令和4年7月12日. べつにだいじょうぶ 油断の先に |
何年か前に自転車の事故のニュースを見た。 女子大生が片手にスマホ、片手にコーヒーを持って自転車に乗り、 衝突した老婆が頭を打って死亡、というものだった。 危ないと思った瞬間、コーヒーを捨ててブレーキをかけられるのか、 それともコーヒーをこぼさない様にしてしまうのか、、、、。 最優先のブレーキではなく、何故かコーヒーをこぼさない様にしてしまう、 という事が起こってしまうのだろうと思う。 さらに、危ないと思ったのならまだしも、スマホを見ていて危ないとも思わなかったのかもしれない。 こうやって、後から整理すれば、とんでもない事をしたわけだけれど、 その時本人は別に大丈夫、という感じでいたのだろうと想像する。 自転車と言うものは結構気楽に乗ってしまうものだ。 事故が起こるなんて夢にも思わないのだと思う。 自分は毎日自転車で移動している。 夜、暗い公園の中を通る。 かなり暗い道なのだけれど、無灯火で突っ込んで来る自転車が思いのほか多い。 相手から自分が見えないという意識は無いのだろうか、と思う。 別に気にしなかった、とか、大丈夫だと思った、とか、気が付かなかった、とかなのだろう。 暗い道を無灯火でスピードを出して走る、スマホを見ながら走る、という、 別に大丈夫でしょ?と思いながらやってしまう事の先に、 取り返しがつかない重大な事が待ち受けている、 という意識を頭のどこかに置いていたほうが良い。 学校や会社で突然火災報知器が鳴っても、どうせ誤動作でしょ? と、何も確認しないで居る姿も良く見る。 自分が死んでしまったり、他人を殺してしまったりする様な事が有るかもしれないという 意識をもう少し持った方が良いのではないでしょうか。 自転車保険加入が義務化された自治体が多くなっている。 自分も、「別に事故なんて起こさないよ」と思いながらも加入した。 事故によっては、高額な賠償が発生する可能性が有ります。 1年で3千円くらいです。 あまりにも平和ボケしすぎるのはアブナイです。 叱らない大人たち テキトーな人々 |
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