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令和7年9月29日. 人生 運が良いとか悪いとか |
生きていると、凄くイヤな事も有るし、凄く嬉しい事も有る。 それらがバラバラに散在していて、時々はイヤな事ばかり連続する事も有る。 逆に良い事ばかりが連続して、運が良くなっているかも、なんて思う事も有る。 自分の知人で、「気学」というものをやっている人が居た。 あまり詳しくは知らないが、宇宙は「気」で満たされていて、 それが偏在しているので、濃かったり薄かったりする。 だから、なるべく運気が良い状態を保つ為に、良い方向に移動したりする、 「気学」はそんな感じのもの。 詳しい人からするとかなり大雑把な説明なのだろうとは思うけれど。 良い事や悪い事が偏在している人生では結局、「運が良くなっている」とか 「悪くなっている」と感じるのも当然で、 だからこそ気学とか風水というものが考え出されたのだろうと思う。 けれど、運気は散在し、偏在しているので、規則が有る訳でも無く、 偶然連続するだけなのだろう。 豆を床に撒いた時、固まっているところと固まっていない所が出来るのと同じなのだろうと思う。 なので、悪い事が連続して起こった後は、その固まりを脱すれば次には良い事が起こるものなのだろう。 そしてこれは、どうなるものでもなく、受け入れるしか無い。 悪い事ばかり起こった時に大事なのは、自分の気持ちの持ち方だろうと思う。 運気が下がっているとかではなく、たまたま連続しただけで、 次には良い事も有るのだから、ここでへこたれないで前向きに行こう、 と思う事が大事なのだろう。 次に、悪い事ばかり起こると感じる人は、その原因が自分に無いかどうか、 内省してみる必要が有る。 誰かと言い争いになってケンカしてしまった、などというとき、 自分の口のきき方が悪かったのが原因の一つになっている、なんていう事も有る。 相手が気分が悪くなる様な言い方をしてしまったからここまで言い争いになってしまった、 という事だ。 誠実で感じの良い話し方が出来る人ならトラブルは起こりにくいものではないだろうか。 この、相手の気分を害さずに反対意見を述べる、というのは、 一生かかって会得してゆくべき、いわゆる「人間力」の様なものだと思う。 そしてそれは、素直に反省する気持ちが無いとなかなか会得出来るものでは無いだろう。 どう考えても悪いのは相手のほうだ、と思っても言い方を感じ良く丁寧にしないとトラブルになってしまう。 さて、自分もすっかり年齢を重ねてしまった。 年齢的にはすっかり「ジジー」なのだ。 なので、学生時代の同級生などに会って話をすると、 話がじじむさくてげんなりする事が多い。 そういう訳で同級生とはもうあまり会う気が起きない。 年齢が高いジジババの話は、どーでもいい話を延々としたり、 口を開けば文句ばかりだったり、 とてもじゃないが付き合っていられない。 おばはん達の場合、どうしてそこまでどーでも良い話を延々と喋り続けるのだろう、 と思ってうんざりする。 ジジー達の話は「近頃の若いもんは」的な批判的な話ばかりでうんざりする。 自分が一番偉いと思っているかの様に他人の文句ばかり言うのだ。 では若い人の話はどうかというと、これはかなり個人差が有る。 実際には年齢には関係無く個人差の問題なのだ。 人と会って話をする時は、なるべくどーでもいい話ではなく、 他人の文句ではなく、楽しくなったり為になったりする話をしたほうが良い。 自分の場合、昔からずっと友人関係は自分より年下ばかりだった。 最低でも10歳年下で、ひどいのになると30歳も40歳も年下だったりする。 そして、会っていて楽しい友人はみんな、性格が優しい奴ばかりなのだ。 自慢したり、偉そうにマウントを取ったりしない、控えめでおっとりして、 遠慮したり気を使ったりする優しい奴ばかりなのだ。 結局こういう控えめで優しい人間は他人から好かれるし、 好かれるからトラブルも少ないものだ。 自分でマウントを取っても他人から尊敬される訳では無い。 むしろその逆で、控えめな方が相手も自分に好感を持ってくれると思う。 いつも対人関係でトラブルが多発する人は、 どう考えても相手が悪いとしか思えなくても、 少しは自分の胸に手を当てて自分の態度を反省してみても損は無いと思う。 生きていて起こるイヤな事は実に様々だ。 対人関係だけでなく、金銭の問題やら生活の問題やら、色々と有る。 これらの問題も自分の言動や態度によってかなり回避できるものも多い。 自分は悪く無い、悪いのは相手だ、と思っても、ちょっとは自省もしてみれば、 いくらかは楽しい生活が出来る様になるのではないだろうか。 ![]() 人間は慣れる動物 「考える」と「やる」の違い 年寄りは役に立つか 健全な社会の為に 若い時に接した立派な人たち 仕事が出来る人は人柄も良い |
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