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令和3年10月8日
リミックス 曲を繋げる |
自分はエアロビクスインストラクターをしていて、現在は現役引退していますが、 週に1,2回だけサークルでイントラをやっています。 現役の時は自分のレッスンは自分でリミックスした曲を使うのがモットーでした。 現役時代は20年前までで、あの頃のリミックス機材は既にパソコンも有りましたが、 アナログの機器を使っていました。 そもそも、スタジオで使うのもカセットテープだった時代です。 アナログでリミックスというと、MTRでした。 ![]() マルチ・トラック・レコーダー というもので、 カセットテープに有る片道2トラック(LとR)、 計4トラックを同じ方向に再生録音して二つのトラックを同時に使える機材です。 1,2トラックに1曲を録音して、 その後、3、4トラックに次の曲を入れていくというやり方でリミックスを作っていました。 曲のピッチを合わせるのもアナログで、手でリズムを取りながら、 両方の曲を聴いてピッチを合わせました。 そうやって作ったリミックステープが山の様に残っているのですが、 かんじんなMTRが無く、ヤフオクで見てもみんなジャンク品ばかりなので、 もったいないけど捨てる事にしました。 現在でも自分のレッスン用にリミックスを作っていますが、今はパソコンでやっています。 Mix Pad (NCH製)というソフトを使っています。 ピッチを揃えるのも自動で出来(曲によってはうまくいかないものも有る)、 色々と自由にリミックスが出来ます。 エアロビクス用のリミックスは32カウントに揃える必要が有ります。 エイトカウントの動きを4つ繋げて、32カウント単位で動いていくからです。 最低でも16カウントくらいには揃える必要が有ります。 曲の中にイレギュラーが有るとそこをカットしてカウントを揃えてリミックスします。 解りやすい例で言うと、 キング・アンド・クイーンという曲にはたくさんの4カウントの半端が出てきます。 それを無理やりカットして繋げています。 それがこれ リミックスされた曲は、曲と曲のつなぎ目でテンションが爆上がりしますよね。 さらに、自分の好きな曲、ノリの良い曲で作ると高いテンションで動くことが出来ます。 さらに、開始後10分はウォーミングアップ、何分後にはこんな事をしている、という想定で、 それに合った曲調のものを入れて、さあこれから走るぞ、という時にはテンションの高い曲を使ったりして、 ずっと高いモチベーションを保つ様に作っています。 なので、自分のレッスンは自分でリミックスした曲を使う、と言うモットーは今でも変わりません。 ただ、エアロビクスのレッスンは決まった通りにやる訳ではなく、 受けている人の様子を見て加減しながら進んでいくので、完全に曲と合わせる事は出来ません。 そういう意味で、60分間ずっと喋り続けながら動き続けながら、 受けている人の様子を見て、その場で動きを変えたりしながらやり続けるので、 エアロビクスインストラクターって、やっぱり凄いと、我ながら思います。 インストラクターの中でも最強に能力が必要なのではないでしょうか。 また、エアロビクス自体も、トレーニングとしては最強だと思います。 それは全身をまんべんなく動かし続け、普段しないような動きも入れて、 60分くらい動き続けるトレーニングだからです。 さて、自分が作るリミックスは、殆ど全部、80年代、90年代の曲を使っています。 やっぱりこの辺の曲が動きやすく、とても楽しいからです。 人生100年時代。 有酸素運動と筋力トレーニング、そして、ストレッチは欠かす事が出来ない運動です。 その3つの要素を全て盛り込んだエアロビクスのクラスはやっぱり最強だと思います。 ぜひ、受けに来てくださいね。 ![]() 胸キュンユーロ リミックス エアロビクス用リミックス ダメになる曲 えくすたすぃー |
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