令和5年8月27日. キツめの有酸素運動をする意義 一生モノの体力と若さを保つ |
25年以上前、自分が現役でエアロビクスインストラクターをしていた時、 週に13本のレッスンを持っていた。 13本の内訳は、 アクアビクス1本、ステップ2本、ローインパクト1本、リラクゼーション1本、 残り7本はたくさん走るハイインパクト。 午前中に1本やって、その後移動して別のスポーツクラブで夜に1本やる、と言う感じだ インストラクターになる前、会員として受けていた時も、 仕事が終わって夜にティップネスに行って毎晩2本ずつやっていたので、 やはり週に13本くらいやっていた。 食事は毎食二人前食っていたけれど、これだけやっていると、いくら食っても全然太らない。 凄い体力だったと思う。 昔の凄くキツいエアロビクスをずっとやっていた人はみんな、見た目が物凄く若い。 見た目年齢は実年齢マイナス20歳、みたいな感じだ。びっくりする程若かった。 エアロビクスをやる効果として良く言われるのは、 脂肪燃焼、心肺機能、循環器系機能の強化、筋持久力、生活習慣病の予防、などだが、 一番実感するのは「肌が綺麗になって若さを維持できる」という事だ。 脂肪燃焼については、週に13本もやっていれば、 それもキツめのをやっていれば確かに太らないけれど、 でも、週に3回くらいで食事をたくさんとっていれば痩せる事は出来ないと思う。 なので、自分はインストラクターとして、痩せる為にエアロビクスをする事はお勧めしない。 痩せたい人は運動よりもダイエットをしましょう。 エアロのイントラというのはフリーランスで、収入も良くない。 さらに、午前中に1本やって、その後移動して別のクラブで夜に1本やる、 というような感じなので、一旦帰宅したりも出来ず、 体力的にも目一杯なので他の仕事をする体力も時間も無く、経済的に悲惨だった。 そのため、経済的にもう、どうにもならなくなってイントラを辞めたのだった。 その後、一切運動せず、仕事しかしない20年を過ごしてしまった。 体重は90キロ近くまで増えてしまった。 そして病気をして、入院する事になり、会社をたたんだ。 丁度年金を貰える年齢になっていたので、それを機会に年金とアルバイトの生活になった。 そこでまた運動を再開しようとスポーツクラブに入会したのだけれど、 年月が経ち、エアロビクスがすっかり変わってしまっていた。 運動強度が低く、ダンスの様な事ばかりしていて、汗も出やしないのだった。 じゃあ、自分でやろう、という事でエアロサークルを始める事にしたのだった。 20年のブランクが有るので、最初はキツかったけれど、 「身体が覚えている」という事を実感した。 覚えているのは、動き方などだけでなく、 身体が覚えているのは体力も含まれている事を実感した。 若い時につけた体力というものは、一生モノなんだなあと思った。 筋トレをして一生懸命筋肥大をさせても、トレーニングを止めるとどんどん筋肉は落ちてゆく。 けれど、総合的な体力というものは、一度高く上げておくと、 ゆっくりと減っていくので、かなり長持ちする、という事だ。 体力が有る、というのはどういう事かと言うと、 運動をして身体を鍛える為には体力が無いと出来ないということ、 病気などをした時にも体力が有ると回復が早いことや重症化しないで済むこと、 フットワークが軽くなって人生の色々な場面で前へ進めること、 など、とてもとても重要な要素なのだ。 そういう訳で、自分がずっとやっていたエアロビクス、それも昔のキツいエアロビクスは、 一生モノの体力を得る事が出来るという事と、 若さを保つという事が最大の効果だと実感しています。 けれど年齢が進むにつれて、だんだん体力も落ちて来る。 人生でずっと20歳くらい若く見えていた自分も、 最近はだんだん年相応の見た目に近づいて来た。 どこかで見た目年齢が実年齢に追いつくのだろうと思うが、 その時は実年齢相応にしようと思っている。
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