
JAFは国際体操連盟の傘下に入り、ルールも国際化されたのだった。
現在の競技会の演技を見ると、実に細かい。
ぴょんぴょん飛び跳ねている感じが有る。
けれど、昔の演技を見ると、しっかり体操している感じが有る。
現在のぴょんぴょん飛び跳ねる演技を見ながら、すっかり変わってしまった寂しさを感じるのだった。
昔の、古き良き競技エアロ
TIPNESS 5周年記念パーティで、インストラクターによる演技披露
(5人編成のところ、一人欠席で行われた演技)
まだ練習途上で、あまり本気ではない演技ですが。
これはいい演技だなぁ、こういうの大好きです。
(この後、近藤佐知子さんのシングル演技も有ります)
JAFの競技会でも、昔はしっかり体操している感が有った
スズキ ワールドカップ 1996年
それがどうでしょう、現在の競技エアロビックはこんな風になってしまいました。
これはこれで凄いんだけれど、「しっかり体操している感」がすっかり無くなってしまったのですよね、、、、
ルールが国際化すると、こんな風になってしまうのですよね、、、、
しかし、昔の競技会の芸風を引き継いでいるのが、
現在、JAFが行っている 「エアロビック検定」だ。
級などが細かく分かれている。
体力をつけて、半年後くらいにこれを受けてみようかな、と、思っている。
しかし、年後にハイキック上がる様になるかね、、、、
男子新体操も同じだろうと思う。
もし国際化したら、ルール改定で、今とは違うものになってしまうだろう。
そうしたら、今の男子新体操ファンは耐えられるだろうか、、、、。
ハイレッグキック
全日本エアロビクスコンテスト
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