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令和5年12月17日 ポリコレへの反動 揺り戻し |
数年前、NHK大河ドラマで1964年の東京オリンピックを題材にしたものが放映された。 それに対して「タバコを吸うシーンが多い」との苦情が多数寄せられたと聞いた。 1964年だものねぇ、あの当時、タバコを吸うのは当たり前の世の中。 会社で仕事中にも吸っていた、病院の待合室でも吸っていた、 タバコを吸わない人は珍しがられた、という時代だ。 昔はこうだった、という事すら表現してはいけないのだろうか、と疑問に思った。 まあ、テレビで放送する場合だと子供も見るから、というのはわからんでもないが、 ちょっと違和感を覚えたのだった。 「レディスあんどジェントルメン」という言い方にも文句がついたりする世の中。 彼とか彼女とかもダメだと言ったりする。 女性に美しいですね、と言っても怒られたりする。 昔は名作と言われた「風と共に去りぬ」という映画、今、アメリカでは上映出来ないのだそうだ。 黒人を奴隷として使っていた時代の話だからなのだそうだ。 そんな事言ったって、その当時はそうだったのではないか、と思うのだ。 なんでもかんでもポリコレの嵐が吹き荒れて、世の中がちょっとおかしくなっている、 と感じている人は多いのではないだろうか。 一定の気を使う事は良いとしても、なんでもかんでも、な状態になるのはどうかと思う。 最近、ディズニーのCEOが、近年の同社作品がポリコレに偏り過ぎていた、エンタメの基本に戻るようにしたい、 という様な話をしたというニュースが有りました。 まったくその通りですね。 そして今月、東宝の「ゴジラ -1.0」が北米で公開され、びっくりするほどの興行成績を揚げ、 さらに、びっくりするほどの高評価を得ています。 ロッテントマトという映画批評サイトで、評価するコメントが 98% という驚異的な数字を出しています。 そして、「ハリウッドは映画の作り方を日本に教えてもらったほうがよい」という様なコメントも目立っています。 最近のハリウッドの映画は、 登場人物が白人、黒人、東洋人、などをバランスよく登場させたり、 中世のお姫様の役を黒人がやったりする、ヘンな気の使い方をし過ぎていて、 なんだか違和感が有りましたよね。 昔はこうだった、という部分についてはその通りに映画を作れば良いのではないかと思います。 さて、政治の世界では、、、。 アルゼンチンで新しく当選した大統領が、大改革を行った事がニュースになっています。 多様性及び女性省のような、実用性のない寄生的な省を削減する、と、 アルゼンチンの省の数は一日で18から9に減らされたのだそうです。 アメリカでは今のところ、来年の大統領選挙ではトランプが有利と言われています。 トランプさんも同様に、就任当日に男性が女性スポーツに出る様なバカげた事はやめさせる、と言う様な事を言っています。 イギリスでも、不法移民をルワンダへ移送する法案が可決され、スナク首相も同様の方向を打ち出しています。 さらにオランダでも、議会が、EUの亡命・移民政策からの脱退を求める「歴史的動議」を承認した、というニュースが有りました。 世界はようやく、ポリコレからの反動に動き始めている様です。 マイノリティなどに気を使ったりするのは良い事でしょうが、何事もやり過ぎはいけません。 環境活動家が破壊行為や妨害行為をしたりする事については、厳正に対処するべきですし、 男性が女性スポーツに出るというのは生物学的に間違っている事。 心が女性でも肉体が男性なら男性スポーツに出るべきです。 そういうことをきちんと、はっきり言える世の中に少しずつ戻ってゆく事を期待しています。 今まで、遠慮して口に出せなかった時代がずっと続いてきましたが、 やり過ぎている事にはきちんと「それはダメだ」と言える様になると良いですね。
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