かわいひでとし日記


 

令和元年7月10日      大河ドラマ      ちょんまげの無い大河

 

大河ドラマを見ている人の多くは、子供の頃、お父さんやお爺さんが見ているので一緒に見ていたという人が多い様だ。

子供の頃からそうやって見る習慣が出来たので、大人になってもそのまま続くのだろう

毎週日曜日に大河を見るのは、そういう、なかば習慣の様な部分も有ると思う。

習慣なので、最初のうちは面白くなくても、これから面白くなるだろうと考えて見続ける事が出来るのではないだろうか。

大河といえば時代劇。

歴史の教科書で習って知っている話をドラマで見るわけだが、もう知っているからといってつまらない訳では無い。

登場人物のその時、そう決断した時の気持ちをドラマで表現してくれるからだろう。

また、その人物を役者がどう表現するのか、も面白さの一つだと思う。

今年の大河は、#いだてん 。

日本で初めてオリンピック選手になったマラソンランナー、金栗四三(失意の途中棄権)と、

柔道の創始者であり、大日本体育協会の会長であった嘉納治五郎、

日本初の女性オリンピック選手になった人見絹江(銀メダル!)や、

前畑ガンバレで有名な水泳選手前畑秀子(金メダル!)、

1964年の東京オリンピックを成功させた田畑政治(日本水泳連盟会長)

などが登場する明治から昭和にかけての、日本スポーツ界の物語だ。

大河といえば時代劇だったので、最初はしっくりくるのか心配だったけれど、見ているとやはりおもしろい。

現代劇でもいいじゃないか、と思う様になった。

NHKのドラマというのは、テレビ界の中でも一番自由に作られているのではないかと思う。

事務所の力関係やスポンサーへの忖度などが無く、演出家や脚本家の自由な創造を表現しているのではないだろうか。

そして、民放ではとても出来ない様な豪華なキャストも魅力だ。

NHKは公共放送だから、という理由でギャラが安い事は有名だが、だからこそ出来る豪華なキャスト。

ギャラが安くても、役者たちは手を抜く訳ではない。

むしろ、大河というブランドに出られる事を誇りにして精一杯の演技をしてくれる。

今年の大河を見て、現代劇でも十分いける、と思ったし、NHKもそう感じたのではないだろうか。

ちょんまげが無い大河。

そういえば、歌舞伎にもたまに、ちょんまげが無い歌舞伎が有る。

明治初期の翻訳劇などで、見てみると意外と面白い。

大河もこれから、ちょんまげの無い大河をどんどんやってくれたら面白いと思う。

明治から昭和にかけて、面白いエピソードは山ほど有るだろう。

必死になって、駆け足で近代化した明治のエピソードや、昭和の戦争へ向かう苦悩とか、
見てみたい話は多いのではないか。

来年の大河は明智光秀とのこと。

再来年はまた、ちょんまげ無しではどうだろうか。


大河ドラマはなぜこんなに面白いのか

イチゴパンツ 真田丸

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どうもありがとうございます

 
 


 

 


 


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