かわいひでとし日記
令和4年9月14日      言霊主義      印象操作
  

日本人は「言霊主義」(ことだましゅぎ)だと言う。

それは長所でもあり、短所でもある。


嫌いな人が乗った飛行機が墜落する話をするのは、

とても心が汚い、品性が無い、縁起が悪い、

なので、そんな話はしないものだ。


こういう品の良い心の持ち主であり、

それによって世の中を平穏にしているところが長所なのだと思う。

短所は、というと、「言われるとそう思ってしまう」というところ。

例えば今、テレビのワイドショーなどで、

一部の野党が国葬儀に法的根拠がないと言っている、だの、

国葬儀には反対、だの、統一教会という「悪い団体」と接点が有ったから悪い奴だ、

という印象を誘導する様な話をすると、なんだか国葬儀は悪い事だと思ってしまう。

もし、テレビで、

安倍さんは国民に支持され続けた結果、選挙に勝ち続けて戦後最長の内閣を作った、

海外からの評価が特に高く、多くの要人が弔問に訪れる、

選挙演説中にテロによって殉職したのだから、

国として民主主義を守る意思をはっきり示す国葬儀が適切だ、

と、感情に語り掛ける様に話したなら、世論は国葬儀賛成が大多数になるだろう。


なんとなく雰囲気だけで

「良さそう」とか「悪そう」と思ってしまう論理性の無さが言霊主義の短所だと思う。

言霊を大事にする品の良い心は大事にしつつ、

事実は何か、何が正しいか、を論理的に判断する必要が有る。


言霊主義を利用して社会を分断しようとする品の無い勢力が居る。

「憲法改悪」とか「戦争法案」とかイメージ操作をする。

「特定機密保護法」が出来ると自由に映画も作れなくなる、などとウソを言う。

スパイや工作員で日本国民の財産が奪われているのを防ぐという目的を言わずに、

悪い印象だけを植え付けようとする。

「アベは統一教会とズブズブだった」などとウソを言う。

消費者法改正は安倍さんの内閣が行ったものだ。

霊感商法の被害者を救う為に、契約を破棄できるようにしたのだし、

さらに被害者本人が出来なくても消費者団体が代わって行う事も出来る様にした結果、

霊感商法の被害額160億円余りを50分の1に減らしたのは安倍内閣。

なぜそれを隠して悪い印象だけをテレビで話すのか。

内閣府設置法で内閣は儀式を行う事が出来る、と決めたのは国葬儀を想定しての事だ。

「法的根拠がないと立憲民主党が言っている」という卑怯な言い方をするテレビ。

国会の議決が必要だなどと、立法府の仕事を勘違いしている議員まで居る。

立法府がやるべきことは、揚げ足取りでも悪口でも、宗教弾圧でもなく、

詐欺的に金銭を搾取された人を救う法律を作る事。

内閣は法律に則って行政を行うのであって、ひとつひとつに国会決議などするものではない。

さらに、

「国葬は法的根拠がないので中止するように裁判所に訴えてやった」と言いたいだけで、

負けると解っていて裁判に訴える。

法的根拠はあるのだから裁判所がその訴えを認めるはずもない。

いずれも裁判所は却下しているという事実が有る。


事実を隠して悪い印象だけを広めようとする勢力に乗せられてしまう、

言霊主義の日本人は、

言霊主義の長所は大事にして欲しいが、事実確認と論理的な考えも併せて持たなければ、

民主主義を守る事は出来ません。








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