令和4年10月5日. 石の上にも四年 長続きしない |
運動というのは、ずっと同じ事を続ける(のでも全然しないよりは遥かにマシですが) のではなく、徐々にレベルを上げていくものです。 身体を鍛えるという意味では、徐々に上げていく必要が有ります。 でも、上げていく途中で壁にぶつかる事が有ります。 その時、ああ、こりゃダメだ、と思ってしまうとそこで終わってしまいます。 運動に限らず何でもそうですが、上手くできなくても、 何度もやっているうちに出来る様になるものです。 そして、出来る様になってみれば、 なんだ、こんな簡単な事だったのか、と思えると思います。 なので、壁にぶつかった時、辛抱強く頑張ろうと思って続けてみましょう。 例えば、何かIT機器の様な物を買った時、今まで使っていたのと比べて使いにくい、 と思った事が有るのではないでしょうか。 新しいスマホを買ってすぐ、これ使いにくい、と言ってすぐ買い替えていた友達も居ました。 でも、以前使っていたものよりも新しいわけで、改良されている点が有るわけです。 勿論、以前の物のほうが優れていたという点も有るかとは思いますが、 結局慣れてみれば何て事は無いという事になるのだと思います。 筋トレや有酸素運動も、徐々にレベルを上げて行って、 これ以上はキツいな、と思った時に、根気よく続ける事がとても大事だと思います。 繰り返しますが、こりゃダメだと思っても、 慣れてみるとどうって事無いというのはとても良く有る事です。 もう何十年も前の事ですが、イタリア語の勉強を始めた事が有りました。 最初の内はとっても簡単。どんどん覚えられました。 でも、一定程度まで進むとそこから急に難しくなりました。 助詞の使い方とかがかなり複雑で、結局、 この場合はこれ、この場合はこっち、と、全部、丸暗記しなくてはなりません。 その辺で挫折して止めてしまった思い出が有ります。 それから、始めたばかりの時に、 「なーんだ、大した事ないじゃん」と思って止めてしまう人が居ます。 でもそれって、始めたばかりだからなんじゃないでしょうか。 例えば何かを習う時など、最初の内は最も基本的な事から始めるわけで、 それを 「なんだ、つまらないじゃないか」と思って始めてすぐに止めてしまうというのは、 ちょっと気が早すぎると思います。 あなたが誰かに何かを教える場合、まずは基本を教え、 徐々にレベルを上げていくと思います。 何事もそういう事なので、始めてすぐ諦めるのはもったいないですね。 最初つまらなかった場合はまだ基本だからだ、と思う様にするべきです。 そして、壁にぶつかった時はあんまり考えすぎずに根気よく続けましょう。 さて、根気よく、長く続けるにはどうしたら良いのでしょうか。 それはもう、何と言っても楽しいと思うかどうかにかかっていると思います。 ただこれも、最初にやった時に楽しくなくても、続けていくうちに楽しさが解ってくる、 という事が多々あります。 これもやはり、面白さが解るまで続けてみるべきだと思います。 ずっと長くやったけれど、結局つまらなかった、という場合も有るとは思いますが、 それが3年やったけど面白くなかったという場合、 4年やれば面白さが解るかもしれないのです。 人それぞれ、合う、合わない、という事が有りますから一概には言えないかとは思いますが、 諦めるのが早すぎるのは、得られたであろうものが得られないという意味で、 とてももったいない事だと思います。 根気よくやってみて、好きになって、長く続けられると良いですね。 そして、何かを人に教えたり指導したりする仕事をしている人は、 長くやった人を裏切らない責任を感じて仕事をしたいものです。 |
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