かわいひでとし日記
令和6年1月11日.     病気をすること      一定の覚悟
 
例えば、芸人さんなどが亡くなった時の葬式で、

追悼の辞を述べる人が、「とうとうくたばりやがった」と、

憎まれ口をたたいてみんなで爆笑したりする。

こういうのは、割と江戸っ子の文化なのかもしれないけれど、

この憎まれ口が愛情表現だったりします。

江戸の人は「てめぇなんか死んじまえ、ばかやろ、こねやろ」とか言うのも、

親しい間の愛情表現だったりします。

なので、人が亡くなったのに悪口言ったり笑ったりするのは不謹慎、

とか思っちゃうのはちょっと違うのだと思います。

また、年寄りが「俺はもうすぐ死ぬから」とか、

「俺ももう長い事ないから」なんて言う事が有ります。

これは100%冗談という訳でもなく、ある程度年齢を重ねると、

自分が死ぬことを少しは覚悟している現れなのだと思います。

凄く若い時は自分が年老いて死ぬなんて事は夢にも思わないのものですが、

ある程度年齢を重ねてみると、だんだんと現実として受け入れる様になるのですね。

「終活」をする人も居ますよね。

先日亡くなった中村メイコさんが以前、話していました。

そろそろ荷物を整理しようとご夫婦で話し合ったのだそうです。

思い出の写真などもたくさん有り、これは残しておきたい、と言うと、

旦那さんが、「こんなジジババの写真なんか残したって」というので、

それもそうだ、と、処分したりしたのだそうです。



色々な有名人の訃報を耳にします。

ああ、あの人も逝ってしまったか、と残念な気持ちになります。

73歳で亡くなったのか、まだ若いのに、なんて思います。

人生100年時代なんて言われますが、

なんだかんだ言っても病気を得て亡くなる事は多いですね。

年齢を重ねて来るとあっちこっちガタが来て、色々な病気になるものです。


自分も数年前、腎不全になりました。

ああ、自分もそうなるんだな、という感じで、残念に思ったりするというよりは、

自分も通常通りの道を通るのだな、という受け止め方でした。

実は腎不全と診断される3年くらい前に、お医者さんから、

これは大きな病院で検査を受けたほうが良い、と言われていたのでした。

けれどそのまま放置してしまって、相当具合が悪くなって、

こりゃもう医者行かないとダメだ、と思うまで放置してしまいました。

病院に行って検査をし、検査結果が出たとたん、

救急車を呼ばれてそのまま大きな病院に運び込まれてしまいました。

そんな大げさな、という感じでした。

だって、その病院までスタスタ歩いて行った訳で、

そこまで悪いとは思っていなかったのですね。
  
先生から、検査結果の数字について、こんな数字初めて見た、と言われました。

それで1か月くらい入院をして、現在は元気に過ごしています。

元気に過ごしているどころか、くたばるまで走るハイインパクトエアロビクスの

イントラをやったりしていますので、相当元気です。

けれど、あと何年生きるのかな、そのうちまた入院したりする事も有るのだろうな、

という覚悟の様なものが出来ています。

こればっかりは全然見通しが立たないので、まあとりあえず、

100歳まで生きるという前提で予定を立てましょう、と思って生きています。


さて、作家で日本保守党代表の百田尚樹さんがガンで有る事を公表して入院されました。

百田さんは2023年の6月頃に自民党がLGBT法案を強行に通してしまった事に激怒し、

とうとう自分で政党を立ち上げる事にしたのでした。

その半年後の12月にガンで有る事が解り、先日入院をされました。

ご本人はいたって元気で、自分が死ぬかもしれないという事も平気で笑って話しています。

まあそんなもんでしょう、と思います。自分も良く解ります。

今はガンだから必ず死ぬという訳でもなく、

手術が成功すればまた元気に活動してくださると思います。

百田さん、入院した当日に病室からYoutubeのライブ配信をしていました。

これが実に面白く、腹を抱えて笑ってしまいました。

なので、みなさんもこの動画を見て一緒に笑ってあげて欲しいと思います。

病気なのに不謹慎とか言わず、まあ、人間なんてそんなもんだ、と、

一緒に笑えば良いのだと思います。





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