テレビのニュースや報道番組は、嘘も多く、非常にレベルの低い報道をするので、
見ないほうが良いと人にも言っているし、自分も見ないのだけれど、、、。
一応、念のため、毎日夜7時のNHKニュースを録画してあって、一応見ちゃっているのだ。
見ていていつも、突っ込みどころが有る。
今は毎日、能登の地震のニュースから始まる。
その報道がねぇ、、、情緒的過ぎるのだ。
そりゃあ震災に遭った人達の苦しみは大変なものだし、深く同情もするのだけれど、
これは報道番組であって、ワイドショーとかでは無いのだ。
もう少し情緒に訴える様な事ばかりではなく、きちんとした報道をして欲しいと思う。
客観的で科学的で論理的な報道が必要だと思う。
この傾向は日本のテレビにはもう、体質的に染みついてしまっている様だ。
テレビマン特有の感覚なのかもしれない。
これをやればウケる、みたいな感覚、、、、。
そうではなくて、報道をして欲しいと思う。
災害のニュースだけでなく、トップニュースでローカルな事故をやったりする事も有る。
ただいま入って来たニュースです、と、非常にローカルな交通事故などをトップで報じたりする。
何人かの人が亡くなった事故ではあるけれど、事故なら毎日どこかで起きている。
全国ニュースであるのだから、情緒に流されてこういうものをトップニュースにするべきではない。
「お涙頂戴」などと悪口を言われる事が有るこの様な情緒的な報道は、やはり報道とは違うものだ。
ただ、視聴者からの声も有るのだろうと想像する。
こんなひどい事故が起きて人も死んでいるのになぜ報じない、と言われたりもするのだろう。
けれど、これは報道です、全国ニュースです、ときっぱり言えば良いと思う。
被災地の苦しみも報道に入れても良いけれど、そればかりではニュースではなく、
ワイドショーになってしまう。
こういう傾向は日本特有なのかもしれない。
というのは、欧米の報道を見ると、もっと冷静で論理的で科学的だ。
こういう情緒に流される体質というのは、有る面では長所でも有るのは解る。
同情心が深く、情に厚いのは良い事だ。
けれど、報道は報道として、客観的にやって欲しいと思う。
情緒に流される体質が染み込んでしまっているから、政治の報道などでも、
ちょっとズレた事が起こってしまう。
山本太郎氏がまだ来ないでくださいと言うのに現地に行った事など、
これを「素晴らしい」と思ってしまうような、ちょっとズレた感覚。
そして日本のマスコミは海外ニュースのレベルが低い様だ。
イタリアの首相を「極右」と表現したりする。
「極右」と聞かされると、なんか悪い人なんだろう、と思ってしまうのではないか。
マスコミの様な左寄りから見れば極右なのだろうが、公平に見れば通常の保守派だ。
これはトランプ氏についても言える。
なぜか日本のマスコミは「トランプは悪い奴だ」という前提で報道している。
あの無能なバイデンを持ち上げて有能なトランプを下げるのは一体なんなのか。
バイデンがなぜ無能なのかと言えば、ウクライナ進攻を止められなかったこと。
アメリカは手を出さないと先に言ってしまったという大失態。
その他経済を停滞させる環境政策や移民の問題などについても言える。
これはパレスチナとかハマスとかについても言える。
パレスチナは抑圧されたかわいそうな人々だからこれが正義なのだ、
という前提で報道してしまっている様に見える。
10月7日に何をやったのか忘れたのだろうか。
一般人を襲撃し、女性を凌辱し、死体を晒して歓喜していた。
あれはテロだ。
ハマスはテロ集団だ、という視点が抜けて、イスラエルは悪い奴らだ、
という前提がいつも見えている。
かわいそうな人、弱い人がいつも正義だと思って情緒に流された報道をする。
昔からテレビは強い批判を受けている。
以前はテレビ朝日の報道ステーションなどが批判のやり玉に挙がっていたが、
最近ダントツなのはTBSのサンデーモーニング、と、報道特集、
さらに、池上彰の番組などだ。
びっくりする様なウソを平気で喋っているので、本当に注意したほうが良い。
テレビは未だに影響力が強い。
テレビを作る人も観る人も、情緒よりも、事実を冷静に見つめる、
という体質を作っていかなくてはいけないのではないだろうか。
テレビの報道を見る時は眉に唾をつけて見る必要が有る。

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