かわいひでとし日記
令和5年10月24日      衆愚と利権      人間の根幹が抜けている人々
  
例えば法律で、人を殺めたら非常に重い罰が課せられる事になっている。

しかし、多くの、いや、殆どの人は人など殺めないだろう。

ごくほんの一握りの人間だけがする事だ。

けれどそれを世の中全体に被せなければ社会が成り立たないのだ。


何か不祥事を起こして、「このような事が二度と起こらない様に徹底致します」などと言う。

けれど、小さな会社などなら可能かもしれないが、世の中全体に徹底する事など出来はしない。

人間というのは人数が増えれば増えるほど平均値が愚かになるものだ。

政治などを見ていても、愚かで残念な気持ちになる事が多い。

今選挙をしているが、一体何を争っているのだろうか。

野党の演説を聞くと「裏金」という言葉が多く出て来る。

そして与党の演説でもそれを正していくなどと言っている。

「裏金問題」なるものがすっかり選挙の争点みたいになってしまっている。

もっと大事な事が色々有るでしょう、と言いたい。

経済や社会や世界情勢を見ていると、「裏金問題」などどうでも良いちっぽけな事にしか見えない。

そもそも「裏金」というイメージ先行の言い方をする事も疑問に思う。

「不記載」と言ったほうが良いのだ。

そうすれば自民党だけではなく、野党もみんなやっている問題、という事になる。

立憲民主党の小沢さんなど、億単位の事をやっていたのに誰も指摘しない。


選挙の時一番残念に思う事は二つ有る。

まず一つは「きゃー、進次郎くん、ステキー!」とか言って投票する事だ。

まったくもって迷惑な話だ。

あの進次郎クンを総理大臣にしようとして、あわやなりかけたのだから本当に恐ろしい。

二番目は選挙の時だけテキトーな事を言うことだ。

「脱炭素、再生可能エネルギーを増やしてクリーンな地球にしましょう」とか、

「核兵器の無い平和な、みんなが笑顔になれる社会にしましょう」とか、

全く意味の無い事を言う人たち。

そういうぼんやりした中身の無い事を言って票が取れてしまうというのは、

民主主義というのはやっぱりダメな方法なのだと思わざるを得なくなってしまう。

例えば日本に向けられている数千発の核ミサイルをどうしたら廃絶など出来るのだろうか。

それにはまず、日本が数千発の核ミサイルを中国に向けて設置する必要が有る。

それをやって初めて軍縮交渉というものが出来る。

イメージだけで出来もしない事を軽々しく口にするものではない。


選挙の時だけ、と言えばさらに酷いのが居る。

よくもまあ、そんな嘘を言えますね、という様な事を平気で言う候補者達。

自民党の新藤なにがしという議員はずっとクルド人問題で彼らを擁護する事をしてきた。

けれど選挙演説という事になったら、不法滞在者はチャーター便を使ってまとめて強制送還します、などと言い始めた。

そんな事が出来るならなぜ今までやらなかったのか、本当に呆れてしまう。

政治家などがイメージだけで中身の無いテキトーな事を言う事はとても多い。

その時使われるワードは、脱炭素、夫婦別姓、LGBT、再エネなどだ。

さらに、多文化共生、差別、人権、SDGS、核兵器廃絶、などなど、

中身が空っぽな事を平然と言うのだ。

脱炭素とは一体何の事だか解っているのだろうか。

本当に炭素が地球を蝕んでいるのか、科学的根拠は示せるのだろうか。

それはもしかして、利権の為のデマではないのだろうか。

きちんと科学的に検証してからにしてもらいたい。


新しいワクチンは危険だと言う人達が居る。

そうであればきちんと検証してから使わなくてはいけないはずだ。

なぜ一方の意見だけを聞いてどんどん進めるのだろうか。

これも結局利権なのだろうか。


結婚して姓が変わっても、旧姓を使って仕事も出来る、銀行口座も作れる、

パスポートも取れる、多くの事が出来る様になっている今、

なぜ「夫婦別姓」なのだろうか。

そこには隠された目的が有るのではないのか。


LGBTQなどと言う。

それは差別されているかわいそうな人達で人権を守らなければならない、などと言う。

そもそもLGBとTは違う。さらにQとは何なのか、きちんと定義など出来もしない。

Tの中には色々な人が居る。もうなんだか分からないくらい色々だ。

それを全部ごっちゃにひとまとめにして、差別されていると決めつけて、

変な法律を作ったその結果、女性スペースが脅かされる事態になった。

なぜ良く解らない事を法律にしてしまうのだろう。

LGBT理解増進法という法律はLGBTの当事者達からも批判されているシロモノだ。

一体誰の意見を聞いてそんな法律を作ったのだろうか。

利権目的のほんの一握りの活動家の意見を聞いてしまったのではないのか。

LGBの当事者達は差別などされた事が無いと多くの人が言っている。

それはそうだ、ずっと日本はそういう事に寛容な国だったのだ。

