令和元年6月21日 睡魔
海から上がった後の眠さときたら
昔、サーファーだった。
サーファーとは名ばかりで、ちっとも上手くならんかった。
「なんか、サーフィンっての流行ってるらしいよ」
「やってみよ」
みたいなノリで、わけわからんまま月賦でボード買って、
毎週毎週千葉までサーフィンをしに行っていた。
仕事が早めに終わった日には、夕方から日没まで、湘南まで行ってサーフィンしていた。
いや、サーフィンをしていた、というよりは、練習していた、のであった。
なかなか上手くならないのだ、、、、。
千葉の波はでかかった。
巻き込まれて海底に押し付けられる事も良く有った。
そんなわけで、クタクタに疲れて帰るのだった。
海から上がって、クタクタに疲れたあと、
エアコンの効いたクルマに乗って運転していると、とてつもない睡魔に襲われる。
あの、海から上がった後の睡魔ときたら、寝たら死ぬと言われても、とうてい抗えない睡魔なのだ。
別に海に入った後でなくても、暑い所からエアコンの効いた部屋に入ると、猛烈な睡魔に襲われた事は無いだろうか。
これが、海でクタクタに疲れた後だと、それはそれは恐ろしい睡魔に襲われるのだ。
帰り道、到底我慢できず、クルマを止めて爆睡した事が何度も有った、、、。

昔、ダイバーだった。
ダイバーとは名ばかりで、実態は潜水夫だった。
海だけでなく、川でも湖でも、地下水の中でも浄化槽の中でも、
どこでも潜る仕事だった。
その帰り道、夜の高速道路、、、、。
恐ろしい睡魔に襲われるのだった、、、。
志村けんの、タクシー運転手のコントみたいに、いくら目を見開いても堕ちるように寝てしまうのだ。
海から上がった後の運転は気を付けねばならない。
とにかく、あの睡魔という悪魔にはとうていかなわないので、
冬山で遭難しないようにしなければならないと思う。
志村けんのタクシーコント(笑)
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