かわいひでとし日記
思うこと、こころもち、脳内風景
2015.03.23 昭和感
役者の輝き
いつからだか忘れたが、ずっと芝居が好きなんだ。
初めて歌舞伎を観た時の感激は今でも覚えている。
若かりし頃はハリウッドの映画も良く観ていたっけ。
未知との遭遇を観終わった後、
茫然として、何だかわからなくなってしまったの も良く覚えている。
古い日本映画が大好きになったのはいつからだったろう、、、、。
自分が生まれるより前の古い日本映画が大好きになった。
それとともに、ハリウッドの娯楽大作がばかばかしく見える様になった。
そんなわけで、テレビドラマも気になったものは観たりしているのだけれど、
なんだろう、民放のドラマだとなかなか良いと思うものに出会わない気がする。
「仁」はハマって観ていたが、「半沢直樹」は特に良いとも思わなかったかなあ。
そんなわけで、ドラマはNHKだったりする。
NHKの演出部は結構優秀だな、と思ったりする。
この前やっていた「紅白が生まれた日」は、なんだかとても面白かったなあ。
http://www.nhk.or.jp/dsp/kohaku/
GHQが、検閲して禁止しまくったのです。
あの頃の歌舞伎は殆ど全部上演禁止にされて、一部のおどりくらいしか
やるもの が無くなってしまったのでした。
なんか、日本人って面白いなあと思うのは、この終戦直後の頃ですね。
なんというか、ホントにお気楽な人々だったりする。
昨日まで敵だった「アメリカさん」と、なんだかんだ仲良くやってたりする。
そんな意味も含めて面白いドラマだったし、
松山ケンイチを良いと思ったのはこれが初めてだった。
とても良かった。
本田翼も、かなり良かった。
「マッサン」の一馬役、堀井新太くんも結構良かったなあ。
うまくはないけれど、な
んか良かった。
いつも思うのは、演技力なんてものはどうでも良くて、
人柄がにじみ出る様な、だったり、
味わいだったり、
演技はド下手なのになんだかいいなあ、と思ったり、
役者って人間性とか愛嬌とか、何かそういうものが大事なんだな、と。
マッサンのプロでデューサーの言葉によると、堀井新太を抜擢したのは、
「昭和 感」が決め手だったのだそうだ。
なるほど。
そう考えてみると、若い役者が昔の日本人の役をやると良く見えたりするのだろ
うか。
なんか、そんなことって有るかもしれない。
そうだよ、それは有るかも。
現代劇って難しいんだ。
それとも、昔の日本人が魅力的だったのだろうか。
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