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令和5年10月10日 人生は何で決まるのか 子供の自立と保護の間 |
自分は小学生低学年の頃に両親が離婚し、中学生になる頃には家が破産し、 中学生の時から一人暮らしの自炊生活をしてきた。 バイト先の先輩と飲んでいる時にそんな話をしたら、 「親は有っても子は育つ」って言うんだよ、と言われた。 「親は無くても子は育つ」じゃなくて、親なんて無いほうがよっぽど良く育つんだ、と。 さて、そういう自分の人生を今振り返ってみて、 そういう状況が自分の人生にどういう影響だったのか考えて見ると、、、。 両親が離婚もせず、破産もせず、お坊ちゃまのまま育ったらどうだったか考えると、 えらいワガママな人生になっていたかもしれないと思う。 一方で、ずっと一人暮らしをして、周りに大人が居なかった為に、 進路進学について自分1人で考えて失敗した面も有るとも思う。 なので、どっちもどっちなのだと思うのだ。 だから、親は居ても居なくても、どっちが良いかは分からない。 あんまり過保護に育ち過ぎて、びっくりするくらいワガママな人間も良く見る。 家庭環境が悪かった為にグレたり道を踏み外してしまう人間も良く見る。 自分の場合、小さい子供の頃はお坊ちゃま育ちだったので、 そもそもグレたりする人間性ではなかったと思う。 そして、いつも1人で生活していた為に、 読書をする機会や思索をする機会が多かったのは良かったと思っている。 けれど、大人のアドバイスが無かった為に、別に大学なんて行かなくていいよ、 仕事なんて好きな事すればいいじゃん、と、無計画な社会人になってしまった。 だから、どっちが良いかなんてわからないのだと思う。 ただし、ワガママな人間に育つのは本当に良くないと思う。 だから、子供の頃から多少は苦労した方が良いのではないだろうか。 今、こういう吞気な世の中にあっても、「ヤングケアラー」と呼ばれる子たちが居る。 片親で、その母親が病気で働けず、中学生の長男が1人で炊事、洗濯、などをして、 弟の面倒も見る生活をしている。 やっぱり人間として、そのくらいのほうが良いのではないだろうかと思うのだ。 ただ、学校に行って部活もやって勉強もして炊事も洗濯も弟の世話も母親の世話もやる、 というのはあまりにも大変過ぎると思うので、 ここは社会が何らかの援助をしないといけない。 そんなわけで、子供はあまり甘やかさずに、過保護にならないように、 自分の事は自分でやって、自分で考えながら大人になっていったほうが良いのだと思う。 そういう生活だと、いわゆる出世コースからは外れてしまうのだけれど、 人間の幸せはそんな所に有る訳ではない。 埼玉県で変な条例を作ろうとして騒ぎになって、条例案を取り下げにしたそうだ。 子供だけで留守番をさせると虐待になる、というような、そんな条例を作る必要が有るのだろうか。 親の手伝いをしたり、留守番をしたり、子供はそうやって経験を積んで大人になるだ。 また、もしそれに近い条例を作る事が有っても、ケースバイケース、色々事情が違うはずだ。 自分の様な昔の人間から見ると、今の日本人は本当にワガママジコチューになってしまっている。 もう少し自分の力で生きる事を子供の頃から教えても良いのではないだろうか。 埼玉県虐待禁止条例改正案は一概に言えない事ばかり、どっちが良いか解らない事ばかり、 ケースバイケースで違う事ばかり、なので、条例にするのはどうかと思う。 条例案が取り下げになった、という事について、多くのレスは条例案には否定的です
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