かわいひでとし日記
令和5年9月21日      無知蒙昧      自分は誰に守られているのか
  
時々聞く事が有る意見。

もうそろそろ「天皇制」も不必要なのでは?

とか、

なんで日本は未だに天皇が居るの?

とか、

大雑把にまとめると「天皇不要論」みたいな感じの事を言う人が、時々居る。

へー、そう思うんか、、どうしてだろう、と思う。


意地悪に言うと、自分が生きているのは自分ひとりの力で生きているのだ、

と思っている様な感じがする。

一応「先進国」と呼ばれる様な経済やインフラや福祉などが整ったこの国に生まれて、

その上に乗っかって生きてきたのだ。

その国を誰が作ってくれたのだろうか。

色々な事が整った国に生まれ育った自分の幸運は、

先人への感謝や敬意が有ってしかるべきだと思うのだ。

世界を見回しても、日本ほど素晴らしい国はなかなか無いのではないだろうか。

この国は2000年の間、分裂した事も無く、別の国になった事も無く、

ずっと一つの同じ国として続いている世界でも珍しい国だ。

そういう基盤が有ったからこそ、外国にも侵略されず、経済も発達し、

世界の5大国や7大国の一員になれている。

これは誰のお陰かというと、当然先人たち、自分の先輩たちのお陰だ。

そういう人たちが作ってくれた安定したものの上に、我々は乗っかっているだけなのだ。

そしてそれを突き詰めると、日本がずっと一つの同じ国で有り続けられたのは天皇の存在のお陰だ。

それどころか、この国を作ったのも天皇の祖先または祖先に類似する人だ。

なので、日本という国を定義するならば、「天皇が統べる国」と言えるはずだ。

日本から天皇を除いてしまって良いのだろうか、そんな申し訳ない事をして良いのだろうか。

天皇は古代では実権を握った統治者であったかもしれないが、それ以降ずっと、

立憲君主、またはそれに近い存在だった。

政治の責任は天皇の下に居る将軍や総理大臣が担って来た。

けれど、天皇はただのお飾りではなかったはずだ。

国の危機の時に天皇が居るからこそ救われた場面もいくつか思い当たるだろう。

自分が守られているこの長い歴史の基盤を有難いと思って、守るべきだと思う。

日本から天皇を無くしてしまったらもう日本ではなくなってしまうと思う。


天皇について否定的な事を言う人は殆どの場合、左に寄った人たちだ。

そもそも「天皇制」は共産党が作った言葉だ。

最初に日本という国が有って、後から制度として天皇を作った訳ではない。

天皇が作って天皇が護って来た国が日本だ。



自分は最近、つくづく思うのだが、左に寄った人達はなぜ左なのかというと、

「性格が悪いから」だと、心底確信する様になった。

彼らのやっている事は要するに混乱させ、分断させ、弱体化させたいのだと思う。

言っている事、やっている事がみんなそれを表している。

彼らの中には未だに「8月革命説」という滅茶苦茶な論理を信望している人間が居るのに驚く。

そして重大な事は、彼らは少数派でありながら声だけはデカい人達なのだ。


先日、韓国の大統領が光復節で演説をした。

その中の言葉は、非常に踏み込んだ、的を射た内容だった。

曰く、

「共産全体主義に盲従し、操作扇動で世論を歪曲し、

社会をかく乱する反国家勢力が依然として横行しています。

共産全体主義勢力は常に民主主義運動家、人権運動家、革新主義活動家に偽装し、

虚偽の扇動と野卑で人倫に外れた工作を行ってきました。

われわれはこのような共産全体主義勢力、その盲従勢力、追従勢力に

決してだまされたり屈服したりしてはなりません。」

この言葉は全く真実だろう。

日本の政治家もこれくらいはっきりものを言ってもらいたいものだ。

日本では声だけはデカい人達と一部マスコミがグルになって国を弱体化させようとしている。


日本の戦後教育では、あまりにも自分の国の事をきちんと教えてこなかった。

そもそも天皇とは何なのか知らない日本人が多い。

知らないからこそ、税金の無駄などと言ってしまうのだろう。

感謝する気持ちが無いからこそ、存在意義が解らないのだろう。

後から来て自分が一番エライと思ってしまう愚かさは、やはり人間性の問題なのだろう。

自分の国を愛すると「ネトウヨ」だと思ってしまう様なかなり偏った、

無知と蒙昧が未だに残っている。


先人に感謝して、自分の国を愛するべきです。

そしてもっと、現存する世界最古の国、日本の事を知るべきだと思います。



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