かわいひでとし日記
思うこと、こころもち、脳内風景


2014. 11.06        経済音痴の社会、経済考


全世界の富の40%を1%の人間が所有している。

そりゃそうだろう、能力その他の個人差って、ものすごく大きいからねぇ。

どんどん金稼ぐ人は稼ぐし、貧乏な人はずっと貧乏なのだ。

能力が高ければ金もたくさん得るのは当たり前と言えば当たり前だ。


格差社会とか言われて久しいけれど、色々な個人差というものは、目を覆わんば

かりに大きいと思う。

能力の有る人と無い人の差、頭のいい人と悪い人の差、

ちゃんとした人とちゃん としてない人の差、学力の差、

生まれ育ちの差、素養の差、体力の差、、、、。

この個人差というやつは、ほんとに大きいと思う。

どうしようもなく大きいと思う。



自由主義とか民主主義とか、平等とかなんとか、

名目だけは大昔とは変わったか もしれないが、

大昔から、個人差の構造は変わっていないのだ。

搾取する側とされる側に変わりはないのだ。


人間はみんな平等だ、というのはイコールオポチュニティニティという事であっ て、

誰でもみんな受験する事はできますよ、でも、あなたは受からないけどね、

という事なのだ。


今、資本論が見直されていると雑誌に書いてあった。

しかし、人間がやることだ、理想の世界は訪れない。

共産主義が失敗したのは、人間だからだ。


宇沢弘文さんが亡くなった。

効率優先の現代社会を批判して、「社会的共通資本」の概念を提唱した。

まことにもって一理有ると思う。

教育、医療、電気、水道、などなど、

これらを経済の原則から外して「社会的共通資本」 とする、という考え方だ。

ごもっともだと思う。

しかし、どうやって、、、、。


そうやって考えてみれば、国の借金は、国が自分で働いて自分で返せば良いのだ

と思うのだ。

貧乏人から税金を取ったって、どうなるものでもない。

昔有った、塩やタバコの専売公社みたいなのを国がやったらどうなのか、、、。


日本のGDPは世界第3位だそうだ。

第2位の中国に大差をつけられての第3位。

しかし、国民1人頭で割ると、はるかに下がって24位なのだそうだ。

そりゃそうだろうと思う。

日本人は昔は勤勉だった。

今は違う。

目を覆わんばかりの個人差をまず小さくしなくては、何も出来ないのではないの か。

教育、躾、素養、学力、このあたりの差を小さくしていかないと

何も始まらない 様に思う。


カレンダーを見たら今月は3連休が2回も有る。

1週間は7日しかないうちの2日を休んでしまう極楽とんぼ。

1か月が30日しかないのに、2回も3連休を取るという極楽とんぼ。


格差が有るなら有るで、金持ちは週休2日、貧乏人は隔週1日休、と、

格差を付け なければいけないのではないか。

貧乏人まで一緒になって休んでいてはいつまでたっても貧乏人のままだ。


地震、津波、火山、そいうう大災害が必ず来るが、自然災害だけではなく、

何か新しい、社会の大転換が起こるのかもしれない。

テレビやネットを見ていて、色々なものが行き詰っているのを感じる。

世界的にも、かなり行き詰っている感じが有る。

あまり遠くない時期に、大きな転換が有る様な気がする。



 


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