かわいひでとし日記
令和5年1月25日      世論誘導      作られた世論
  
アメリカの戦略国際問題研究所(CSIS)が、

中国の台湾侵攻を想定した台湾有事のシミュレーション結果を公表した。

24通りのパターンのうち、22が中国は台湾進攻に失敗する結果となったという。

残りの2例は、日本が米軍基地使用を認めなかった場合、

アメリカが軍事介入しなかった場合、

の2例となっている。

これは日本やアメリカがビビッて、そうしてしまう、という事だ。

米軍基地の使用を認めるなら日本は痛い目に遭うぞ、と脅される、

台湾の為にアメリカの若者が死ぬ事を嫌う世論によって参戦しない、

という様な事だろう。


しかしその時、日本が民主党政権にでもなっていなければ、

日米安保に基づいて基地使用は認めるはずで、

もし認めなければ日本の防衛は根本から瓦解してしまうだろう。

また、22通りの中国が失敗する場合でも、米軍と日本にはかなり大きな損害が発生する。

米軍は空母2隻を失うという衝撃的な内容になっている。

ただ、このシュミレーションは言って見れば「ゲーム」であって、

戦力を数値化して勝ち負けを判断するコンピューターゲームなのだ。

だから実際には、地形や気象、政治、士気など、不確定要素がたくさん有り、

どうなるかは解らない。


台湾進攻の時期については、去年の暮と言う説から、2026年までに、という説まで、

色々言われている。

米軍の介入が有れば、中国の台湾占領は失敗するだろう、と言う見方は、

中国自身も自覚しているものと思われる。

また、米軍が介入しなかったとしても、台湾全土を占領するというのは、

口で言うほど簡単ではないだろう。

兵隊を数十万人上陸させなければならないからだ。



では、中国はどう考えているだろうかと想像すると、

「戦わずして勝つ」のが理想だろう。

そこで超限戦という事になる。

台湾にも大陸寄りの勢力が居る。

それを使って世論操作、政治工作などを行うのが超限戦。

我々は大陸と一体になるのが最も優れた政策である、

国民もそれを望んでいる、という大きな世論を作って、

「合法的に」大陸と一体になる、ということだろう。

この情報戦が現代の戦争で大きな割合を占めている。


ロシアの軍幹部がこう言っている。

「軍事と非軍事では非軍事が重要で、1対4の割合になる」

現代の戦争は情報戦だ。

武器を使う戦争はリスクが高すぎる。

相手が気づかないうちに侵略してしまう情報戦であり、超源戦によって

他国を侵略するのが合理的。


今の日本はもうかなりやられているとしか言いようが無い。

米軍基地に反対し、自衛隊に反対し、憲法改正に反対する。

なかには住民を守る為の自衛隊の非難訓練にまで反対しているデモが有る。

これらは、「工作員」であると考えるのが、まず最初に考えるべき第一印象で、

エビデンスとかなんとか言わないで単純にそう思うのが正解なのだと思う。

破壊と分断を起こして弱体化させる、というのはコスパも良く、リスクも少ない。

勿論、デモ参加者の多くは、騙された人であったり、

日当を貰う為であったりする人も多いが、

主導する人間は実質工作員と言って良いのだろう。

本当にスパイや工作員なのか、そう見えるだけなのかは問題ではない。

実際に「敵国」が有利になるように活動しているのだから。

そういう勢力が、耳当たりの良い言葉を使って国民を騙して世論を盛り上げる。

「戦争反対」「平和!」「話し合いで解決」「軍備を捨てろ」などなど。


この工作員たちは左派勢力ではあるが、野党だけという訳ではない。

自民党の中にもたくさん居るのだ。

日本はもう、かなりやられていると思わなくてはいけない。

昔は良く、「テレビで言ってたから本当なんじゃない?」なんて言ったものだったが、

テレビこそ気をつけなければならないし、マスコミにも気をつけないといけない。



この見せかけの世論の盛り上がりは、去年の夏に実際に我々が見たものだ。

安倍さんの国葬の件だ。

テレビは盛んに「国葬への賛否が分かれている」と言っていた。

NHKはしつこいほど、枕詞の様に

「国葬」の前に「賛否が二分されている」をつけて報道していた。

しかし国葬当日、献花の為に何キロにも渡って列を作り、人々が長時間並んだ。

2万人とも10万人とも言われている。

それに対して反対デモの人数は50人とも500人とも言われている。

そして最近の記事によると、ツイッターで「国葬反対」のツイートをしたのは、

僅か3.7%だったそうだ。

その3.7%の投稿で全体の半数を占めていたとのこと。

一つのアカウントが100回以上投稿していた、などと言う。



国葬反対「ツイッターデモ」、3・7%の投稿で全体の半数…4219回のアカウント
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230123-OYT1T50251/



中国にはインターネット世論誘導集団が有り、五毛党と呼ばれている。

人海戦術でインタネット上に多くの誘導の為の投稿をする。

これは日本で、日本語でも行われる。

五毛党
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E6%AF%9B%E5%85%9A



テレビも新聞も、世論調査も信用が出来ない状態になっている。

耳当たりの良い言葉で騙されない様に、自分でしっかり考えて行動する必要が有る。

外国人に参政権を与えましょうなんて言ってる人に投票しない事だ。

日本に分断を生み、弱体化させるのが目的なのかどうか、しっかり見極める必要が有る。

テレビで流されるコメンテーターの言葉や「市民」によるデモの風景を

そのまま信じてしまうのはとても危険だと思う。

特にテレビや新聞には気を付けた方が良い。

日本を弱体化させるのに必死になっているようだ。



恣意的に広めようとする「工作員」とそれに騙されたアホな人が混在している


マスク氏がツイッターを買収して改革を行った結果、作られた世論が一掃された


地上波テレビを見てはいけない

地上波や大手マスコミが報じないことメモ

思っていたよりずっとヤバいかも


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