かわいひでとし日記
令和8年7月2日      発展途上の幸せ      100年の計
  
歴史の本を読んでいて、明治時代って羨ましいなあと思う事が良く有る。

というのは、欧米列強に良い様にされない様に、植民地にされない様に、

寝食を忘れる勢いで必死に国を作ってゆく過程でも有ったからだ。

目標が有ってそれに向かって邁進してゆく、というのは幸せな事だと思うのだ。

アメリカにはかなわないながらも必死で働いて世界第2位の経済大国になってからの日本は、

どんどん落ちるばかりだ。

現在日本は名目GDPベースで世界第4位にまで転落している。

まもなくインドにも抜かれて5位になりそうだ。

世界第2位にまでなってから、目標を見失ってしまった様な状態ではないだろうか。


目標が有るというのは生き甲斐にもつながる重要な要素だ。

要するに、発展途上というのは人間にとって一番幸せな時期なのだろう。


満つれば欠くる  安逸は人を危うくす などと言うが、

いくら気を引き締めるべきだと言っても、

人間は豊かになればなるほどぐうたらになってゆくものだ。

今の日本はすっかりぐうたらになっている様な気がする。

政治や経済のリーダーたちの能力の低さは目を覆うばかりだ。

経済界のリーダーをやっているあのおっさん達の能力の低さ、

教養の無さ、バイタリティの無さにはいつも呆れる。

日本のおせんべいを作っている会社の社長がどうしてインド人なのだろう。

日本のおせんべいに対してこだわりが無いからこそ、中国産米を原料にしてしまったりする。

自分はおせんべいが大好きだから、スーパーで買う時はいつも裏側を見て、

新潟県のメーカーなら安心して買う事が出来ていた。

その新潟のメーカーの製品がメイドインチャイナになっているというのは、

一体その会社の幹部達はどんなつもりでそんな事をしたのだろうかと思う。

非常に優秀な経営をする人材が居ますよ、この人に任せれば安心ですよ、

などと言われて、あーそうなんですか、と訳も解らず外部から社長を入れてしまったのだろうか。

たたき上げの日本人に人材は居なかったのだろうか、、、。

日本もそこまで落ちたか、と思わざるを得ない。

政治の世界を見ても、国がどうなろうが知ったこっちゃない議員がたくさん居る。

カネの為だけに政治家になっている。

恐ろしい事だ。


リーダー達だけでなく、一般の国民の意識も昔とは違っている。

一生懸命仕事をすると「社畜」などと卑下される様な雰囲気が有る。

人間というものは、自分のやりたい事だけをするのが幸せかというと、

実際には働いていなくてはならない。

だから仕事をするというのは、自分にとって邪魔な存在だと思ってしまう。

けれど、実際には人間というものはそんなものではないと思う。

仕事を一生懸命やって、仕事に熱中している時期というものは、

仕事だけでなくプライベートでも充実出来るものだ。

仕事をたくさんやれば懐具合も良くなるのだし、精神的な安定を得られるものだ。

昭和の頃は夢中で仕事をして、気が付くと日付が変わろうとしていた、

という生活をしていたものだが、それによってプライベートでも充実した時間を持てたものだ。

あの頃、一体いつ寝ていたんだっけ、と思う様な中身の濃い生活をしていたものだ。

人間は仕事をしていないとどんどんダメになってしまうのではないだろうか。

働く事は良い事だ。それによってすべてがうまく行くのだ。


スポーツをやっていた経験から言うと、強い所に追いつこうと必死で練習をして、

ようやく追いついてきた、という時期はとても充実しているものだ。

けれど、一度優勝をしてしまうと今度は追われる立場になる。

これがとても苦しい。

頂点を取ったら一安心、ではないのだ。

そこからまた別の新しい戦いが始まる。

そしてそれは、今までとは質の違う全く新しい戦いになるのだ。

今まで自分がやって来た事とは随分違う事をしなければならなくなるのだ。

それがイヤで、それが苦しくて、つまらなくて、停滞してしまう。

一定のレベルに上がったらそこからは全く新しいフェーズが始まるのだが、

その違和感について行けなくなってしまう。

日本の経済もこの30年、そんな感じなのだと思う。


さて、2026年のサッカーワールドカップが(日本代表ファンにとっては)終了した。

前回もそうだったけれど、今回はさらに、かなりの手ごたえを感じる事が出来た。

はっきり言って、本当に強くなった、と言える。

約30年前からずっと日本代表を追い続けて来たが、ここまで強くなったのは本当に驚きだ。

10年くらい前まではパスだけは上手いがシュートも出来ない様なチームだったし、

今の選手のトラップ一つを取って見ても、なんでこんなに上手いんだ、と驚くばかりだ。

以前は日本代表の試合を見るイコール激怒する、だったものだが、

今は見ていて、たとえ負けたとしても殆ど文句は無い。

ここまで出来るのだから凄い事だ、と思うばかりだ。

今回は確かにくじ運が悪かったと思う。いきなりブラジルではなく、

もうちょっと他に当っても良いだろうに、と思うばかりだ。

トーナメント初戦を突破出来ればベスト8や、

もしかしたらベスト4まで行けたかもしれないと思うと残念でならない。

しかし、考えて見ると今の状態が一番幸せな状態なのだろう。

追いつけ追い越せで頑張っている時期なのだから。

ブラジルをあそこまで困らせて、どっちが勝ってもおかしくない所まで追い詰めたのだ。

良くやった、と言う他は無い。

もしあと1分ガマン出来て延長戦になればまた違う展開も有り得ただろうと思うと、

どうしても残念に思ってしまうのだけれど、これが力の差なのだろう。


日本サッカーの目標は2050年までにワールドカップで優勝する、だ。

きっと達成できるだろうと思う。

そして、ホンダ様の解説、めちゃ楽しかった。

次期監督は名波か長谷部かそのあたりかもなので、

次も監督ではなく解説をお願いします。


さて、話は政治経済に戻る。

今の日本は目に見える大きな目標を見失ってしまっているかの様だ。

政治家たちは目の前の利権にしか興味が無い。

経営者たちも目の前の利益にしか興味が無い。

要するに人間が小さいのだ。

100年の計を持ったリーダーを必要としている。

自分の任期の間だけ無難に過ごせればそれで良いと思う様な経営者のおっさん達、

次の選挙で当選する事しか頭に無い政治家達、

明治や昭和の良かったところを見習って欲しい。

その為には目に見える大きな目標を持つ事だ。

大きな目標を持つには想像力が必要だ。

創造力ではなく、想像力だ。

受験勉強脳には無理な話だ。

100年の計を持って教育から改革する必要が有る。











 

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