外国の様に同性愛は死刑になったり迫害された歴史など無いのだ。

これは理念法だから大丈夫だ、などと言っていたが、

法律が出来た事で既に裁判の判決に影響が出てしまっているのだ。

自分でも意味が解っていない法律をなぜ作るのだろうか。

頭がオカシイか利権目的かどちらかなのだろう。

なんだかそういうのがトレンドみたいだから、

それが良いのだろう、と思ってしまう、

トレンドだから商売の為に乗っかっておこう、と思ってしまう、

要するに何も考えていない、という事だ。

その結果、歌舞伎町の新しいビルに、変なトイレを作って大問題になり、

結局改装して普通のトイレに戻してしまった。

本当に「なんでそんなバカなんですか?」としか言いようが無い。

企業などのビジネスもすっかり本質というものが抜けてしまっていて、

トレンドだからという下らない理由で、飛びついてしまう。

なんでこんな大企業の、それもエリートサラリーマンと呼ばれる人達が、

どうしてこんなに中身の無いバカなのだろう、と心底呆れてしまう。

そういう人達が良く言うのが「SDGS」だったりするが、

意味解って言ってるんですか?と言いたい。

それは利権目的なんじゃないんですか?と言いたい。

道徳的な根幹が無い、真の教養が無いただただトレンドに飛びつく愚かな人達だ。

日本の大企業を代表しているらしい経団連なども酷いものだ。

今の経団連会長の愚かさには心底呆れている。

ただただ安い労働力が欲しいだけなのに「多文化共生」とか言っちゃってくれちゃっている。

その結果どうなっているのか。

治安の悪化や福祉のタダ乗りなど、多くの問題が起こっている。

さらに法人税を減税して貰う代わりに消費税アップを主張しているのが経団連だ。

目の前の利益に飛びついて自分で自分の首を絞めている愚かな人達だ。


そういう訳で、政治家も国民も、選ぶ人も選ばれる人も、

みんながアホなのではもうどうにもならないという事だ。

主権者たる国民などと呼ばれる人達の中には利権目的の人達もいっぱい居るのだ。

じゃあもう、民主主義なんて、無理じゃん、と思ってしまう。


最後に、自民党総裁選から今の衆議院選挙への流れの中で、感じた事が有る。

それは菅義偉元総理だ。

官房長官の時の仕事ぶりも良かったし、総理大臣になってからも仕事が早く、

さっと携帯の料金を下げたのもさすがだと思ったものだった。

けれどその後、今回の総裁選では小泉進次郎を推すようになって疑問符が付く。

趣味は安倍晋三、と言っていた菅さんが、なぜ高市さんを推さないのだろうか。

菅さんにはもう一つ、とても残念な事が有る。それはアイヌ問題だ。

このアイヌ問題というのも、LGBTとそっくりで、一体誰がアイヌなのか解らないまま、

アイヌが差別されている、などと言って多額の補助金を得ているのは活動家たちだ。

北海道民でも、一体誰がアイヌなのかなど解らず、一体誰が差別されているのかも分からない。

そんな幻の差別を救う為に国から金が出ているのだ。

そういう活動家を批判すると、「アイヌ差別だ」「レイシストだ」と活動家たちから批判されてしまう。

こういう問題を批判するのは勇気が要る事だ。「差別主義者」などと批判され、

大騒ぎされるからだ。

そんな中、自民党の杉田水脈議員が立ち向かってくれたが、活動家だけではなく、

朝日新聞などのマスコミも一緒になって杉田議員を「差別主義者」と大々的に批判をしている。

誰がアイヌで誰がどのように差別されているのか、きちんと整理した上で

やらねばならない事なのだ。それを指摘しただけで差別だと大騒ぎされてしまう。

なぜ論点をきちんと整理しようとしないのだろうか。

それは自分達の不正を指摘しようとする人間を抹殺したいからに他ならない。


菅さんはアイヌ問題に肩入れをしていた。

あんな聡明な人がどうして騙されてしまうのか、とても不思議に思ったものだった。

菅さんの事を最も残念に思った事だった。

そして今、選挙運動に出て来る菅さんの衰えが見るも痛々しい状態になっている。

もうゆっくり休んでください、と言いたくなる様な姿だ。

なぜあそこまで衰えてもまだ続けなければならないのか、政治の世界の闇なのだろう。

一体誰の為に政治をしているのか、という事だ。

与党だろうが野党だろうが結局は利権まみれになっている政治の世界。

利権とは関係の無い議員を選んで多数派に育てるという長い道のりを経なければ日本は立ち直れないのだろう。




いつもまともな事を言っている識者には、こういう意見の人は結構居るものだ。
けれどマスコミなどは絶対に取り上げない。
だから、変わった奴がテキトーな事を言っていると思われてしまう。
コミュニティノートが付いたりまたその反論が投稿されたり、
何が本当なのか断言出来やしないのだ




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