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令和6年8月10日 欧米のマネをしたがる人々 道徳を壊して社会が疲弊する |
何かというと「欧米では」と言う人が未だに見受けられる。 欧米というのはそんなに大したものなのだろうか。 ということで、陰でこっそり、欧米の悪口でも書いてみよう。 ただ、「アメリカ人は」とか「日本人は」とか一からげにして言ってしまう事が多いが、 もちろん、たくさんの例外が有る、という事は最初に確認しておく。 「ミーはおフランス帰りざんす」 マンガ、「おそ松くん」に出てきたイヤミさんという人のセリフ。 古いんで、知らない人も多いかもしれない。 「おフランス」というところはとてもオシャレな所だと思われていたのだった。 また、「花の都パリ」なんて事も言うが、 なんと今でもテレビのニュースで言っていたので驚いた。 「おフランス」という国はそんなに素晴らしい国なのだろうか。 ということで、美化されて語られる事の多いフランスという国について、 たまには陰で悪口でも言っておきましょうか、という訳です。 まあ、データは無いが、欧米人の間で嫌われているのはフランス人だと言う声も多い。 日本人と中国人が韓国を嫌っているのに似ていて、韓国の悪いイメージと、 フランスの悪いイメージは結構共通していたりする。 意地が悪い、とか、性格が悪い、などと言われる事が多いのだ。 昔から良く言われたのは、フランスに行って英語で話すと、 英語が解る人でも分らないフリをされる、という話。 さらに、フランスって、なんで戦勝国なの? という声も多い。 ですよね、ぜんぜん勝ってないやんけ、と思います。 さて、パリオリンピックのNHKニュースで今でも「花の都」と言っているパリ市だが、 現在は惨憺たる状況だと言う。 中心部の少し裏に入ったあたりには不法移民などの野宿、ゴミの散乱、犯罪、と、 酷い事になっている様だ。 今、フランスの大統領をやっているマクロンという人物は、かなりの左翼だ。 先日の選挙で保守派がかなり選挙で勝ったのだが、 左派がまとまって保守政権誕生を回避したそうだ。 フランス人の悪口は探すとたくさん出て来る。 結構性格悪い人が多い、という印象だ。 そして今回、パリオリンピックでかなりの批判を受ける事になった。 選手村の食事に肉が無い、まずい、肉が有っても木の様で噛めない、 エアコンが無い、などの話から、 セーヌ川が汚すぎるという話から、 フランスの柔道は酷すぎるという批判もあり、 開会式に至ってはかなりの批判が寄せられてしまった。 そろそろ、おフランスを美化して勘違いをするのをやめる潮時という事でしょう。 また、フランスと言えばフランス革命を連想する人も多い。 フランス革命については、かなり批判的に見る人も多い。 エドマンド・バークによるフランス革命批判は有名だ。 フランス人の多くがフランス革命を誇りに思っているのであれば、 どうしてベルサイユ宮殿などを破壊しなかったのだろう。 ということで、自分はフランス人にはあまり良い印象を持っていない。 意地悪な人が多い印象が有るからだ。 ただし、フランス人にも、とても謙虚で温厚な人もたくさん居る事は忘れてはいけない。 そういう人はだいたい、日本文化に共鳴してくれる人だったりする。 他人を尊重する態度が有る、という事ですね。 欧米と日本を比較して「やっぱり日本はきちんとしているな」と思うのは、 戸籍とか結婚についてだ。 そもそも戸籍簿というものが無い国も多く、また、結婚も事実婚が多い国も多い。 このあたりなどはやはり、日本人はきちんとしないと気が済まない性分なのだと思う。 また、欧米人で良く見受けられるのは、ルールを作っても守らない、という事だ。 また、自分の都合でどんどんルールを変えようともする。 日本の場合、一度ルールを作ってしまうと何が何でも守ってしまって、 実態にそぐわなくなってもルールを変更しようともしない。 何か人命が損なわれる様な事故でも起こらない限りずっとルールは守られてゆく。 日本に来た外国人が驚く事の一つに、電車が時間通りに来る、というのが有る。 そもそも時間通りに来るのが当たり前なのではないだろうか。 時刻表が有っても守らないのでは時刻表の意味が無い。 こういう、テキトウさ、自分勝手さ、は、日本流から欧米流にした色々な所で見られる。 日本の企業はオーナー社長がその人の道徳を含む価値観で、会社を大事に育て、 社員も大事に育てるものだった。 お客に喜ばれる為に仕事をし、それによって会社を長期的に育て、 その為に社員も大事にしてきたのだった。 けれど今ではすっかり欧米流の「株主資本主義」になってしまった。 業績の良さそうな会社を買収し、そこで短期的な利益を上げさせる。 長期的に育てる視点は無く、ただ単に合理化などをして一時的に業績を上げて利益を得たら売ってしまう。 良い会社になろうとするのではなく、株価を一時的に上げて利益を得たらバイバイなのだ。 こんな価値観だから、正社員を大事にするよりも派遣社員のほうが使い勝手が良く、 働く人のモチベーションも待遇もやりがいもどんどん下がってしまう。 こんな話をしていると、竹中平蔵の顔が思い浮かんで来る。 個人的には人材派遣会社というのは、社会にとって最悪な商売だと思っている。 スポーツの世界でも欧米流にしたための堕落が散見される。 パリオリンピックでも批判された柔道もそうだ。 柔道ではなくなり、JUDOになってしまった。 日本剣道連盟がかたくなにオリンピック種目にする事を拒んでいるのは、これが理由なのだそうだ。 自分の身近なところでもこういう例は有る。 競技エアロビクスだ。国際体操連盟傘下になってから、 どんどんエアロビクスではなくなり、 どんどんアクロバットに成り下がってしまっている。 なんでもかんでも欧米のマネをして自分の首を絞めているのが今の日本だ。 政府は今後、欧米の失敗をお手本にして、どんどん移民を入れようとしている。 これは財界の圧力によるものなのだろう。 とにかく労働力を安く使いたいだけ。 その結果起こる大きな社会的損失など知った事ではない。 社会や文化の破壊をするのが先進的だと思い込んでしまっている様だ。 欧米では交通事故を起こした時に絶対に謝ってはいけない、などと言われてきた。 裁判で不利になるからだ。 けれどそれを反省して、「say sorry」きちんと謝ろう、 という機運が出てきた事が有ったが、それももう、どこかへ消えてしまった様だ。 欧米流にする事でモラルハザードを招き、社会が疲弊する。 そうなれば人々は不幸になるばかりだ。 日本の政治や経済のリーダー達には、幼稚園から道徳教育をやりなおして貰いたい。 フランス人にも素敵な人が居ます。 アマンディーヌのお母さんなんて、ほんとに素敵な人ですね。 https://www.youtube.com/watch?v=fiyXzWdZSyM
注 デンマークはその後、引き渡しを決定したそうです
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